ここはJR名取駅前です。少し前までは駅前広場もなく、
雑然とした街並みだったところが、すっかり綺麗になっていました。

ここから、「なとりん号」というコミュニティバスに乗って、名取川の河口に向かいます。
さらに回り道をしながら、バスは仙台空港に行くようですが、私はそこまでは行きません。

名取川の河口近くに来ました。さすがに広々しています。
ここは名取市の閖上(ゆりあげ)というところで、対岸は仙台市の若林区です。

ここに来たのは・・・
仙台市のイベント「周遊船に乗って貞山運河の歴史や自然を学ぼう」に応募して、
みごと?当選したのでした。
地図をご覧ください、現在位置は2つある黄色いマークの下のほうです。

同じ場所から上流方向を見ます。
名取川は広瀬川と合流して河口まで流れてきます。(上の地図参照)

東日本大震災では、
ここは津波が襲って壊滅的な被害が有ったところで、堤防はかさ上げされました。
水門には津波浸水位置のマークが有ります。

ここにある名取市震災復興伝承館に入ってみました。

震災前の閖上地区の航空写真です。

震災直後の様子です。建物も人もすっかり津波で流されました。(2011年)

「数値で見る被害」です。ただし、名取市だけを集計したもの。
なんと、閖上地区だけで800人も亡くなりました。

今の閖上地区の様子(航空写真)です。
2018年に区画整理が終わりました。

桟橋で集合して、船に乗るのですが、
その前に「かわまちてらす閖上」でランチしようと、

浜食堂というところに入りました。

海鮮丼の「梅」を選んで、お手軽なランチにします。

シラスとネギトロに、イクラとエビも入って、美味しかった♪

さて、集合時間になって、桟橋に向かいます。

桟橋のマークは洒落たデザインのバンブーアート?

仙台市の係員の人が待っていました。この船に乗船します。

参加者の受付が終わり、いよいよ出航です!
船は名取川を進み、途中から「貞山運河」に入ります。

ご案内人から運河の歴史の話を聞きながら、船は進みます。
貞山運河は伊達政宗が構想したもので、3つの部分に分かれて出来ました。
最初に出来たのは、
阿武隈川~閖上間で、仙台城の築城に伴う木材の運搬のため(この部分は木挽堀ともいう)
次に出来たのは、松島湾~仙台(七北田河口=現在の仙台港あたり)で、米の運送のため造られ、
最後に出来た仙台~閖上間は、江戸時代には完成せず、明治初期になって出来ました。

以前は閖上地区と対岸の仙台市藤塚とが船で結ばれて、気軽に行き来していました。
名取川に橋が架かって、だいぶ前に船は廃止されましたが、
今では、観光を兼ねて貞山運河の仙台市側に船着き場を造って、
船を復活させようという計画が有るそうです。

現在は夏の時期限定で、閖上港周辺を30分ほどで回る周遊船が有りますが、
今回は試験的な往復約45分のコースで、水門の所(上の方の黄色いマーク)まで行って戻ってきました。
何年か後には、今回のコースを行く周遊船が出来るかもしれません。