目白の椿山荘は山県有朋の屋敷でしたが、無鄰菴は有朋の京都別荘でした。
そこは風情ある黒塀のお屋敷、ちょっと入ってみましょう。
大きく開口部をとった座敷が開放的で、部屋からパノラマが広がります。
別の方向の眺めです。樹木がアクセントで風情が有り、ずっと奥行を感じます。
お庭から母屋を振り返ります。左手は洋館です。
水は琵琶湖から流れる疎水から引いています。
洋館は土蔵のような造り。
洋館の2階から母屋を眺めます。
歴史スポットの洋館2階は、そうそうたる明治時代のメンバーが集まりました。
無鄰菴会議の当時の状況が残っているのでしょうか。
天井もなかなか凝っています。
見学を終えて、屋敷を振り返ります。
少し歩いて、やってきたのは
青蓮院門跡です。
門跡寺院は住職が皇室または摂関家というお寺。襖絵の優雅で格調の高いこと!
お庭もとても素晴らしいものです。
いい松の木です。
御所を思わせるような御簾が有りました。
御所が火災にあってここが仮御所だった時も。(粟田御所)
見事な板絵戸です。
宸殿をお庭から眺めます。
見事な楠の大木がアクセントに。
さて見る予定のものは見終わって、最終日のランチタイムです。
四条河原町の日本料理店
とくを です。
京料理らしい上品なお味でした。
淀大根の海老そぼろあんかけ。
さわらとよもぎ麩の田楽?
穴子ときゅうりです。
あっさりデザートは、黒豆豆乳のブラマンジュ。
私は今回の旅でここが一番良かったのです。
妻は京都ホテルオークラの入船が良かったそうです。
このあと新幹線で仙台に戻りました。