2008年1月3日(木):
宮城県北ぐるっと一周・・その2
箟岳(ののたけ)山から35km東に走って、本日の第3ポイント、北上川の河口近くに来ました。ここに来るのは初めてです。前回掲載の涌谷もそうでしたが・・・。地図は
ここ。
以前の桃生郡北上町です。今は石巻市に合併されました。
ここは日本の川では最大級というヨシ(葦・蘆・葭)原が見事なのです。そのヨシ原は「残したい日本の音風景100選」(環境庁 1996年)にも選ばれているそうです。
江戸時代、伊達政宗は北上川の流域の治水で新田開発を行いましたが、明治期には、河口部の放水路として、追波川が開かれ、現在はこれを「北上川」といい、以前からあった石巻湾への流れを「旧北上川」といっています。行ったのは明治に新しく出来たほうの北上川です。
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新北上大橋です。釣り船が多数停泊中。お正月休みなのでしょう。
なかなか情緒が有ります。気に入りましたので、似たような写真ですが数枚掲載します。
次の目的地に移動中です。北上川に沿って上流に向っています。
この辺りも川の流量はかなり豊かで、北上川はさすが東北最大の川です。
さきほどのヨシ原から21km上流の
柳津の虚空蔵さんに到着。地図は
ここ。
本堂です。周辺はちょっと過疎地の雰囲気なのですがここは参拝者で大賑わい。
奈良時代に行基が彫ったという虚空蔵菩薩が有り、霊場として有名らしいのです。脇仏は弘法大師作という豪華さなのですが、本尊ともに秘仏でご開帳はしていません。
なぜかここにも「なで牛」が。天神様だけではなかったのですね。
もちろん撫で撫でしました。
厄除けそばを食べて、次に向うスポットは登米城跡。上流に10kmほどです。
途中、ちょっと晴れてきましたので川の景色をパチリ。
この川の流域は自然が残り、余計な人工物が無く、なかなか和む光景です。
豊かな水です。
次回は、第3回・完結編、登米城跡と長沼のヴィーナスの湯です。