8月に入って暑さがぶり返し、毎日暑い日が続きます。
こういうときは散歩もままならず、室内でトレーニングをして、本を読むことにします。

まずは植松三十里の『侍たちの沃野』・・・
郡山市に有る安積疏水は明治初期の国家予算の1/3を使ってできた用水ですが、明治維新で無職となって不毛の地を開拓をしていた士族を救い、その反乱を防止するという目的も有りました。6年前に郡山に行ったときの記事は
こちら。
次は、山本一力の『深川駕籠』と『深川駕籠 お神酒徳利』・・・
駕籠にもいろいろ種類が有り、武家、町人など、身分や用途によって、乗るための駕籠の種類が異なりました。駕籠かきも一種の職人だったので、二人で息を合わせて走りますが、あれこれ事件が起こります。
山本一力の『たまゆら』・・・棒手振りの青物売りのお話で、財布を拾ってしまったばかりに、いろいろと大変な目に遭い、最後は無事に一件落着します。今回の小説の中では一番面白かった一冊。

山本一力の『たすけ鍼』・・・鍼師の名人があれこれと町の難題を解決するという、それで『たすけ鍼』という題名。こちらも一種の職人のお話でした。

諸田玲子の『織部の妻』・・・古田織部は利休亡き後、「天下一」と称された茶人で、織部焼は有名ですが、実は織田、豊臣、徳川に仕えた武将で、最後には徳川家康に切腹を命じられます。秀吉に言われて切腹した利休の二の舞のように・・・。
小説は織部の妻の話ですが、大阪北摂地域のキリシタン大名との関連も描かれています。二人は仲のいい夫婦でした。