<< 3. ぬれせんべいを売って電車... 1. 東京駅から高速バスに乗っ... >>

2. 佐原の伊能忠敬の旧宅 & じゃあじゃあ橋!?

佐原でお蕎麦屋さんの順番待ちをする間に、伊能忠敬の旧宅にやってきました。
目の前には川が有り、船着き場になっていて、
江戸時代と変わりがない?景色が広がります。
2. 佐原の伊能忠敬の旧宅 & じゃあじゃあ橋!?_f0100593_09272791.jpg
正門から入ってみましょう。まるでトンネルのようですね。
2. 佐原の伊能忠敬の旧宅 & じゃあじゃあ橋!?_f0100593_09274681.jpg
案内板です。伊能忠敬は17歳から50歳までここに住んでいました。
17歳で養子に迎えられて、50歳で隠居したということ。
酒造りや船運をしていましたが、商売でも才能を発揮して、ずいぶん店は繁盛したそうです。
それは江戸時代の話ですが、何と昭和20年代になっても、ここは伊能家の家として実際に使われていたと。
2. 佐原の伊能忠敬の旧宅 & じゃあじゃあ橋!?_f0100593_09275633.jpg
立派な帳場です。奥の方を見ると伊能忠敬がいますよ!
2. 佐原の伊能忠敬の旧宅 & じゃあじゃあ橋!?_f0100593_09280320.jpg
伊能家の図面です。土間、帳場、座敷が有って、後ろは炊事場で、
斜めに書院が繋がっていて、用水路が背後に有ります。
2. 佐原の伊能忠敬の旧宅 & じゃあじゃあ橋!?_f0100593_09280931.jpg
伊能忠敬が測量に使った「象限儀」です。レプリカでしょうか?
「御用」というのは、これは幕府の用事ですよと、知らせる幟です。
2. 佐原の伊能忠敬の旧宅 & じゃあじゃあ橋!?_f0100593_09281915.jpg
使い方が書いてありました。
象限儀は星の高度を測る道具で、これで緯度が測れます。
測量の旅で使ったのがこのサイズ。
南中とは、天体(太陽)が真南にくる瞬間のこと。
正しく測るには、象限儀を水平に設置して、垂直のラインを整える必要が有ります。
2. 佐原の伊能忠敬の旧宅 & じゃあじゃあ橋!?_f0100593_09282752.jpg
こちらは、半円方位版です。
2. 佐原の伊能忠敬の旧宅 & じゃあじゃあ橋!?_f0100593_09283371.jpg
目標の山や島の方位、角度を複数の地点から測って、方位を計算します。
2. 佐原の伊能忠敬の旧宅 & じゃあじゃあ橋!?_f0100593_09283891.jpg
二つが測量の基本道具ですね。現物を前にすると、説明が良く判りました。

こちらは伊能忠敬の銅像です。歩いている姿!
2. 佐原の伊能忠敬の旧宅 & じゃあじゃあ橋!?_f0100593_09291105.jpg
裏手にある書院です。
ここで偉人が寝起きしていました。
2. 佐原の伊能忠敬の旧宅 & じゃあじゃあ橋!?_f0100593_09294082.jpg
忠孝の作った家訓書が有りました。
なかなか謙虚な方だったようです。
2. 佐原の伊能忠敬の旧宅 & じゃあじゃあ橋!?_f0100593_09294506.jpg
こちらは土蔵です。昔はもっとあったのでしょうが、これだけ残っています。
引き戸式の土蔵は今では珍しい古い形だと。
2. 佐原の伊能忠敬の旧宅 & じゃあじゃあ橋!?_f0100593_09295634.jpg
水路が家の横(敷地の真ん中)を通っています。奥に土蔵が見えます。
2. 佐原の伊能忠敬の旧宅 & じゃあじゃあ橋!?_f0100593_09302236.jpg
小野川に架かる橋から眺めた伊能忠敬の旧宅です。(モノクロで少し江戸時代の雰囲気に?)
お店の前に川に下りる階段が有ります。荷物の積み下ろしにぴったりの場所ですね。
なぜ斜めに橋が架かっているのか?
2. 佐原の伊能忠敬の旧宅 & じゃあじゃあ橋!?_f0100593_09310047.jpg
この橋の正体は、実は用水路でした。
橋板の下は見えませんが樋になっていて、
樋の中を水が向こう側に流れています。
2. 佐原の伊能忠敬の旧宅 & じゃあじゃあ橋!?_f0100593_09310883.jpg
橋の上からの眺めです。江戸時代もこんな感じ?
川に船が浮かび、奥に見えるのは忠敬橋。
小野川は利根川に繋がり、街は江戸と繋がっていました。
2. 佐原の伊能忠敬の旧宅 & じゃあじゃあ橋!?_f0100593_09312801.jpg
「樋橋」はもともとは灌漑用水の水道橋でした。
のちに樋が箱形になり・・・
その上を板を敷いて手すりを付け、人が歩けるようになった!
それが、「じゃーじゃー橋」と呼ばれた訳は・・・
「用水からあふれた水が」じゃーじゃー流れて川に落ちていたから。
2. 佐原の伊能忠敬の旧宅 & じゃあじゃあ橋!?_f0100593_09311334.jpg
木橋に見えますが、実はコンクリート製で、外装が木なのでしょう。
2. 佐原の伊能忠敬の旧宅 & じゃあじゃあ橋!?_f0100593_09313691.jpg
そのそろ、順番が来そうになりましたので、お蕎麦屋さんへ移動すると、ちょうどいいタイミングでした。
店内撮影禁止で、もり蕎麦の写真は無く、お店の写真は前回と同じです。
お蕎麦はやや柔らかめ、私はこれもいいねと思ったのですが、残念ながら妻は好みではなかったようです。
2. 佐原の伊能忠敬の旧宅 & じゃあじゃあ橋!?_f0100593_15175254.jpg
食後、伊能忠敬記念館へ行き、じっくり見学しました。
常設展示の説明はこちらをどうぞ。
2. 佐原の伊能忠敬の旧宅 & じゃあじゃあ橋!?_f0100593_09315252.jpg
見学を終えて、タクシーを呼んで、前の道に出て待っていると・・・
突然に水の流れる音がしてきました。


いいタイミングでした♪ 
30分毎に流れるようになっているそうです!
2. 佐原の伊能忠敬の旧宅 & じゃあじゃあ橋!?_f0100593_09322076.jpg
JR佐原駅に到着して、これから銚子に移動します。
駅はとても立派で、Suicaも使えますが、
成田線はローカル線で、普通電車しかないところ。
2. 佐原の伊能忠敬の旧宅 & じゃあじゃあ橋!?_f0100593_09322851.jpg
利根川の土手を眺めながら、銚子までのんびりゆっくり1時間ほど。
2. 佐原の伊能忠敬の旧宅 & じゃあじゃあ橋!?_f0100593_09372953.jpg
次回は・・・銚子電鉄の巻です!

by ciao66 | 2025-12-13 17:41 | 関東地方 | Comments(4)
Commented by ペンタファン at 2025-12-14 14:59
ここのお蕎麦屋さん、黒い蕎麦で有名なお店でしようか?
じゃーじゃー橋も見れて、待ち時間での見学もスムーズに進んで良かったですね。
この橋が実は、内部はコンクリート製だとは知りませんでした。
伊能忠敬の旧宅もモノクロ写真で見るとレトロ感が出て良い雰囲気でした。

Commented by milletti_naoko at 2025-12-14 17:16
当時地図を作るにはどんな道具を必要としてどんな作業をしていたのかが分かり、とても興味深いです。航空撮影などできない時代に、伊能忠敬はあちこちまで出かけて歩いて測定を重ねて地図を生み出していったのですね。

じゃあじゃあ橋も楽しいです。コンクリートでありながらかつての木の雰囲気をみごと伝えていて、いいですね。
Commented by ciao66 at 2025-12-14 18:04
ペンタファンさん、おっしゃるように、黒そばのお店で、試してみたかった気もしますが、黒そばは天ぷらとのセットでした。夕飯はボリュームたっぷりが予想されましたので、天ぷらは避けて、軽めのお昼にしたのです。

じゃーじゃー橋の放水は偶然見られた感じでしたが、ラッキーでした。
とても面白いものが残っていますね。日本遺産に指定されているようですよ!
Commented by ciao66 at 2025-12-14 19:30
milletti_naokoさん、昔読んだ本に、伊能忠敬を題材にした、
井上ひさしの『四千万歩の男』というのが有って、
小説なので、そして作者が井上ひさしなので尚更?虚実織り交ぜなのでしょうが、
面白かった記憶があって、また読んでみようかと思います。
他に無いかと調べると、童門 冬二が書いた『日本を測量した男』というのも有るようです。

じゃーじゃー橋、どう見ても木橋にしか見えず、今も水路として使われているのも驚きです!
名前
URL
削除用パスワード
<< 3. ぬれせんべいを売って電車... 1. 東京駅から高速バスに乗っ... >>