早春の京都をめぐる 旅の二日目は桂離宮から始まります。
日本庭園として最高の名園、といわれているそうです。
宮内庁の
参観案内サイトで朝9時の桂離宮見学を予約していました。
少し早く着きすぎて開門を待っています。暦は春でもまだまだ寒いのです。
15分前に開門し、案内のビデオを見て、9時からいよいよ案内開始です。
門をくぐって、
見事な松を見ながら、
開放的なお庭を巡ります。
松琴亭という茶室。切り取った丸い形がお洒落で、
敷石も面白い形をしています。
こんどは、さざ波のたつ池を見ながら、
優雅な曲線を描く小道を行き、
展望のいいところに到着します。
そこに有ったのは・・・
賞花亭という風雅な建物で、そこから先には・・・
風雅なたたずまいの梅の木の脇を通り、さらに進むと・・・
リズミカルに丸を並べた窓に目が留まりました。笑意軒という茶室です。
壁下地の竹をそのまま生かした窓で下地窓というそうです。
縁側の木目も素晴らしい。
「荒天」だった前日、この日は「好天」で幸いでした。
同じ読み方ですが・・・大違い。
晴れの日ならではの光景でしょう。池の向こうは園林堂。
光の春が来たようです♪
最後に来たのが、これがメインの建物、書院です。
書院そばの茶室、月波楼の化粧屋根裏です。
造形が素晴らしい。
そこからの庭の眺めも。
簡素な建物の美なのでしょう。
桂離宮は行ってみてその良さが初めて判りました。
阪急電車で大山崎へ移動して、
アサヒビール大山崎山荘美術館に来ました。
以前来たことが有りますが、妻は初めてのところ。
木蓮が青空に映えます。
坂を上って建物に到着。
一枚廊下のを撮ってしまいましたが・・・
建物内は撮影できません。
天王山の方向の眺め。
淀川方向の眺め。
お庭の様子です。
大山崎山荘美術館に2年前に来た時の記事は
こちら。(もう少し詳しく書いています)
山から下りてきて、大山崎の
レストランタガミに到着。
春らしいお雛様風?のランチを頂きました。
デザートもお雛祭りを思わせる一品でした。
続きは二条城と二条陣屋の巻です。