「
皇居一般参観」というの一度行ってみたかったのですが、念願が?叶って行きました。
まずは皇居外苑から見た大手町のビル街、まだ曇り空ながら雨が降りだしそう。

少し進んで巽櫓に来ました。向こうに見えるのはパレスホテル。

松並木が美しい桔梗門ですが、ここが皇居一般参観の受付場所。

看板が出ております。毎回300人先着順。
9時から整理券発行、9時30分受付開始です。

外苑の広々した芝生の向こうに見るビル街。

9時30分になって、いよいよ入場です。
江戸時代のお侍になったような気分?

すぐに右へ90度曲がって、これが本当の桔梗門でしょう。

桔梗門を潜ると、窓明館という休み処で参観申込書を書いて、ビデオを見て待ちます。

いよいよ出発です。雨が降りだしました。

宮殿はコーナーを曲がって左へ。石垣の向こうは皇居東御苑の一角。

左手にガソリンスタンドが有りました。宮内庁管理部車馬課のものです。
途中で馬一頭が通過しましたが、写真を撮るのを失念。

右手に富士見櫓を見て、ここで一旦ストップ。
江戸城の遺構で一番古いものです。

参観の参加者は外国人も多く、3グループに分かれます。
英語グループ、中国語グループが先行し、日本語グループは一番後から。

先へ進んで、宮内庁の建物でストップ。宮内庁の係員の方によると、1952年(昭和27年)から1969年(昭和45年)までこの3階が仮宮殿だったそうです。

同じ場所から見た坂下門です。皇族や来賓客はここから入場するのでしょう。
坂下というから、名前の通り右手の坂の上はいよいよ宮殿です。
幸い雨は止んできました。

坂を上って宮殿の建物です。1968年(昭和44年)に完成しました。儀式と行事等は宮殿で行われますが、天皇陛下のお住まいは宮殿とは別の場所で皇居内吹上御苑の御所。

宮殿の長和殿の長さは163mも有りますし、その前はとても広い東庭です。
ここは新年・天皇誕生日の一般参賀の場。

塀越しに見える宮殿の南庭。巨大な植え込みです。

中門を先へ進むと二重橋(=正門鉄橋)が有ります。

正門鉄橋の上に来ました。クラシックな照明灯です。

欄干もクラシックです。お濠の下には正門石橋。
下からの眺めとは逆の皇居内からの景色!
二つ合わせて二重橋というのは通称で、本当は正門石橋=二重橋だそうです。

渡ったところでUターン。ここから見えるのは伏見櫓です。

Uターンする前に撮りました。
この先は進入禁止の吹上御苑の中になります。

帰り道は行きとは少し違うルートで、山下通りを通って出発地に戻り、1時間の参観はこれで終了。こういう所だったのかと、普段見られないところを見れて良かったのです。

さて、このあとはメトロ千代田線で移動して、国会議事堂駅で下車、
参議院見学に行きました。議事堂裏の道から見えるのは議員会館の建物です。

当日に現地で申し込みをすれば、だれでも無料で見学できます。
受付をして、エスカレーターで地下へ。

議事堂の三角屋根です。

参観ロビーです。写真を撮れるのはこの部屋まで、あとは残念ながら撮影禁止。

本会議場傍聴席、天皇の御休所、皇族室、中央広間などを見学。
院内見学の様子は写真付きの
ぐるたび に詳しく、そこから一枚写真をお借りしました。
本会議場は衆議院と似ていますが、違うところは扇型の階段と議長席の後ろのカーテン。

院内見学の後、建物の外に出て、各都道府県の木が植えられた前庭を歩きます。
この時点で雨はザーザーと!

最後に議事堂正面から一枚撮って、正門から出ました。

大人の社会見学はこれで終了。たまにはこういうのもいいかも。