山寺の中でも静かな場所で「穴場」ともいえるところ、「やまでら天台の道」に行ってきました。
ちょうど紅葉が見ごろになった土曜日、錦秋の岩場の修験者の道をたどります。

JR仙山線の山寺駅で下車して、立石寺の門前町を通り過ぎて東に歩いていくと、お寺のかわいい小僧さんが、あと500mですよと、鳥居の下でご案内してくれました。修験者の道ですから神仏習合なのでしょう。

山寺駅の界隈は観光客で大賑わいでしたが、ここまでくると、車もめったに通らない静かな道になって、

ぱっと目に飛び込むのは見事な黄葉です。

道ばたの柿の木です。

千手観音の鳥居に到着しました。この階段を上がって・・・

仙山線の線路を「またいで」渡ります。
警報機も無い歩行者専用踏切で、こういう所はめったに無いでしょう。

千手観音本堂です。
踏切のところで女性の二人連れとお話が出来て、山の上までご一緒することになりました。

「やまでら天台の道」の案内看板です。立石寺と山寺駅は左端のところで、
出発地点は右端のところ、これから峰の浦コースを歩きます。

慈覚大師が創った八つのお寺、それらを総称して立石寺といったので、当時はこの付近までが寺の領域に含まれており、そのうち、今も残っている数少ないお寺がこの千手観音だったのです。

千手院から山道をどんどん登っていくと、突然にすごい岩場が現れます。そこが垂水不動尊です。

風化した岩でしょうか、大きな穴があちこちに開いて、不思議な光景が広がっていて、よく見ると鳥居が岩の穴の中にあります。そこまで行けるようになっているので、岩をつかみながらよじ登ると、

鳥居のところまで来ました!下を見ると絶景です。

岩穴の中の修験場だったのでしょう。なんとも不思議な空間です。
ご一緒したお二人もここまで上がってきました。

垂水不動尊というから、岩場を水が垂れていたのでしょう。見上げるような大きな岩の割れ目です。

円仁宿跡です。この洞穴で修行していた!
よく解っていませんでしたが(汗)、円仁=慈覚大師です。

垂水不動尊から先に進むと、烏帽子岩があって、この下は樹木に覆われていますが、断崖なのです。

そして、この付近からみごとな紅葉が始まりました。
樹木の向こうには下界がちらっと見えていますが、

この先は断崖絶壁の城岩七岩が待っていました。
長くなりましたので、いいところですが、続きは次回に!