ペンギンの足跡Ⅱ:東京散歩
2024-03-19T19:38:16+09:00
ciao66
旅行記を中心に記載します
Excite Blog
6. 赤坂から乃木坂かいわいを散歩する
http://ciao66.exblog.jp/33875666/
2024-03-19T19:31:00+09:00
2024-03-19T19:38:16+09:00
2024-03-05T09:58:31+09:00
ciao66
東京散歩
ここは草月会館とカナダ大使館に挟まれたところ。
ここは江戸時代は青山備中守の旗本屋敷でした。
お隣のカナダ大使館と、公園と、その背後も全部含めて1万坪で、
ピンク色で囲んだところ全部。
公園の案内図です。
日本庭園です。水かさが有れば、池が登場するのでしょう。
明治時代になると、広大な旗本屋敷跡のうち2000坪が高橋是清の邸宅になり、
その後、邸宅跡は今の公園になりました。
高橋是清翁の銅像です。
米国留学時代には、奴隷に売られるというびっくり事件の後、
苦労して帰国し、その後特許局長にまで昇進したものの、
その職を辞して南米に渡り、ペルーで銀山開発に失敗、無一文で帰国します。
その後、日本銀行に就職し、明治44年に日銀総裁にまで昇進し、
総理大臣を1回、大蔵大臣を7回務め、
昭和11年の「2・26事件」で凶弾に倒れました。
人生は波乱万丈でした。でも表情はいいですね。高橋是清翁記念公園の前は青山通りで、お向かいは赤坂御用地です。
御用地の中に、上皇の仙洞御所、三笠宮邸、高円宮邸、秋篠宮邸が有り、
面積は50ヘクタール=東京ドーム10個分=15万坪ほど、もとは紀州藩の藩邸でした。こちらはカナダ大使館です。(青山通り側)脇道側から見るととても大きい建物ですが、
もちろん、すべてを大使館で使っているわけはなく、
プラース・カナダビルという貸しビルになっているようです。
公園との際に有ったのは大使館のモニュメントでしょう。高橋是清翁記念公園から裏道を行きます。
ドイツ文化会館の脇をさらに先に進むと・・・
「新坂」の途中に、カンボジア大使館が有りました。
(今までの所は赤坂7丁目、ここから8丁目です。)
カンボジア王国の国章は、カンボジア王室の紋章と同じだそうです。急坂を登り、大使館のほうを振り返ります。
この付近はマンション街ですが、どこも坂道です。外苑東通りに出て、南へしばらく行くと、邸宅跡らしきところですが、
入れるようなので、公園になっているようです。案内板が有りました。旧乃木邸です。
日清・日露戦争を戦った陸軍大将乃木希典(1849~1912)のお屋敷でしたが、
乃木将軍の遺言により、公園として東京市に寄贈され、大正2年に開設されました。黒い板張りのようなお家です。建物の中には入れませんが・・・見学用の通路が出来ていました。
現存する家屋は、乃木大将が自らの設計により明治35 年に新築された、簡素を旨とする家だそうです。公園側から建物を見ます。
ここは大正元年(1912)9月13日、明治天皇大葬の日、乃木夫妻が殉死したところです。
現代の感覚では、天皇に殉死することもなかったように感じますが、
江戸時代に生まれた乃木将軍は、元は長州藩士でした。武士の感覚を持っていたのでしょう。今の乃木公園だけではなく、乃木神社を含めた全体が昔の乃木邸でした。
こちらは乃木坂側の鳥居です。
お参りをしました。境内の様子です。メトロ千代田線の乃木坂駅も、神社の敷地内に有りました。
便利なところに有る神社です。東京の街歩きはこれで終了、千代田線の二重橋前で降りて、三菱商事ビルを通って外に出ると、
おしゃれで透明な屋根が、景観も見えていいねと思ったのです。
東京駅から新幹線で仙台に戻りました。
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5. 岡本太郎記念館と青山散歩
http://ciao66.exblog.jp/33871687/
2024-03-16T21:41:00+09:00
2024-03-16T21:41:14+09:00
2024-03-04T20:51:01+09:00
ciao66
東京散歩
この旅で美術館は4つ見ましたが、すべて撮影はオッケーでした。
何を見たのか、ちゃんと記録に残りますし、
それを後から楽しむこともできるので、とてもいいことですね。
ここはヨックモックミュージアムから歩いて数分のところで、
美術館のはしごにはぴったりでした。続きを見てみましょう。(昭和のときの)大阪万博の『太陽の塔』のモチーフですね。
それとほぼ同時期に作られた壁画が、この『明日の神話』ですが、
実物は渋谷マークシティーの通路に有ります。
長さ30M、高さ5.5Mの巨大壁画の辿った歴史は数奇なものでした。(リンクのほうをご参照ください)
記念館の2階の様子です。こちらは岡本太郎が実際に使っていたアトリエです。
そう思うと感慨深いですね。ここに住まいも有ったようです。
岡本太郎のメモ帳が残されていました。どこで何をしたとか、あれこれと・・・お庭のほうも見てみましょう。所狭しとオブジェが並んでいますが、
それよりも私の目を引いたのは・・・。謎の植物?受付に戻って聞いてみると・・・
答えは バショウ の花 でした。見学を終えて、メトロの表参道駅に行く途中で見つけた中華料理店へ。
ちょっとおしゃれなワンタンの定食でした。このあたりは高級住宅地ですが、こういう門構えの家はいまや珍しく、
高級そうなマンションがずらっと並ぶところでした。表参道の駅近くに来ると、高級そうな店舗も混じって・・ユニークな建物は、プラダのお店でした。凝ったショーウインドーですね。
私にはあまり縁がなさそうなものを売っている?
青山通りに出ると、大通りは普通の街という印象だったのです。
次回は、表参道から銀座線に乗り、青山1丁目で下車して散歩の続きです。
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4. ピカソの陶芸を見る @ ヨックモックミュージアム
http://ciao66.exblog.jp/33871678/
2024-03-14T09:39:00+09:00
2024-03-14T09:41:40+09:00
2024-03-04T20:36:03+09:00
ciao66
東京散歩
お皿の真ん中はスペインらしく闘牛の様子で、ぐるっと取り囲むのは観客でしょう。
こちらはミュージアムの入り口ですが、
映画館の切符売り場のような雰囲気?次も似たような闘牛の絵柄ですが、黒地に白と、コントラストがはっきりしていますね。
「牛」はピカソの大事なモチーフだったようです。次は壺です。やはり槍を持った闘牛士が登場していますが、
まったく雰囲気は違いますね。
次のモチーフはフクロウで、
デザインがとてもすっきりしている感じがします。
もう一つのフクロウは水差し、
なんだか、にっこりしそうな作品でした♪
『イーゼルの前のジャクリーヌ』 ピカソの2番目の奥さんです。
見事にデフォルメされていますね。
四角いキャンバスに描かれたのとは雰囲気も違います。
これも牛でしょうか?
ほっぺたの黄色がいいアクセントです。椅子に座って、壁いっぱいのお皿を見上げます。
ここは気に入った作品をじっくり見られる部屋です。
まだ出来て3年ほどですが、なかなかいい美術館でした。
椅子に座ってどうぞという訳で、最後に記念撮影です。次は岡本太郎記念館の巻です。
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3. にょっきりと伸びた伸びた渋谷の街を見る
http://ciao66.exblog.jp/33871663/
2024-03-10T17:59:00+09:00
2024-03-10T17:59:21+09:00
2024-03-04T20:22:33+09:00
ciao66
東京散歩
渋谷ヒカリエ11階にある展望台から、向かいの渋谷スクランブルスクエアを眺めます。
展望は邪魔されていますが、無料なので良しとしましょう。
ヒカリエはもとは東急文化会館、すっかり変わりました。
連絡通路を通って、向かいの渋谷スクランブルスクエアに向かいます。
谷底からは新しいビル群だけが見えて、
余計なものが見えない、意外に新鮮なアングルでしょう。スクランブルスクエア側に下りてきました。
右手はハチ公前の広場です。
上空からいつもテレビ中継される、スクランブル交差点ですが、古い小さなビルが立ち並び、昭和の光景と変わらないような、今となってはちょっと不思議なところ、という印象でした。
このあとは美術館巡りになります。
次回はヨックモックミュージアムへ。
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2. 江戸城平川門 ☆ 一橋徳川邸跡 ☆ 東京国立近代美術館を見る
http://ciao66.exblog.jp/33871536/
2024-03-07T17:48:00+09:00
2024-03-07T18:25:30+09:00
2024-03-04T17:57:06+09:00
ciao66
東京散歩
奥女中が通るので「お局御門」、死者・罪人も通るので「不浄門」とも呼ばれ、田安・一橋・清水の徳川三卿の登城口でした。御三卿と奥女中と罪人・・・なんとも不思議な組み合わせです。
木製の橋、というのは今時とても珍しく、江戸時代をしのぶことが出来ます。
正面は毎日新聞社です。
現代的なビル街と、大きな擬宝珠(ぎぼし)が、時空を超えて?同居しています。
次の目的地の左手のビルに向かいます。
橋の袂から撮ると、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような光景です。お濠沿いに進むと、左手のビルは今は商社の丸紅のビルですが、昔は武家屋敷でした。
その証拠は・・・丸紅本社の脇には、「徳川一橋家屋敷跡」の石柱が有ります。裏手は、日本橋川に架かる「一ツ橋」で、昔は「一橋大学」はこの付近に有りました。
その頭上を首都高速が覆っています。
欄干の明るい色彩で、圧迫感は少し緩和されていますが。
冒頭の写真です。次の写真と比べて頂きたいのですが、竹橋に有る「東京国立近代美術館」の「眺めのいい部屋」から見た眺めは、額縁に入った展示品?
高さと距離があるので、すこし視界が広がりが有りました。いくつか駆け足で見学しました。
まずは、「春秋波濤」・・・一つの画面に様々な季節が同居しています。
左から、紅葉の山、桜咲く山、松の山。藤田嗣二の有名な自画像ボナール作「プロヴァンス風景」朝の散歩は終了、
わくわくフェスティバル(新宿区の児童館の合同発表会)で、孫娘がダンスをするというので、
新宿コズミックスポーツセンターにやってきました。
写真は掲載しませんが、じょうずに踊っているね、と感心し、
他チームの出し物も見て楽しんだのです。
ロビーには棒高跳びのオブジェが有りました。ここまで飛んだのだと!良く判ります。
記録が塗り替えられたら作り直すのでしょう!
ところで、娘の長男は今度中学生になります。希望の中学校に合格して、おめでたいことだったのです。
娘夫婦の家で孫たちとボードゲームを楽しんで、食事会の後は解散して、
目白のホテルメッツに宿泊しました。妻は足の調子が悪くて不参加でしたが、
次の日は珍しく我が息子と東京散歩です。
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1.「近代皇室を彩る技と美」 @ 皇居三の丸尚蔵館 & 江戸城本丸跡を見る
http://ciao66.exblog.jp/33871525/
2024-03-05T16:08:00+09:00
2024-03-05T17:15:34+09:00
2024-03-04T17:47:58+09:00
ciao66
東京散歩
上品で明るくてデザインが優れていますね。こちらは「七宝藍地花鳥図花瓶」です。
以下は説明は省略して、題名のみを記載します。
「鍵付き帳面」「雁置物」「琵琶湖・富士図」
「昭和度悠紀地方風俗歌屏風」のうち、伊吹山(春)と竹生島(夏)
同じく、瀬田川(秋)第二期の展示は3月3日までで、ぎりぎりセーフで見たのですが、
数々の名品を見せていただいて、すっかり目の保養になりました。
見学を終えた後は・・・
皇居東御苑に入りました。
江戸城の石垣が残っていて、背景のビル群との対比が美しいですね。坂道を登って、江戸城の本丸跡にやってきました。
今は広い芝生ですが、昔は大奥が有ったところ。早咲きの桜が咲いていました。川津桜だったようです。石垣だけが残る天守台を登ると・・・広々した本丸の全景が見えます。
白い石と黒い石が混じっていますが、
黒い石は3代目天守台から再利用した伊豆石で、
白い石は第4代目天守台のために調達した安山岩でした。
天守台の上まで来ました。
丸の内や大手町のビル群がよく見えます。
昔の天守の絵図です。3代目の天守で、
一番立派でしたが明暦の大火で焼けて、4代目の「天守台」だけは準備されましたが、「天守」の建物は再建されませんでした。
それは、江戸の町の再建に注力するために、よく考えられた決断でした。
想像力を働かせて、頭の中でイメージを膨らませ、4代目の無かった天守を乗せてみましょう。
天守台からすぐそこ、北詰橋から望む北側の眺めです。
石垣が高いので、ここからの景観は素晴らしい。南側の眺めもいい感じです。
ここから城内に引き返して、平川門(写真奥手側)に向かいます。梅見坂では梅はほとんど終わりかけでしたが、
数本だけ名残りの梅が咲いていました。平川門へは、入り組んだお濠沿いに、何度もクランクしながら行きます。
続きは、平川橋を渡って、一橋徳川家屋敷跡に行きます。
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3. 芝公園かいわいを散歩して、慶応大学三田キャンパスを見学する。
http://ciao66.exblog.jp/33626183/
2023-11-28T17:28:00+09:00
2023-11-28T17:43:16+09:00
2023-11-25T09:48:42+09:00
ciao66
東京散歩
勧進とは・・・
1.人々に仏道をすすめて、善に向かわせること。
2.寺社・仏像の建立(こんりゅう)・修繕などのために寄付を募ること。
今ではもっぱら、2.の意味で用いられるようです。
ここは徳川家の菩提寺で、将軍たちのお墓も多数並んでいて、本堂の舞台?からはパノラマの景色が広がります。江戸時代には「芝公園一帯すべてが境内」という、大きなお寺でしたが、
明治時代に新政府によって、縮小されたわけです。
だいたいの範囲を地図に丸印で示してみました。
訪日観光客が、各々ポーズを取りながら、東京タワーと一緒に写ろうとしています。
あまり知られていませんが、芝公園内には古墳も有って、
標高22mの芝丸山古墳の頂上では、樹木越しに都心が望めます。
ここが都内最大級の前方後円墳だという!
伊能忠敬の石碑も有りました。ずいぶん歩きましたので、今度はタクシーでちょっとだけ移動して、慶応大学三田キャンパスにやってきました。
東門の上が校舎になっているという、合理的な造りですが、美しいエントランスです。入ってみると、通路が立体的で、視角が変わります。
八角塔のある美しい建物は・・・
慶應義塾のシンボル的存在といわれる、「慶應義塾図書館 旧館」で、
今では見学可能な博物館になっています。入ってみると、中も立派です。階段にはステンドグラスまで!階段を上がると「福澤諭吉記念 慶應義塾史展示館」の入り口で、
福沢諭吉が出迎えてくれます。昔は閲覧室だった?書架が並んでいた?。
展示内容はこちらをご覧ください。こちらが正門ですが、やはり建物と一体化した門になっていて、下から見上げると、ガラス越しに景色が映って、圧迫感が緩和されています。
ここは狭いながらも、敷地を活用した、ちゃんと歴史も感じられるようなキャンパスでした。つぎは電車に乗って移動です。
都営浅草線の三田駅から、京浜急行直通の特急に乗って、京急横浜駅に着きました。次回は「 夜景散歩 @ 横浜港 」の巻です。
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2. 国会議事堂から東京タワーまで、大使館巡りをしながら散策する。
http://ciao66.exblog.jp/33626174/
2023-11-26T17:13:00+09:00
2023-11-26T19:11:38+09:00
2023-11-25T09:35:48+09:00
ciao66
東京散歩
写真はスウェーデン大使館で、イチョウの黄葉が綺麗でした。
東京駅からメトロ丸の内線に乗って、国会議事堂駅まで移動します。
丸い真っ赤な車両は2000系で、数年前から走っていました。
国会議事堂駅から地上に出ると、議事堂の三角屋根が見えてきて、
標高26mの丘の上から、外堀通りまで下りて、少し登ると・・・
赤坂1丁目のアメリカ大使館が正面に見えるところに来ました。
さすがにアメリカという、横長の大きな建物!
近づくと、道路上では多くの警察官が警備中です。
丘の麓から霊南坂を登ります。
アメリカ大使館の敷地は巨大で、霊南坂沿いにずっと白い塀が続きます。
塀をよく見ると、瓦が乗った和風でした!
霊南坂を挟んだ向かい側は The Okura Tokyo のタワーと、
中国風の大倉集古館が、不思議な調和を見せていました。
(こちら側は赤坂ではなく、虎ノ門2丁目です)
江戸時代の古地図を見てみると、アメリカ大使館は牛久藩の藩邸跡と、
旗本の定火消役であった小出伊織の屋敷跡の両方にまたがることが判ります。
旧ホテルオークラ(現 The Okura Tokyo)は川越藩の藩邸でした。
スマホアプリの「大江戸今昔めぐり」で調べました。
スライドすると現代の地図になって、これ、なかなか便利です。
これから、アップダウンが適当に有って、緑も有るようなところが続きます。
高級なマンションも有って港区らしい雰囲気でしょう。
霊南坂の頂上付近で2つ目の大使館に来ました。(標高28mあたりでしょう)
スペイン大使館は、少し地味ながら古い大国らしい雰囲気で、緑に包まれたところです。
その斜め向かいに有るのが、スウェーデン大使館です。(冒頭の写真)
赤の色彩がとてもモダンな雰囲気で、北欧らしいデザインかも。
スウェーデン大使館の脇から散歩道が伸びていて、なかなかいい雰囲気なのです。
ここを歩いた先で・・・大きなイチョウの木が有る広場に出ました。都心とは思えないような素晴らしい環境です。
背後の高層ビルは住友不動産の泉ガーデンタワーで、
左手の赤とピンクのビルは、先ほど見たスウェーデン大使館でした。
大使館を含めて、周辺一帯は森トラストが再開発した「城山ガーデン」で、
古くは豪族の城山、江戸時代は大名屋敷だったところです。
こういうところに住めれば快適でしょうが・・・お家賃は高いでしょう。
低いところにある国道1号線まで一旦降りて、
オランダヒルズ森タワーの脇から階段を昇ると、高台の芝給水所公園に出ました。
快適な歩行者用の通路を探して通るのが、気持ちのいい散歩のコツですが、
アップダウンが有っていい運動になります。芝給水所公園は東京タワーが間近によく見えるところでしたが、
タイミングが悪く、もろに逆光・・・。
高台から降りてくると、切通坂のオランダ大使館で、これで4つ目になりました。
こちらが正門で、もう一つ有って、こちらは大使公邸の門です。
門の隙間から撮りました。大使公邸です。
警備の厳重なアメリカ大使館と違って、近づき放題かも?
スペインとスウェーデンの大使館も同様でした。切通坂を下りていくと、オーストラリアから来たというカップルに道を尋ねられ、
東京タワーに行きたいというので、道案内をして、すぐ下まで到着しました。
二度目の東京タワーも考えたのですが、今回は登らず。
Googleマップで見ると、歩いたのは3Km少々でした。
残念ながらGoogleマップの色彩が変わって、美しくなくなってしまいました。(個人的感想ですが)
次回は、
「増上寺・芝公園と慶応大学三田キャンパスの巻」になります。
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1. 「皇居三の丸尚蔵館」の開館記念展に行きました。
http://ciao66.exblog.jp/33623296/
2023-11-24T16:37:00+09:00
2023-11-24T19:22:14+09:00
2023-11-23T20:48:19+09:00
ciao66
東京散歩
大手門の前では、セキュリティチェックの行列が出来ていました。
江戸城に大手門から入城しましょう。とても立派な門です。
今回のチケットはオンライン予約で確保していました。
新しくなった三の丸尚蔵館の建物です。(奥の方から撮影)
写真撮影OKでした!
こちらは 鎌倉時代の国宝 『春日権現験記絵』です。
藤原氏一門の西園寺公衡が、「一門のこれまでの繁栄に感謝し、またさらなる繁栄を祈願して」作らせて、
春日大社に奉納され、その後江戸時代に流出し、
鷹司家を経て、最終的に皇室に献上されました。(一部分を撮影)
藤原氏の人々は家の繁栄を願って、行列を組んで春日大社へ詣でたそうです。
ガラス越しで、照明も抑えてあるので、長い絵巻は思うようには撮れませんが、
iPhoneでも「ほんの一部」なら、見られる程度には?撮れて、これで表情もわかります。
絵巻に鹿が登場していますが、
鹿は春日大社の神の使いで、厚く愛護されてきました。
春日大社は藤原氏の氏神です。
僧侶が並んで、読経をしているのでしょう。神仏混淆ですね。
今でも、お正月には興福寺の僧侶が、春日大社で読経するそうです。
さて、次に登場するのが、絵巻物『蒙古襲来絵詞』で、
写真は後巻1 「弘安の役」の一部分です。こちらも鎌倉時代後期の作で、国宝になっていて、
肥後国の御家人竹崎季長が、元寇における自分の戦いを描かせたものだそうです。後巻2 「弘安の役」の一部です。
鎌倉武士の大活躍でモンゴルの野望は砕かれました。こちらは 相国寺より皇室に献上されたという、伊藤若冲の『動植綵絵』で、
そのうち『菊花流水図』(部分)です。迫力満点で美しい『南天雄鶏図』。
ディテールまで美しい『老松白鳳図』。
これらの美術品のほかに、天皇皇后両陛下に関する特別展示も有りましたが、
こちらは撮影不可でした。婚礼衣装やゆかりの品々などは、
「御即位5年・御成婚30年記念 令和の御代を迎えて―天皇皇后両陛下が歩まれた30年」
のページをご覧ください。
ネット予約では30分毎の時間指定ですが、見学時間の制限はなく、混んでいても1時間ほどあれば見られるでしょう。
東御苑の紅葉はどうかと、庭園の入口あたりを見たのですが、まだ見ごろではないようでした。
東御苑には前にも来ていて、その時の記事はこちら です。
皇居一般参観をして入場した記事はこちらです。
大手門から見える大手町の風景が新鮮です。
このあと妻は都合で仙台に戻り、私は一人旅となります。
続きは、国会議事堂から東京タワーまで!大使館巡りをしながら散策します。
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伊豆・東京へ春の旅(2) 朝の散歩は江戸川公園へ
http://ciao66.exblog.jp/32963737/
2023-03-11T15:14:00+09:00
2023-03-11T15:14:42+09:00
2023-03-10T20:20:59+09:00
ciao66
東京散歩
台地の上まで上がって、今度は谷底へ降ります。
アップダウンでいい運動になります。近所の小学生が世話をしている花壇だそうです。
こういうのとてもいいことですね♪公園内の歴史スポットに来ました。
江戸時代の神田上水が再現されています。上の写真の奥の方が神田上水の取水口で、
ここから江戸の城下町に給水されました。
江戸時代を偲ばせる場所、と思うと感慨深いですね。リーガロイヤルホテル東京のとまったお部屋です。
横にある大隈庭園の散歩をしようと思ったら、春休み中で庭園は閉まっていたのです。
前日の夕飯は軽食で済ませて、美味しいチャーハンでした。
朝ごはんは盛りだくさんです。しっかり摂ったのです。次の目的地は伊豆高原です。
特急サフィール踊り子には今回初めて乗りましたが、とても快適な列車で、
昔乗った旧型の特急踊り子号とは大違いでした。
続きをお楽しみに。大室山の噴火口をお鉢巡りします。
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伊豆・東京へ春の旅(1) 漫画家の聖地、トキワ荘ミュージアムに行ってきました。
http://ciao66.exblog.jp/32962904/
2023-03-09T16:26:00+09:00
2023-03-09T20:17:18+09:00
2023-03-09T16:26:47+09:00
ciao66
東京散歩
公園では昭和の時代のポン菓子がイベントで行われていました。
焼き芋も有ったのですが、昔は軽四輪では無かったですね。
リヤカーの焼きいもはもう無い?
さて再現されたトキワ荘です。1952年から1982年まで有ったアパートですが、
ここは漫画家が多数住んでいたことで有名です。
少し場所を変えて最近公園の中に再現されました。オートドアになっていましたが昔はそんな訳は無いでしょう。でもリアルに再現されているようです。
階段を上がったところでは・・・いきなり現れたのはトイレです。リアルですね~。
今では考えられないかもしれませんが、部屋はトイレ付では無かったので、共同トイレ。漫画家たちが住んでいた昭和30年代ころは、この状態はごく普通でしょう、
でも建物が解体された1982年(昭和57年)では、こうではなかったかも・・・
廊下です。ミュージアムですから床はピカピカに磨き上げられています。
でも雰囲気は有りますね。昭和感たっぷり。
トイレの隣は炊事場です。
見事な再現ぶりです!!ガスコンロのホースやふきんがぶら下がり、瓶や湯呑が散乱し、丼ぶり鉢も。赤塚不二夫が当時、この流し台を風呂代わりに使った!という、有名なびっくりなエピソードが有ります。
リアルな再現ぶりにまたまた感心!お待ちかねの漫画家の部屋をのぞいてみましょう。
懐かしい木枠の窓ガラスに昔のテレビです。どんな漫画家たちがいたのでしょうか。
一番バッターは手塚治虫です。まず、まんがの神様がここに住み始めました。次に入居したのは、藤子不二雄です。初めは二人で一つのペンネームでした。
のちに藤子・F・不二雄と藤子 不二雄Ⓐになります。
昔は石森章太郎でしたが石ノ森章太郎もここにいました。赤塚不二夫の部屋です。空っぽですがそんな訳は有りません。20号室は生活ぶりがリアルです。鈴木伸一の時の再現だったのでしょうか?1階部分は今はミュージアムの展示室になっています。
この日は藤子 不二雄Ⓐの「まんが道」特集で、
二人でトキワ壮に入居するシーンでしょうか。「まんが道」すごろくです。
藤子不二雄の二人の出会いから、手塚治虫に手紙を出して漫画家になる決心をして上京するまで。すごろくの続きです。トキワ壮に入居して漫画家デビューするまで。トキワ壮での一コマでしょう。見覚えのあるシーンです。懐かしい昭和の香り満載のトキワ荘ミュージアムはなんと、豊島区立のミュージアムです。
そして近所にはミュージアムが増殖中で、このトキワ荘通り昭和レトロ館も豊島区立の施設でした。
昭和のちゃぶ台や水屋、四本足の白黒テレビ。学習まんがの展示。ふつうの漫画も立派な学習漫画だと・・・面白かったのは、昭和40年の物価です。
電車賃が15円!とか20円。今の10分の1ですね。
そばが50円、ビールジョッキが150円とは!!
お金の値打ちが有ったんですね。
さらに続きます。うな重400円、タクシー100円、ランドセル3600円、
今こんなだったらびっくりですね!
おまけの動画です。南長崎花咲公園のポン菓子
続きをお楽しみに。
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「牧歌礼賛」と「楽園憧憬」の絵画展 @ 東京ステーションギャラリー
http://ciao66.exblog.jp/32687814/
2022-06-02T11:29:00+09:00
2022-06-02T14:56:09+09:00
2022-06-01T15:58:25+09:00
ciao66
東京散歩
丸の内北口のドームの所に移転していました。ドーム下の隅っこに入口が有って・・・こんなポスターが入口に架けられていました。
私が知らなかった画家、藤田龍児の絵です。混雑を避けるため日時指定制でしたが、1時間ほど前にネットで予約して、スマホに取り込んだ切符をピッとして入場します。入口に置いてあったチラシです。
二人とも素朴派ともいわれたフランスの画家アンリ・ルソーに似ている感じもしして、
明るい色調であり牧歌的でもあり楽園を思わせるような絵です。
藤田龍児は「猫じゃらし」を好んで描いた画家で、現実と空想が入り混じった一種独特な絵で、
明るい中にもペーソスを感じさせます。
アンドレ・ボーシャンの絵も魅かれますが、私は藤田龍児のほうが好みで、いいねと思ったのです。
このギャラリーは建物自体が文化財のようなもの。
階段室が小さなドームになっていて、優美なシャンデリアや、丸窓のステンドグラスもいい雰囲気です。
レンガの壁も美しく修復されて、歴史を感じさせます。大きなドームを囲んだ空中回廊のようなところも展示室の一部になっていました。
美術館に入った人は特典で?この眺めが見られます。回廊に有ったヒツジのレリーフがいいねと思ったのです。
顔と胴体がアンバランスなのですが、そこがまた何とも!久しぶりの東京でしたが、用事も済ませたうえで、
ついでにお庭も見て、美術館も見て、いい気分転換になりました。
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大名屋敷だった「甘泉園公園」を散歩する @ 西早稲田3丁目
http://ciao66.exblog.jp/32687022/
2022-05-31T17:50:00+09:00
2022-05-31T19:36:37+09:00
2022-05-31T17:05:50+09:00
ciao66
東京散歩
入口は竹垣で、元は大名屋敷だったことを偲ばせます。
ここは徳川家の支系の清水徳川家(御三卿の一つ)の江戸下屋敷だったところです。
公園は「日本の歴史公園100選」にも選ばれていて、池の周りをぐるっと散歩すると、
大名庭園らしく変化に富んでいて、小高いところからは池越しの眺めが見えて、
これで、入場料無料というのがいいですね!池の周りを一周して戻って、見つけたものは・・・
今年初めて見たアジサイの花と、都会の真ん中のトンボでした。
東京の娘宅に日帰りで行ったついでの散歩だったのです。
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目黒区駒場を散歩する。ケンネル田んぼ~旧前田侯爵邸~日本民芸館
http://ciao66.exblog.jp/30786825/
2019-09-19T16:53:00+09:00
2019-09-19T17:13:22+09:00
2019-09-15T20:45:49+09:00
ciao66
東京散歩
ケンネルは昔の駒場農学校のドイツ人教師の名前でした。
当時の試験農場が今も都心近くに残っているのは貴重なことですね。駒場農学校だった敷地は今は東大の教養学部で、井の頭線の駅前に正門が有ります。駅を出るとすぐに東大の敷地だったみたいで、グーグルマップのガイドには東大の敷地は通らずに反対側の道に出るようにルートが表示されました。これは遠回りだと思って、グーグルの意見は採用せずに東大側に回ったのです。植込みの向こうに時計塔が有りますが隠れて見えません。構内に入って正面まで来るとちゃんと見えます。
本郷の東大の時計塔にそっくりさんですね。線路沿いに歩いて先ほどのケンネル田んぼを経由して、静かな住宅街をぶらぶら歩いてやってくると、旧前田侯爵邸の正門です。どこかの公共施設の立派な門と思われそうな構えですが、今は駒場公園として無料で開放されています。お屋敷は昭和に入ってからできたもので、本郷の東大敷地を拡大する際に、まだ少し残っていた旧前田家の本郷の敷地とこの農学校の敷地を交換する形でここに引っ越ししてきたそうです。結果的には旧加賀藩の江戸藩邸全体が、今の東大(駒場ではなく本郷のほう)の敷地になりました。
新しくできた洋館は、迎賓館として機能するように建てられていました。玄関を入った広間です。格調高く立派な空間は、チューダー様式だそうです。玄関横の第一応接室です。家具が何もないのが残念ですが・・・。サロンの窓から広いお庭を望む。サロンの内部ですが。ここも家具が無く残念。
この駒場散歩に付き合ってくれたTさんが手前の雲に隠れて登場しています。大きな階段を上がるとプライベートゾーンで、窓ガラスはステンドグラスです。夫人のお部屋です。侯爵の書斎です。1階に戻りました。ここは大食堂です。家族用の小食堂です。明るく暖かく居心地がよさそうです。前田利為侯は駐英大使館附武官になったあと、第二次大戦で搭乗した飛行機が墜落し、亡くなりました。この邸宅はその後中島飛行機の手に渡り、戦後は連合軍に接収された後、現在は国と東京都が所有しているそうです。
建物の延床面積は2,930㎡(=約886坪)と巨大です。2018年に修復工事が終わって、再公開されました。邸宅と前田家に関する解説で分かりやすいのはこちら。
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旧侯爵邸の周囲は静かな住宅地になっていて、その一角にあるのが、日本民芸館です。
外観だけしかお見せできないのが残念ですが、和の美が詰まったような建物でした。そのお向かいにあるのが、民芸館の創設者、柳宗悦の旧邸です。
旧柳宗悦邸は月4回ほどしか公開日がなく、ちょうど公開日で良かったのです。
駒場散策を終えて、井の頭線に乗って渋谷に出て、銀座線に乗り換えて日本橋に来ました。
コレド日本橋で夕食をして、出てくると夜景が綺麗だったのです。
この日12,500歩だったTさんお疲れさんでした!
私は朝から歩いて20,000歩でしたが・・・・]]>
妖怪博士の哲学堂公園に行ってみる。
http://ciao66.exblog.jp/30786805/
2019-09-16T14:20:00+09:00
2019-09-16T14:20:42+09:00
2019-09-15T20:26:21+09:00
ciao66
東京散歩
都バスに乗って中野区の哲学堂公園にやって来ました。
ここは哲学者の井上円了によって創設された、哲学世界を視覚的に表現するという個性的な公園で、写真は哲理門です。 門には天狗と幽霊が傍らにあり、天狗は物質界、幽霊は精神界の象徴だそうです。幽霊はちょっと恐ろしいので掲載しないことに。三角の山にある三角形の建物は三学亭で、神学の平田篤胤、儒学の林羅山、仏教学の釈凝然を祀っています。
もともとは三角形の飾りが3つ吊るされていたそうです。三学亭のある山から宇宙館が見えます。山を降りると・・・赤い塔のような六賢台が有って、聖徳太子、菅原道真、荘子、朱子、インドの龍樹、迦毘羅の東洋の六哲人が祀られています。
中に入って見たかったのですが、どうなっていたのでしょう。丘から崖を降りて来ました。妙正寺川の川岸にあるのは・・・不思議な空間ですが、「哲学の庭」というところで、2009年にハンガリーから贈られたもの。登場人物は老子、イエス・キリスト、釈迦など、別の場所には・・・ガンジーも登場しています。井上円了は哲学者で東洋大学の創設者ですが、妖怪の研究もしていて「妖怪博士」などとも呼ばれたユニークな人物でした。
個人の思想を具体化したという点では興味深くてとても珍しい公園でしたが、
ぶらぶら歩いて季節の花々を楽しむこともできました。少し歩いて最後に立ち寄ったのが新井薬師でした。次回は午後の散歩で、目黒区駒場の巻です。
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