旅の最終日の朝、湯築城跡にやってきました。
昭和の時代には動物園で、それが移転した後に、発掘された遺跡です。 ![]() ![]() ![]() 頂上から見れば、道後温泉の街がすぐそこ。 ![]() 武家屋敷跡はすぐ下に有ります。 ![]() ![]() この右手辺りが・・・ ![]() 内堀のカーブと、こんもりと盛り上がる樹々が美しい。 ![]() 本物の土塁の断面!が公開されています。 (左手外側は外堀で、右手は城内) ![]() ![]() 判ったことは・・・ ・守護大名の拠点城郭、という全国的にも珍しい遺跡で、日本百名城の一つ。 ・村上水軍とも姻戚関係があり連携していた。 ・豊臣秀吉の四国攻めで湯築城を明け渡した。(1585年)・時宗を興した一遍上人は、河野氏一族だった、などなど。 道後公園で最後に見たものは、石造湯釜(湯釜薬師)です。 かつては湯口(お湯の注ぎ口)として、実際に使用されていたもので、 宝珠に「南無阿弥陀仏」と一遍上人が刻んだ文字が残っています。 (・・・それで、湯釜薬師なのでしょう) ![]() ![]() @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ 道後公園から市内電車に乗って、大街道で降りて、 次に向かったのは萬翠荘です。 この坂道を上がって・・・ ![]() ![]() 久松 定謨(ひさまつ さだこと)の別邸として建てられた西洋館。 ![]() ![]() ![]() ![]() (横浜港の防衛のため、松山藩が築造した台場) 松山城は、明治維新後に新政府のものになりますが、![]() 大正12年に、久松定謨伯爵が払い下げを受け、 お城の維持費までつけて、松山市に寄付した! ・・・なかなか偉い方だったわけです。 萬翠荘の敷地内には「愛松亭跡」という石碑が有って、 ![]() ![]() そして、小説『坊っちやん』の主人公の下宿もここ! 「裁判所の裏の山の半腹にて眺望絶佳の別天地」と書かれています。 (「俳句の里松山」の記事より抜粋・要約) 今は別の建物で 漱石珈琲店 愛松亭 になっています。 ![]() 以下はGoogleの要約です。 【愚陀仏庵跡】 愚陀仏庵は松山市二番町上野義方邸内の二階建ての離れでした。 漱石と正岡子規が同居したことで知られています。 漱石は自らを「愚陀佛」と称し、この宿を「愚陀佛庵」として俳句に熱中しました。 1945年7月の戦災で「焼失」しましたが、子規記念博物館や「萬翠荘の敷地内に復元」されました。 平成22年の土砂崩れで、「萬翠荘の敷地内の復元」は「倒壊」しています。 ↓ 「焼失する前」の愚陀仏庵 ![]() さらに調査すると・・・ NHKのニュースによれば、倒壊した愚陀佛庵の復元建物が、 子規の母校(番町小学校)の敷地内に再建される予定だと。 @@@@@@@@@@ 萬翠荘をあとにして、最後に松山城のお堀端を散歩します。 こちらは東側のお掘。 ![]() ![]() ![]() ![]()
by ciao66
| 2025-04-03 19:37
| ふらふら四国・中国
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Comments(6)
今回も見応えありますね。
西洋館、びっくりしました。莫大な財力だったんでしょうね。
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Clearwater0606さん、どうも有難うございます。
お城を買戻して、それを市に寄付して、さらに西洋館も建てるとは、なんとも凄いですね!
湯築城跡なんと動物園があった場所だったのですね。
昭和は、高度成長期、開発重視だったかのかも? 萬翠荘もこんな立派な西洋館が別邸とは、驚きでした。 飛行機が間遅れで出発とは、最後は、とんだハプニングでしたね。 でも、仙台に無事到着でき良かったです。
動物園が湯築城跡に有ったということは、むしろ発掘はしやすかったかも。
大きな建物の基礎があると遺跡が壊されていることもありますから。 別邸がこれだけ立派ということは本邸のほうはどうだったのでしょう。 空港行のバスに乗る前に、飛行機が遅れるという連絡が来て、増えた時間で愛媛県美術館に寄りましたので、それも良かったかもしれません。
知らなかったことがたくさんで驚きました。
今は道後に動物園がなくて、そのあとがお城の跡として 訪ねられるようになっていて、しかもそんなに重要なお城だとは! 再現された武家屋敷跡で、再現されているかつての暮らしの様子が 連歌の場面というのもおもしろいのですが、正岡子規の生地であることを 意識してなのでしょうね。 萬翠荘は話にだけ聞いていました。そういう経緯で今は松山城を市が 維持しているとは! 愛松亭跡も、愛媛大学の授業の国文学購読で漱石の作品を読んだときに、 漱石が松山を馬鹿にしているとか、実は松山という地名は一度も出てこない ということを先生が言われていたことに驚いてそれはよく覚えているのですが、 ゆかりの場所が今も残っているとは聞かなかったような。松山以外から来た クラスの仲間がわたしの他にもいたのですけれども。
milletti_naokoさん、私がずいぶん前に道後行ったときには、湯築城は影も形もなく、
動物園の下に眠っていたとは、不思議な感じもします。 中世の山城が残っているのは、たいてい街はずれの郊外が多いのですが、 こんな街の真ん中に有るのはとても珍しいように思います。 武将たちも道後の湯に入っていたのでしょうね! 漱石の1番目の下宿であった愛松亭の敷地に、 漱石の2番目の下宿(愚陀仏庵)の倒壊した再現建物が、最近まであったので、 愚陀仏庵と愛松亭が混同されやすい状況だったように思います。 両方をうまく整理した情報は少なく、いろいろ調べてやっと判りました!
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