冬の寒い風の中を高速バスで行ってきました。
ここは郡山市立美術館の玄関前です。
洒落た建物ですが、最近リニューアルしたそうです。
ブリューゲル展は世界を巡回中で、150年にわたる画家一族の系譜がテーマです。
始祖ピーテル・ブリューゲルから始まって、子供・孫へと・・・
第7章「農民たちの踊り」は写真撮影オッケーでした♪
英語ではthe dance of the humble となっています。
訳せば農民ではなく身分いやしき人?ちょっとニュアンスが違いますが、当時は同じことだった・・・
こちらは一番師匠のピーテル・ブリューゲル1世の下絵。
場所は領主の庭園で、時期は春。
さすがに描写力は素晴らしいし、農民への優しいまなざしを感じます。
その解説です。
一族のうちの一人、クレーフェの作品「農民の婚礼」
ピーテル・ブリューゲル2世の作品「七つの慈悲の行い」です。
七つ見つかるでしょうか?
左下で食べ物を施し、右下で着るものを与え、そのうえで宿を施し、中央左で飲み物を施し、この辺りまでは判りますが、残りは??調べて解った答えは・・・右中ほどでは、病人を見舞い、中央上では死者を埋葬し、左上では囚人を訪ねる、でした。最後の3つはちょっと難しい!ですね。
一番最後の作品がポスターになっていた「野外での婚礼の踊り」ピーテル・ブリューゲル2世です。
花嫁は何処でしょう?中央右上の座って頭巾をかぶっていないヘアバンドの女性です。
他の女性はみな頭巾をかぶっていますよ!仕事着で参加しているのです。
2時間ほどじっくり見て、美術館のカフェで一休み。
郡山の地元アイス「酪王牛乳アイス」を見かけて試してみました。
私にはあっさりし過ぎだった・・・
ウィーンの美術史美術館に有るブリューゲルの絵・・・
2017年の記事続きは、郡山市内の博物館めぐりの巻です。