二条城から地下鉄東西線で京都市役所前に戻り、寺町通御池下ルの
本能寺に来ました。
織田信長が遭難したあの本能寺の本堂です。
門前にはに大きな石碑が有って、さらに本堂の脇を進むと、
奥の方には信長公廟所が有ります。
そのわきに有った大イチョウの木ですが、
その脇の路地を抜けると河原町通に出ます。
本能寺から河原町三条下ルを東に行くと、
そこは「坂本龍馬寓居之趾」である、酢屋という290年続く材木屋さんの町屋。
当時の部屋の一部が二階に再現されているので見学してきました。
そこを東に進むと高瀬川で、この向こうは三条大橋です。
三条通の高瀬川のたもとのある石碑。北へ約一丁、と有りますのでもう少し向こうです。
案内の通り100m歩いて目標物を見つけました。
佐久間象山・大村益次郎遭難の碑です。
この辺りは幕末の史跡がごろごろしているところです。
その向かいにももう二個の石碑が・・・
武市瑞山寓居のあと。なぜかちりめん洋服の発祥の地と並んでいます。
吉村寅太郎寓居跡の案内板も。いずれも坂本龍馬と縁のある人たちです。
このすぐ傍に、料亭幾松が有りますが、ここは桂小五郎(のち木戸孝允)と三本木の芸妓幾松(のちの松子夫人)の木屋町寓居跡です。
そして、高瀬川一ノ舟入の石碑です。
伏見の酒だるを載せた高瀬船が浮かべてあります。
高瀬川と高瀬舟の説明版です。
このすぐ横は日銀京都支店で、背後の大きな建物は京都ホテルオークラです。
その横は島津製作所創業記念資料館でしたが、もう閉館時刻で見学はできず。
わずか500メートル四方の界隈に歴史スポットが集積している、とても興味深い場所でした。
散歩の終わりは、二条大橋から鴨川の広々した河原を歩くことにして、
河原の花を見ながら御池大橋まで戻り、1時間ほどの歴史散策を終えました。
夕食は京都ホテルオークラの入船というところです。
京料理らしい上品なお味でした。
翌朝のホテルのバイキングです。
次回は最終回で、東山の青蓮院と無鄰菴の巻です。