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新潟の旅 2.豪農の館「北方文化博物館」に行く

新潟の旅の続きです。新潟市内からバスに乗って農村地帯にやってきました。
豪農の館「北方文化博物館」の大きな長屋門を入ったところです。
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玄関に続く通路の脇に見事な松が有って、
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入ってみると、巨大な大広間!
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長い縁側と見事なお庭です。
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庭の眺望を遮らないようにコーナーの柱は有りません。
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明治22年に出来た、ちょっとしたお城のような家。美しい屋根瓦です。
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地図です。今は新潟市内で江南区沢海(そうみ)2丁目ですが、
江戸時代は新発田藩の支藩が置かれた所だそうです。


伊藤家が所有していた1385ヘクタールの田んぼの分布図です。
戦後の農地解放で手放しましたが、とっても広大、戦前は新潟県で一番でした。
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所有地の明細です。田畑以外に山も持っていて、
江戸時代から地主以外に、藍の商売や雑穀・質屋・倉庫業も営んでいました。
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美しい壺です。
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大きな蔵です。
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大きな藤棚には涼しい風が吹き抜けます。
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あやめと蓮の池です。
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とっても見ごたえのある見事な家でした。

阿賀野川の土手を上がって、バスに乗って戻ります。
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次回はギリシャ編へ。

by ciao66 | 2018-06-29 08:03 | 中部地方 | Comments(8)

新潟の旅 1.萬代橋と信濃川、昔と今

ギリシャ旅行記の途中ですが、気分転換で新潟の巻です。
新潟で有名な橋といえば萬代橋ですが・・・
これは初代の橋の橋げたで、当時はもっと長い橋でした。
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ということは、よく考えると・・・
上の写真に写っている範囲は当時は全て川の中!

初代は木製で全長782m、明治19年に出来ました。
それまではなんと渡し船でした。
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当時の地図です。「現在地」と書かれたところが昔の橋のたもと、青塗りが現在の川幅で307m、初代当時は782mですから、昔の信濃川は今の倍以上。
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欄干は昔の様子を伝えています。
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昔は川中だったというところを歩いて、現在の萬代橋へ向かいます。
写真右手のメディアシップに展望台が有って・・・
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メディアシップからの眺めは市内が一望です。まずは萬代橋方向から。
向こうの水平線は日本海、視界が良ければ佐渡島が見えるのですが、それは見えず。
この日は橋を渡った左側、ホテルオークラ新潟に泊まりました。
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下流方向はこんな感じで、右手背の高いビル、朱鷺メッセの有る万代島は、
昔は文字通りの島でした。
今では陸続きですが、右手の水路が手前までずっと伸びていた。
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昔の様子が良く判ったところで、三代目の萬代橋を渡りましょう。
河畔は気持ちのいい遊歩道です。
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対岸ははるか彼方・・・結構長い橋です。
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途中で振り返ります。
手前に見えているビル全部、昔は川の中!
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信濃川の対岸、ホテルオークラ新潟に到着。泊ったお部屋です。
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夕食は、ホテルの中華のお店で。
サービスで付いてきたカクテルです。
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上品なお味で美味しかったのですが、上手く撮れたのはこの一枚だけでした。
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(予定を変更しました)次回は新潟編の続き・・・豪農の館「北方文化博物館」の巻
その次にギリシャ編に戻ります。

by ciao66 | 2018-06-27 20:35 | 中部地方 | Comments(0)

3日目 (2)ケラミコス遺跡とリュケイオンに行く

地下鉄に乗ってやってきたのは、オリーブの木が美しいケラミコス遺跡です。ここは古代のお墓の有ったところで、ケラミコスの名前は陶工がそばに住んだことに由来します。
どんな所か見て見ましょう。
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広大な敷地に遺跡が広がります。
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遺跡の博物館に入りました。目を引く牡牛の彫像でしたが、これも実はお墓!
牡牛は酒の神ディオニュソスのシンボル、お酒好きのお墓でしょうか?
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陶器の花瓶?
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見事な彫刻が施された墓石ですが、
二人は姉妹だったそうです。
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これは石柱、お墓ではなさそう。
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日差しが強いので大変なのですが、ちょうどいい木陰が有りました。
ここを通る道は古代ギリシャの時代からある街道です。
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イチジクの木だそうです。イチジクにしては巨木ですね。
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暑い中を遺跡の端っこまでやってきました。
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案内板が有ります。昔の様子はこうだったと。
ただの墓地ではなく市民のための大きな施設が有ったようです。
ここは古代アテネの西の玄関で、街道の分かれ道でした。
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Pompeionという建物が有った、その礎石でしょう。結構巨大です。
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遺跡に咲く薄紫の美しい花でした。
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 地球の歩き方では共通入場券は5か所有効と書いて有ったので、
ここが最後のポイントだと思っていると、
窓口の女性「まだもう一か所有りますよ」・・・6か所有効だったのです。
リュケイオンというところが残っていました。
それでは、そこへ行こうと、1号線のテセイオン駅から乗車して・・
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3号線のエヴァンゲリスモ駅で下車しました。
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ジャカランダの花が咲く道ですが、グーグルマップの表示する入り口はこの辺りのはず。
でも、グーグルもあてにならないことが有って、その辺に入口は有りません。
通行人に聞いたら、戻って右へ曲がったところだと。
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右手向こうの建物付近まで行って、戻ったのです。
大通りの途中にあった入り口を見落としていたようです。
美しい緑のお庭の真ん中に遺跡が有るようです。先に進むと・・・
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美しい花が咲く散歩道です。
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アリストテレスは、散歩道を歩きながら、弟子たちと哲学や学問の論議を交わし、逍遥学派と呼ばれました。その地がここだったのです。
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アリストテレスの学園、リュケイオンの復元想像図ですが、生徒がレスリングをしているのは、体育館(ギュムナシオン)も兼ねていたからです。
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昔は周囲の様子が全く違っていたでしょう。ちょっと想像が難しいのです。
でも散歩を楽しめたとすれば、やはり花や木々もある美しいところだったでしょう。
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入ってきた入口とは違う入口には、こんな素敵なレストランが有って、そこはビザンティン&クリスチャン美術館の中庭でした。
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煙かったテラス席を敬遠、屋内に入ります。
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ヨーグルトとパンです。
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アートなギリシャ風サラダです。美味でした。
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午後はアテネを離れてペロポネソス半島へ

次回は「アテネからスパルタへバスで移動する」の巻です。

by ciao66 | 2018-06-24 17:10 | 不思議の国ギリシャ2018 | Comments(2)

3日目 (1)美しい聖エカテリニ教会と巨大なゼウス神殿

ギリシャの旅の3日目、街歩きの途中で、ガイドブックにない素敵なところを見つけました。聖エカテリニ教会です。
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Εκκλησία Αγίας Αικατερίνης  エクレシア・アギア・エカテリニ と読みます。
( エクレシア=教会、アギア=聖 )

敷地内には古代遺跡が有り、その遺跡のうえに中世の教会が有ります。
この歴史の重なり具合がなんとも素晴らしい♪。
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古代には女神アルテミスの聖域だったところに、
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11世紀に聖人テオドロスに捧げられた教会が建てられ、その後18世紀に教会はシナイ山の聖エカテリナ修道院に寄進されて、聖エカテリナ教会になりました。
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アーチのリズムが美しい。
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堂内の様子です。
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美しく掃き清められ、緑が美しいお庭で、
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無邪気に遊ぶネコにも癒されて、
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ブーゲンビリアの花もちょうど花盛りで、
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心休まるような素敵な教会でした。
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グーグルマップでは赤いマークが聖エカテリナ教会ですが、たまたまそこを通りかかったのは、マップの右側の広大な敷地=ゼウス神殿から戻る途中だったのです。
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そのゼウス神殿ですが、巨大でした。
アクロポリスの丘のパルテノンよりももっと大きい!
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ゼウス神殿は高さ17m、横幅108mと大きいのです。
パルテノンは高さ10.5m、横幅70m。
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全知全能の神ゼウスには敬意をちゃんと払って、アテネ最大の神殿を捧げたのでしょう。
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ところで、冒頭の聖エカテリナ教会から地下鉄のアクロポリス駅に向かう途中、
ディオニソス劇場を見落としていたことを思い出したのです。

初日は入場口を「スルーパス」してしまい、共通入場券は後で買ったので、幸いこの分がまだ残っていました。
上から見たのはこの眺めでしたが、肝心の現地はスルー(汗)。
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丘のふもとに有りますので、もうすぐそこです。
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古代の雰囲気のままというのが、素晴らしい。
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この日思い出して、見る機会が有って良かったのです。

続きはケラミコスの遺跡へ

by ciao66 | 2018-06-22 19:45 | 不思議の国ギリシャ2018 | Comments(4)

2日目 (4)国立庭園を散歩し、リカヴィトスの丘に歩いて登る

午後5時、リカヴィトスの丘に来ました。
海抜277mの丘ですが、そこからの眺めは絶景、
頂上は尖っているので、山と呼ぶのがふさわしいところです。
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1時間ほど時刻は戻り、国会議事堂裏の国立庭園に来たところ。
ちょうど、薄紫の美しい花「ジャカランダ」が満開でした。
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国立庭園はもとは王宮の庭園でした。ギリシャがオスマントルコからの独立後、バイエルンから国王を迎えて、当時は王国だったのです。

乾燥した土地のアテネですが、ここだけは別世界。
みどり滴る公園で、歩いていても気持ちがいいのです。
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「やれば出来るじゃないの!」と一瞬思ったものの
雨が少ない風土では、結構大変なのでしょう。

南国らしいソテツ?とても背が高かった!
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みどりの風情のある池です。
アテネらしくないかも?と思いつつも、やはり心が和みました。
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公園を抜けたところで、タクシーを拾って、リカヴィトスの丘へとお願いします。
「ケーブルカーですか?」とドライバー。「ケーブルカー、ノー」と私・・・
私は山腹をぐるっと巻く道を行き、丘の中腹辺りで車を降りようと思ったのです。
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英語がうまく通じません。ドライバーも私も、どちらも英語が得意ではありません。
地図を見せて、ぐるぐる山の周りをまわるジェスチャー(笑)
・・・これでちゃんと通じました!

走っている現在位置をスマホで確認しながら、
「ここで良し」と降りたところは、
グーグルマップで前もってチェックしていたポイントです。
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タクシーを降りたところから頂上までは標高差110mほど、普段から鍛えていますので?ひと息に登れるでしょう。つづら折りの山道を行きます。
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次第に木々が低くなり・・・
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木々の有るところを抜けて、岩場の辺りに差し掛かりました。
立体マップをご覧ください。つづら折りルートが判るでしょうか?
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途中で何人かに会いましたので、歩いて登る人も結構あります。
この辺りからサボテンが群生して、
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サボテンの花が咲いていました。近寄るととげが刺さります。
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さらに行くと、頂上が見えてきて、
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登り始めて15分後のこと、登頂しました!
素晴らしい眺めです。
風が気持ちよく吹きます。
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アテネの街が一望です。
パルテノンはもちろん、エーゲ海まで見渡せます。
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冒頭の写真ですが、Zenfone4の広角レンズで撮ったままだとこうなります。
(冒頭は両端をカットしました。)
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頂上には真っ白な教会が有ります。
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全体像はこんな感じで、
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フレスコ画が美しい教会でした。
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歩いて山から下りて、ホテルに戻って一休みしたあと、午後7時頃、「地球の歩き方」に載っていた近くの Byzantinó (Βυζαντινό )というレストランへ。
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テラス席は煙かったので、屋内に入りました。
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オーダーしたのはタコの煮物です。
新鮮で美味でした♪
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デザートの果物はオマケ!
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次回はいよいよ3日目。午前中はアテネ観光の続きです。
by ciao66 | 2018-06-20 13:06 | 不思議の国ギリシャ2018 | Comments(4)

2日目 (3)国立考古学博物館でミノア文明とミケーネ文明の発掘品を見る

躍動感あるラインで描かれているフレスコ画は、サントリーニ島で発掘され、
今は国立考古学博物館のミノア文明のコーナーに有る、アンテロープの絵です。
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 ミノア文明とミケーネ文明は総称して、エーゲ文明と呼ばれる海洋文明で、
そのうちミノア文明はBC20世紀頃に、エーゲ海の島に勃興し、

一方、ミケーネ文明の方はBC15世紀頃に、ペロポネソス半島に勃興しました。
 ミケーネはミノア文明を征服し、また伝説のトロイ戦争の当事者にもなります。
今回の旅ではミケーネの遺跡を訪ねる予定で、その予習もあって博物館に来たのです。

 ミケーネ遺跡から出土した、黄金のマスクです。
シューリーマンが発掘して有名なマスクですが、
実物もなかなか迫力満点で、この博物館のメインとなる展示物です。
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目をつぶったマスクと、目を開けたマスク。
印象が違います。
目を開けた方は異彩を放っているような感じ。
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飾りも黄金で出来ています。
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オリエンタルな感じもする人型の不思議なオブジェです。
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黄金の飾りの数々。
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シューリーマンが発掘した時の興奮が判るような気がします。
凄いね〜と、何度もじっくり見入りました。

こちらはミケーネの壺。
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ここからは、お隣の展示室で、
サントリーニ島で発掘された、ミノア文明の発掘品です。

タコの図柄の壺ですが 
これが本当のたこつぼ・・・?
とても海洋文明らしい壺ですね。
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ちょっとオリエンタルな感じのするフレスコ画です。
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この明るい色彩!
描かれているのは犬とイノシシ?
素晴らしいフレスコ画です。
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部屋全面にユリを描いたフレスコ画です。
地中海のイメージでしょう。
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Boxing children (英題)という壁画です。
この曲線と躍動感が素晴らしい。
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冒頭のアンテロープ(レイヨウ)の壁画。
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博物館にはギリシャ各地の遺跡からの出土品が多く有りますが、
一番印象的だったのは、ミノア&ミケーネ文明のコーナーでした。

博物館に着いたのはお昼頃でした。
館内のカフェで、サラダとピザをチョイス。
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ここはオリーブの木を眺めながら、リラックスできるところでした。
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見るポイントを絞ったとはいえ、結構時間は掛かりました。
考古学博物館の見学を終えたのは午後3時半ころ。博物館をあとにします。
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アテネのトロリーバスです。連接で走っています。
路線はとても判りにくく、バス停も探しにくいのです。
でも親切なアテネ市民に聞きながら、なんとか往復しました。
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次回は美しい国立庭園&リカヴィトスの丘の山登りの巻です。

by ciao66 | 2018-06-18 17:41 | 不思議の国ギリシャ2018 | Comments(4)

2日目 (2)オリーブの木陰が心地よい古代アゴラ

古代ギリシャの市民が歩いた昔の様子を想像できるところ・・・
古代アゴラ Αρχαία Αγορά は紀元前6世紀ころの遺跡で、オリーブや糸杉の茂る丘の上には紀元前5世紀から建っているヘファイストス神殿が有ります。
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古代遺跡には中世の遺跡も重なっていて、
これは聖使徒聖堂 Ναός Αγίων Αποστόλων Σολάκη という中世の素敵な教会です。
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中に入ってみると、古いフレスコ画が有り、
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見上げるとドームの天井にもフレスコ画が。
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日差しは強いのですが、朝9時過ぎなのでまだ、さほどではなく、
木陰では心地よい風が吹きます。
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この道はとても古い道で、おそらくソクラテスもプラトンも歩いた道。
その道が今もちゃんと残っています。
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こちらは古代の水時計でした。
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アテネでは何処へ行っても夾竹桃が美しいのですが、
このように古代にも咲いていたことでしょう。
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冒頭の写真ですが、アゴラの歴史を説明すると・・・
 アゴラとは「人の集まる所」を意味し、古代ギリシアでは市場や集会所などがある公共広場のことで、 アテネ市民にとって信仰の中心がアクロポリスであるのに対し、その麓にあるアゴラは生活の中心でした。
 ここには商店や評議会場、裁判所などの公的施設が置かれ、市民はここで商取引をし、政治家の熱弁に耳を傾け、様々な情報交換を行いました。
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ヘファイストス神殿の丘からの眺めです。
遠景はアクロポリスの丘で、手前の平地は古代アゴラ。
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ヘファイストス神殿はその形が良く残っていて、
そうか神殿はこうだったのかと良く判ります。
私はパルテノン神殿よりも気に入りました。
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中世はキリスト教会として使われていて、パルテノンのような爆撃も無かったので、
神殿の内部構造も良く残っています。中には入れませんが・・・。
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現代の航空写真です。
古い建物で現在残っているのは、神殿と先ほどの教会の二つだけですが、
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実は広いアゴラ内に、昔は建物が多数建っていたという復元想像図です。
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紀元前2世紀の建造物で完全に復元された、アッタロスのストアは当時の巨大な姿が実感できる建物でした。
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美しい列柱ですが、商店が並ぶアーケードとして使われていたと考えられています。
現在は博物館になっています。中に入ってみましょう。
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古代アゴラからの出土品でしょう。
BC1400年ころのもの。
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古代のワインクーラーだそうです。
エジプトのような模様がついています。
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これは面白いものでした。 κληρωτήριον (kleroterion)
横向きの穴に市民が持っている小さな円盤(ピナキア)を入れると・・・
当たりか外れかどちらかの色の玉が出てくる仕組みになっていて
当りくじを引いた人が市民代表として評議員を1年間務めることになっていました。
(博物館の説明では陪審員または裁判官なのかも知れません。)
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英文の説明文です。
英語版 wikipediaの説明はこちら
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「陶片追放」に使われた陶器のかけらです。デザインがなかなか面白い。
昔習った教科書では、僭主登場を防止するためということでしたが、
近年の有力説では貴族たちの激しい抗争を平和的に解決するための手段だったと。
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これは水時計です。
同じような器を上下二個並べ、上下をパイプを繋いで、水を流して時間を計ります。
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柱のあとだけ残る巨大建築物ですが、
柱のレリーフが見事でした。
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アテネの遺跡の中では私が一番気に入った所かな・・・

次回は国立考古学博物館の巻。

by ciao66 | 2018-06-16 20:58 | 不思議の国ギリシャ2018 | Comments(6)

2日目 (1)アテネの地下鉄に乗ってみる

 アテネの2日めは、遺跡巡りの続きと、考古学博物館、国立庭園、リカヴィトスの丘の山登りと盛りだくさんですが、遺跡巡りが続いて、飽きたかもしれませんので、今回は地下鉄編ということに。
 シンタグマ広場のキオスクで切符を買おうと思ったら、ここでは売っておらず・・・
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広場を横断して、地下鉄の入り口へ・・・
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券売機で切符を買って、ホームに降りました。
右側通行なので、画面左手から電車が現れます。
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アテネ市民が乗り込みます。私も・・・
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車内の様子です。モナスティラキ駅に到着したときに、
乗客が降りようと横を向いたタイミングで、撮りました。
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まだ改札内の通路。ここを行くと・・・
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駅構内に遺跡が突然に姿を現しました。
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さらにエスカレーターを上がり・・・。
(ギリシャ語の出口は Έξοδος ・・・エクソドスと読みます。)
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改札口でピッと言わして出場。
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切符は自動販売機で買います。画面下のイギリス国旗をタッチすれば英語表示に。
一日券の時はクレジットカードで買えますが、一回券だとユーロキャッシュが必要で、
切符は名刺大の大きさでした。
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モナスティラキ駅の改札口の天井画ですが、ちょっと不思議な感じ。
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アテネの地下鉄に乗りましたが、一駅分だけでしたので、結局は歩いた方が早かったようです(笑)。
駅前の様子です。目的地は正面奥なのですが、方向感覚がちょっと判りません。
お店の人に英語で聞いてそちらを目指します。
英語はちゃんと通じます。アテネの場合は、ほとんどの場面で。
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目的地に到着。ここは、ハドリアヌスの図書館。駅からすぐでした。
案内板は昔の復元図です。現存するのは、この右側の壁だけなのですが・・・
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神殿のような列柱と大きな壁です。
ハドリアヌスはあのローマ皇帝のハドリアヌスです。
在位117年~138年。
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そこらへんに転がる柱の石です。
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縦にして、撮ってみました。結構巨大です。
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ハドリアヌスの図書館からずっとお土産物屋さんが並んでいます。
遠景はアクロポリスの丘。
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線路を渡る橋から撮りました。遺跡ごろごろです。工事が大変だったでしょう。
橋を渡るとそこは・・・古代アゴラ遺跡です。
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画面上端中央Mのマークがモナスティラキ駅。その右下の区画がハドリアヌスの図書館。
左の大きな緑地の上半分は古代アゴラ。右下はアクロポリスの丘です。
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次回はオリーブの木陰が心地よい古代アゴラの巻です。

by ciao66 | 2018-06-14 20:05 | 不思議の国ギリシャ2018 | Comments(2)

1日目(6)ローマン・アゴラ は素晴らしい遺跡だった

アテネ1日目の続きです。午後3時半ころ一旦ホテルに戻って一休み、
もう陽が傾いて涼しくなったので、再び外出します。やってきたのは、
ローマン・アゴラ Ρωμαϊκή Αγορά ・・・遺跡にたたずむ女性が絵になります。
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その少し前、街中の通り道で発見したのは、
ミニサイズの教会・・・アギオス・エリフテリオス教会。
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12世紀の建物だそうです。質素な石造りが印象的でした。
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さて、ローマンアゴラの続きです。中央に見えるのは「風の神の塔」。
遠景はアクロポリスの丘。
ここは石がごろごろ、遺跡の中を自由に歩き回れる!こういう所は面白いのです。
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アゴラとは市場のこと、ローマ時代の市場ということで、
紀元前1世紀~紀元後2世紀ころの遺跡です。
アクロポリスは神殿でしたが、ここは庶民の街というわけです。
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並んでいる石柱は市場の建物跡でしょう。
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昔の想像図です。
赤いところがローマンアゴラ、その下の大きな遺跡が古代アゴラです。
これを参考にして、ちょっと想像力を働かせます。
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ここにどんなお店が並んでいたのか・・・。
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柱の穴がぽっかり・・・アートな苔が!
湿気の少ないギリシャで苔を見かけるのは珍しい?
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どの列柱も途中でちぎれています。
地震で倒れた?
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先ほど遠景から見た、風の神の塔です。
日時計と水時計、風見の三役を兼ねていた。
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自由に入れます。入ってみると・・・
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これは天井です。
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床です。
何がどうなっているのかさっぱり・・・。
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水時計の装置はもう有りませんし、頂上の風見鶏も取れてしまっています。
でも、見事なレリーフが残っていました。風の神たちです。
自由に空を泳いでいるよう!(画像はwikipedia からお借りしました)
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そこらへんに無造作に積み上げられた石。
ここは遺跡だ!という雰囲気を漂わせます。
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アゴラの中に小さな展示室があって入ってみました。
BC1〜AD2世紀頃のアテネの街の模型です。
中央上部の丸いのがアクロポリス、そのちょうど下、四角が並ぶのがローマンアゴラ、
その右に有る大きな白いスペースと周りの建物が古代アゴラです。
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AD2世紀初頭のローマ帝国はちょうどハドリアヌス帝の時代。
なかなかの好男子、実物はどうだか判りませんが・・・。
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当時ローマ帝国はほぼ最大領土の時代でした。
北はイギリス、西はスペイン、アフリカ、メソポタミア、トルコ・・・
もちろんギリシャも。
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領土図もWikipediaからお借りしました。
ローマはギリシャ文明を尊敬しつつ、パワーをなくしたギリシャを帝国の枠内に組み入れました。そんな時代の遺跡です。

午後6時過ぎ、古代アゴラの方は翌日回ることにして、ぶらぶら散歩しながらホテルに戻ります。
途中で発見したのは薄紫の美しい花♪・・・アテネのあちこちで見かけました。
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お昼に見つけておいた素敵なレストランに。
ちょうどスモーカーは不在で煙くは無かったので、
気持ちよさそうなテラス席に着きます。
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メニュが良く判らず(汗)・・・お隣と同じものを頼んでみる。あれを下さいと(笑)。
英語のメニューではdolmadesと書いて有りましたが、
ブドウの葉っぱでくるんだライス。オリーブオイルとレモンを利かせていました。
香りが良くさっぱりして美味しかったのです。
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前の日 別の日の朝ごはんです。(←間違えましたので写真は差換えました。)
よく似ていますが、ちょっと違うものも有り、連泊しても大丈夫かなという感じ。
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次回はソクラテスやプラトンが歩いたという古代アゴラの巻です。

by ciao66 | 2018-06-12 20:47 | 不思議の国ギリシャ2018 | Comments(4)

美しい田園風景@仙台郊外

 梅雨入りした仙台ですが、少し前に撮った写真です。
じめじめした梅雨は敬遠したいと思っていたのですが・・・
 ギリシャ旅行で日本とは全く違う乾いた風土を見て、
豊かな水に恵まれた日本、瑞穂の国というのを改めて感じました。
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by ciao66 | 2018-06-11 20:43 | 仙台散歩 | Comments(4)