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「三太郎の小経」から東北大植物園へ

2007年5月26日(土)の続きです。
↓「三太郎の小径」にやって来ました。東北大の川内キャンパス内です。
前回の支倉常長の銅像の所(地図)から小径を辿って来ました、写真の所から引き返します。
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 ここを通るのは実は初めてですが、なかなかいい散歩道でした。
 阿部次郎の『三太郎の日記』(大正3年・・・古い!)。“次郎”なのに何故“三太郎”なのかは、実はコレ読んでいませんのでよく解りませんが・・・
 阿部次郎は東北帝大で美学講座を担当した学者で、当時『三太郎の日記』は多くの学生・青年に影響を与えた・・・らしいのです。
 興味のある方は・・荒城の月と三太郎の小径をご覧下さい。尚、阿部次郎記念館は青葉区の米ケ袋に有ります。
散歩の続きはMore↓をクリック。



↓いきなりトンネルです。何も有りませんが野草園の萩のトンネルのようなもの?
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↓木漏れ日の中を行きます。鳥の声も聞こえます。
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↓いい具合で木洩れ日が撮れました。今の時期の太陽のパワーですね。
普通は暗く写ってしまい、うまく行きません。
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↓なかなか感じがいいのです。誰も来ません。
実は、自転車で通っています(笑)。でも歩いたほうがいいですね。
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↓ここは扇坂というのが正式な名前のようです。
・・・ということは川内キャンパスの中央、バスの通っている坂道は扇坂ではない!
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↓道の真ん中に気が・・・いいえ木が生えています。
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↓ちょっと変わっています。松?
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↓草っ原に出ました。左に藤棚有りましたが、もう終わりかけ。真っ直ぐ行くと支倉像ですが、右手の法学部・文学部等のほうに行きます。
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↓見事な並木ですが、何の木?
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↓ぐるっとキャンパスを廻って、東北大植物園横の建物に来ました。
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↓ここの柳が気に入って何枚も写真撮りました!
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↓大きいのです。
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↓しだれ具合も素晴らしい。
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↓小野妹子が隋から持ち帰ったという謂れのある柳!ますます素晴らしい。
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↓後ろは津田記念館。どれもこの柳の木を撮っています。
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↓根元。
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ここは普通は目に留まらない場所でしょう。
キャンパスを散歩しながら植物園の本館の奥の方から来ましたので、たまたま発見。

↓植物園の本館建物の展示物ですが・・・what?
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答えはオオタカ(剥製)です。
 ここはいつも行きます「青葉の森」(宮城教育大そば)とは「並び」の青葉山の一部で、位置的には青葉城のすぐ下です。
植物園自体が天然記念物!に指定されています。
(東北大植物園の散策は次回に掲載します。・・・ちょっとした山登り(笑)。)
by ciao66 | 2007-05-27 20:20 | 青葉山・広瀬川散策 | Comments(4)
Commented by inakamon55 at 2007-05-27 22:29
仙台市内にも,すばらしすぎる散歩道があるんですね。地図確認しました。植物園の散策,楽しみにしています。青葉山登山になるのでしょうか?頂上からの仙台市内の眺めも良いのでしょうね。
Commented by ciao66 at 2007-05-27 22:40
石垣を改修してから、青葉城からの眺めは良くなったのです。この日にはこちらには行っていないので、http://ciao66.exblog.jp/1887992/を見て下さい。
 植物園の上の方は山の頂上近いのですが、ここからの展望は余りありません。
でも植物園ですから、植物は素晴らしいのです。
Commented by はなみずき at 2007-05-28 19:05 x
支倉常長の像が建っている場所、地図でしっかりと確認しました。
いつもご親切にありがとうございます。八木山に住んでいる私達は天主台経由
だと必ずと常長様の脇を通っていたのですね!
 この謂れのある柳の存在は全く知りませんでした。小野妹子というと遣隋使
ですか?大昔の事ですね。・・面白いですね。
 
Commented by ciao66 at 2007-05-28 20:09
「妹子」であるが男性!昔習いましたが忘れていました(笑)。で、wikipediaで歴史の復習。
推古15年(607年)、聖徳太子の命により、第2回遣隋使として隋に渡る。
「日出づる処の天子、書を日没する処の天子に致す。恙なきや」との手紙で皇帝煬帝が激怒した。そして、小野小町は妹子の末裔らしい。へぇ~。
(以下はhttp://www.geocities.jp/greensv88/の記載です。 )
 この柳 ( 通称、六角柳 ) は枝が地面すれすれまで伸びる姿から 「 地ずり柳 」 とも呼ばれています。
  平安時代初め、嵯峨天皇が妃を求めて六角堂へ祈願した ところ、この 柳の下で素敵な女性にめぐり逢えた という言い伝えがあり、以来、六角堂の柳に願をかけると良縁に恵まれる という 『 縁結びの柳 』 として人々に親しまれてきました。  
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