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11. プラーターの大観覧車に乗り、ヨハン・シュトラウスの家に行く

ここは映画「第三の男」で有名なウィーンの大観覧車。
出来たのは今から100年以上前の1897年、皇帝フランツ・ヨーゼフの治世です。
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下から見上げるとこんな感じでした。高さ65mと結構高いのです。
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眼下には、元はハプスブルク王家の狩猟場だったという、
プラーターの遊園地が広がります。
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映画「第三の男」の時代背景は第二次大戦直後のこと、
当時ウィーンは連合国4か国による「分割占領」という状態で、
映画でも、アメリカ地区やソ連地区の名前が出てきました。
ドイツがそうなった様に、オーストリアも危うく分断の可能性が有ったのです。

そんな時代は去り、今はのんびりしていますが・・
観覧車の回って戻ってくるのは15分くらい。
ゆっくり景色を楽しめます。
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北東方向に見えている遠景は、ウィーン郊外の「国連都市」です。
戦後、永世中立国になることで、何とか東の圏内に入らずに済んだオーストリアですが、
中立国ゆえに国連機関の誘致が出来たわけでしょう。
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北方向の遠景は、前日に行ったウィーンの森、カーレンベルクの展望台付近ですが、
ウィーンの森はウィーン市の郊外を半円状に囲んでいます、
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そして、こちらはウィーンの旧市街です。
シュテファン大聖堂の塔はどこからでもよく見えます。
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そろそろ、下界に戻って来ました。
メリー・ゴー・ラウンドの右隣に有るのが、次に行くところの・・・
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マダム・タッソーの蝋人形館です。ロンドンでは見に行きませんでしたが、
観覧車と同じく、ここもウィーンパスが使えます。
10時に開館と同時に入場したので、まだがら空きなのはラッキーでした。

まずはウィーンならではの音楽家たちに会いましょう。

ベートーヴェン。
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モーツァルト。
二人とも楽譜をもっています。
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シューベルトはピアノの前にいて、
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ハイドンは宮廷服でしょう。
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この人がいないと今のウィーンとは雰囲気が違っていたと思われる・・・
ヨハン・シュトラウス。タクトを振る姿が決まっています。
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これらすべてウィーンに住んでいた人で、
これだけ揃えば、やはりここは音楽の街№1でしょう。

そして、音楽家ばかりがウィーンではないよ、と言っているのが、フロイトです。
横に有るのは診察用の寝椅子でしょう。
フロイト博物館にも置いておけばいいのに・・・。
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映画の世界でも、ここではやはり音楽が欠かせません。
オーストリアのイメージにぴったり、
「サウンド・オブ・ミュージック」のジュリー・アンドリュースです。
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ほかにも、いろんなジャンルが有って、それも楽しんだのですが、
あと一人だけご紹介。

オーストリアには関係が薄そうですが、私のツボにはまりました。
会えてうれしかった、オードリー・ヘプバーンです。
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次のスポットへ行きましょう。U1に乗って一駅のネストロイプラッツで降りました。
ヨハン・シュトラウスの家は、プラーター通り54番地。家は旗のある2階部分です。
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ヨハン・シュトラウス2世(1825〜1899)の肖像画。
「オーストリア第2の国歌」ともいわれる名曲「美しき青きドナウ」の作曲者です 。
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「ワルツ王」は1863年から1870年の間ここに住んでいました。
皇帝フランツ・ヨーゼフと同時代人で、亡くなったのは1899年。

室内は当時の雰囲気を感じることが出来ます。
旅の前に、シュトラウスを題材にした『グレートワルツ』という古い映画を見て行きましたので、「そうか、ここだったのか」という思いが有りました。
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愛用のバイオリンです。
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次回は、
ウィーンでは欠かせない見どころ・・・モーツァルトの家を見て、
ドイツ騎士団教会の界隈を散策します。


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by ciao66 | 2017-10-24 17:54 | オーストリア2017 | Comments(6)
Commented by トムソーヤ at 2017-10-25 16:06
ウィーンの大観覧車。

「第三の男」のハリーと、シシーの旦那のフランツ・ヨーゼフ、どこかで繋がっているのです。
それに、マダム・タッソーの音楽家たち。

昔見知った有名人たちが、ウイーンを歩いていたとは感慨深いですね。





Commented by Clearwater0606 at 2017-10-25 20:07
大観覧車、良いですねえ。シンプルなデザインが素晴らしいです。文化の違いを感じます。
Commented by ciao66 at 2017-10-25 21:28
トムソーヤ様、「第三の男」のDVDを借りてきて、先ほど見ていると、王宮のすぐそばがメインのロケ地だったようで、何処かな?と思って調べてみると、王宮のヨーゼフ2世広場前が冒頭場面のロケ地でした。・・・そうと知らずに通りすぎましたが、思い出してあぁあそこだったかと。

歴史上のいろんな登場人物が、同時代人だと関係がある場合が多いですね。
フランツ・ヨーゼフとワルツ王もそうですし、シューベルトとハイドンもそうだし、あれこれと興味が尽きません。
Commented by ciao66 at 2017-10-25 21:32
Clearwater0606様、シンプルでも、昔風でも、いいですね。ノスタルジーを感じるデザインで、今にも生きている感じがします。
Commented by cahieretstylo at 2017-10-25 23:03
「第三の男」!昔(20年ぐらい前?)テレビで見ました!
映像が断片的に浮かぶだけでストーリーをほとんど覚えていません(汗)
でもあの雰囲気、もう一度見直したいです。

マダム・タッソーの蝋人形館に勢ぞろいした音楽家たち。
ウィーンは本当に音楽の街なのだとうれしくなります。
Commented by ciao66 at 2017-10-26 21:41
「第三の男」で印象的なシーンは二つ、観覧車のところと下水道の中での追跡劇でしょうか。あの時代にしか撮れない映画かなという気がしますが、60年以上たった今も、何故か日本人とアメリカ人には特に人気があるそうです。

蝋人形はモデルの良く特徴を捉えていて、すぐに誰だか判りましたし、
立体的にそこにあるというのも不思議な感覚でした。
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