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2.旧吉田茂邸と大磯城山公園に行く

旅の続きは大磯にある旧吉田茂邸からです。
海のすぐそばに屋敷は有り、吉田茂は高知に縁が有るので、
桂浜の坂本龍馬の銅像に似たイメージも?
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(龍馬像のように大きくは無く、吉田茂は等身大くらい)

入口から入ってみましょう。
こんな門でいいのか?という感じですが
昔はどうだったのか・・・
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吉田茂(1878年~1967年)はどんな人だったのでしょう。
実父は高知の自由民権家で、幼少時に貿易商吉田氏の養子となり、
戦後、首相に就任し5度に亘って政権を担当しました。

入るとすぐにバラ園が有って、そこを通ると、
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お屋敷らしい立派な檜皮葺の兜門です。
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そこで庭園のガイドをお願いしました。なんと100円で引き受けてくれるという!
ガイドさんのうんちくを聴きながら回ります。

車の轍に合わせて舗装してありますが、通るはずだった天皇の車はそこを使うことは無く、
中に乗りつけずに門の手前で止まったのでした。
結局、吉田の霊柩車がここを通った最初の車になったとか。
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石がカメそっくり!
塔は実際は傾いておらず、写し方がへたくそ・・・
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すこし洋風で、和風も混じっていますね。
向こうに家が見えますが・・・
昔の家は火事で焼けて再建されたものでした。
元と同じように造ったのでしょう。
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お庭巡りは続きます。
七賢堂です。元は四賢堂だった!
三人増えて4+3=七賢堂になったらしい。
もともとは伊藤博文が建立し、のちにここに移された。
もともとは、大久保利通・木戸孝允・岩倉具視・三条実美が祀られていて、
後から増えた人は、伊藤博文と西園寺公望、吉田茂でした。
だんだん人が増えて、名前も変わるのが面白いですね!
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ここはなかなか歴史的なスポットなのでした。
鎌倉時代にあった鎌倉古道がこの敷地の中を通っていたのです。
海岸沿いの砂で盛り上がった、砂丘のような地形が街道にはぴったりだったのでしょう。
その後、メイン街道は山側に移って東海道に変わり、
中世の鎌倉街道沿いに有った、行き倒れの人などのお墓がここに集められたのでした。
鎌倉古道に有った榎の巨木が今もここに残っています。
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吉田茂は愛犬家で、生涯に20匹くらい?イヌを飼っていました。
屋敷のあちこちに犬のお墓が有りますが、
鎌倉古道の墓に並んでいるのは、愛犬ポチの墓!
夏目漱石の屋敷にはネコの墓が有りましたが・・・
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ガイドさんのお話をお聴きしながら、お庭を回るのは面白かったのです。
ぐるっと回るのに1時間も!かかりましたが、話はよく記憶に残ります。
ご案内はお庭だけで、家のほうは自力で回ることになり・・・
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家はさっさと見て回ります。
こちらは1階ですが、お庭がいい雰囲気で見えて、
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2階に上がれば眺め良しなのです。
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和室では竹やぶも見えて、
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食堂も眺めよし。各部屋で眺めは少しづつ違います。
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ここから富士山が見えることでしょう。
この日は何も見えません・・・
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書斎です。
忙しい人なのでしょう。すぐに休めるように?ここにベッドも有りました。
こんなにピシッと片付いていたのか、書類が山のようになっていたのか・・・
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家のほうは30分ほどで見学終了して、
見覚えの有るような看板像?にお別れして、
次はすぐお隣にある・・・
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大磯城山公園に到着しました。
ここに来るまでは ×「しろやま」と思っていましたが・・・
なぜか、ここでは ○「じょうやま」と読みます。
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そして展望台です。この日はやっぱり・・
海が見えますが、富士山は雲の中。
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昔はこんな立派な建物が有ったそうです。
ここは三井財閥の別邸だった!
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ここの読み方はややこしいことに(じょうざんそう)

昔の蔵が残っていました。
雰囲気は有りますね。
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擬宝珠付きの洒落た橋ですが、これは昔のものではなく、
屋根付きの橋が昔は有ったそうです。
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これは国宝の茶室「如庵」を模した「城山庵」です。
織田有楽斎の建てた「如庵」は三井家が入手して、
麻布の三井家本邸に移され、次にここに移されましたが、
その後、三井はそれを名古屋鉄道に売りました。
今は犬山城に行けば茶室の本物が見られるそうです。
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茶室は見るだけで、休み処で抹茶で休憩します。
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午後2時半ころ、次の場所へ向かいます。
伊藤博文、大隈重信、陸奥宗光のお屋敷跡へ。

by ciao66 | 2024-10-09 20:02 | 関東地方 | Comments(8)
Commented by Kj at 2024-10-10 10:02
素敵な庭、素敵な建物、素敵な環境…
Commented by tawrajyennu at 2024-10-10 15:49
吉田茂邸、素晴らしいお庭ですね。
そんなお庭を100円でガイドしてくださるとは!!
パンフを見ながらでも、見学は出来ますが、ガイドさんならではの
説明を聞きながらの見学は、中身が濃かったのではないでしょうか?
Commented by milletti_naoko at 2024-10-10 16:34
バラの花がきれいですね。今もこんなに咲いているなんて。
庭も屋敷の中も、和洋が調和してより美しく機能的になるように
うまく融合してありますね。ガラス窓からの眺めのすばらしいこと!

七賢堂のようなかつて国のために尽力した人を祀る堂があるとはと驚きました。
富士山が見えないのは残念でしたが緑も風景も建物も美しいですね。
茶室をそんなふうに大変な距離を移動して移すとはと、そういうことにも
びっくりしました。
Commented by ciao66 at 2024-10-10 21:43
Kj さん、おっしゃる通り、お庭も、建物も、環境も素晴らしいものでした。
こういうところを見るのも楽しいのです。
Commented by ciao66 at 2024-10-10 21:51
tawrajyennu さん、ガイド付きでお庭巡りが出来るとは思っていなかったのです。
こういう機会が有れば利用すると印象が深まりますね!
100円は無料とほぼ同じかなと思ったので、気軽に頼めました。
1000円となったら、ケチなので!自分で回ったかも。
いろいろうんちくを聴きながら回るのは面白かったです♪
Commented by ciao66 at 2024-10-10 22:07
milletti_naokoさん、バラの花は盛りを過ぎたものも多かったのです。
暖かいところだから? それで一番綺麗そうなところを撮りました。
吉田茂はイヌだけではなく、バラも大好きだったようです。
建築は宮大工が作ったそうです。神社でもなく普通の家を宮大工が作るというのはあまり無さそうですが、相当な資産家なので、出来たことでしょう。
あれこれとうんちくを、傘を差しながら、聴きながら回って、
気が付くと1時間が経ってしまいました!
茶室の移転はすっかりばらして、運搬するのでしょうね。
本物は国宝なのに!それは大丈夫なのかと思ってしまいますが!
Commented by photo510ひろし at 2024-10-14 22:03
旧吉田茂邸、
私も以前に見学した記憶がありますが、ガイドさんは、見あたらなかったです。
お犬の墓を含めて色々な発見もあり、やはり案内してもらえると良いですね。

大磯城山公園は、寄らなかったので参考になりました。
「城山庵」とても渋いですね。休み処での抹茶も美味しそう。
Commented by ciao66 at 2024-10-15 16:10
photo510ひろしさん、ここへ行こうと思ったのは、小さな旅のアルバムⅡがきっかけでした!
これ良さそうなところと思って、行ってみたいと思ったのです。
今回、地元のガイドさんとお話しできたのはラッキーでした。やはり印象が良く残ります。
城山公園はアップダウンが有ってちょっとした山登りでした。
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