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プラハ室内歌劇場のオペラ「魔笛」観劇記

 6月21日のプラハ室内歌劇場の仙台引越し公演に行ってきました。
モーツアルトは好きなのですが、半年前のローマでオペラを見損なったリベンジが叶い、初めてのオペラ観劇です。
 以下、初心者のくせに無謀、素朴かつ大胆な?感想です。
☆出演者について 
 ・夜の女王は特別出演の地元出身、世界的ソプラノ菅英三子さんでしたが、 「これがコロラトゥーラ」という出来ばえで堪能しました。
 仙台出身だけに地元ファンにとっては特に良かったようです。
 ・王女パミーナは表情も声もなかなか素敵でしたし、
 ・鳥刺しパパゲーノは随所で笑いを取っていました。(当然ですが・・)パパゲーナとのやり取りは面白いし、「パ・パ・パ」の掛け合いの2重唱も、聞いていると幸福になる感じでなかなか良かったのです。
 ・夜の女王の「侍女」3人は、着せ替え人形みたいに大きなスカートのワンピースを取ると3人の「童子」姿に変身!、人件費節約?で、フル出演状態。どちらの役も好感が持てました。
 ・以上の皆さんが◎です。
 写真、ちょっとピンボケですが・・・アリア「なんて綺麗な鈴の音」の場面です。
(パパゲーノが魔法の鈴を鳴らすと、敵のモノスタトスたちが踊りだし、窮地を逃れる。)
 
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☆舞台装置について 
・王子タミーノが最初に出会う「大蛇」ですが、大道具の実物は登場せずに、「イメージ」で想像して!という感じです。これではまるで「能」か「狂言」みたい。経費ケチった?それとも演出?
・魔法の笛を吹いて出てくるはずの「動物」も同じく、出てきません。
・第二幕のタミーノとパミーナが「水」と「火」の試練を潜り抜ける場面では、大きな三角錐2個をスポットライトで色をつけて象徴的に「水」と「火」を現していました。
ちょっとこの辺は派手にやってほしい感じもありますが・・・
まあ、演技力でカバーした?
写真はカーテンコールの場面ですが、大きな三角錐2個が見えます。
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☆作品・ストーリーについて
モーツアルト晩年の傑作、オペラですがセリフもある「ジングシュピール」(歌芝居)でミュージカルに近い感じ。「魔笛」は語感が「おどろおどろしい」のですが、実は「魔法の笛」であって「魔の笛」では有りません。王子が王女を救う、という楽しい話なのですが、詳しいストーリーはseptuorのMATEKIのページを参照下さい。あらすじ付き台本ツアー(音も付いている)、このオペラの製作背景なども記載あります。
今回、このHPで楽しく「予習」して行きました。703Xさんお世話になりました!
☆予習効果?
 荒唐無稽なストーリーなのですが「予習」効果あって、第2幕に至っても「字幕」をあまり気にせずに「ストーリー」に付いていけました。もっとも、多分、予備知識無くても充分楽しめるオペラかも知れません。
 モーツアルトの音楽を聴いているだけでも幸せな気分になるのですから・・
☆「座席」
 ちょっと後ろのほうだったので「オペラグラス」で見ましたが、舞台の表情が見えるぎりぎりのところ。なるべく早く予約して、いい席を取って見るべきと思いました。
☆最後に感じたこと
ひょっとして、(王子+王女)=「求道者」と、(パパゲーノ+パパゲーナ)=「人生楽しまなくっちゃ」の二組はモーツアルト自身の「分身」であり、人間の二面性を現しているのではないか、と思ったのです? ※1
 さらに(ザラストロ)=「高僧」も加えて、「2(組)+1」でこのオペラの「key number」である
「=3」になります。いいかえると、現世の「2」+来世or宗教?の「1」で合計「3」で人間完成!
 (・・・無謀、素朴かつ大胆な?感想)  ※2
補足※1:王子=Taminoと王女Paminaは名前がそっくり。両端の一音づつ違い、真ん中の部分aminが共通。    PapagenoとPapagenaは最後の一音違い。
補足※2:この作品は、楽しい大衆向けのオペラなのですが、実は、「徳性による人間の完成」という秘密結社フリーメーソンの思想が濃厚に含まれていると言われてます。(septuor参照)
 「3」はフリーメーソンのkey nunberで「3つの和音」などでこのオペラで意識される数です。

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明日、早朝4時、日本×ブラジル戦。早く寝て、見るべし。
good night!

 
by ciao66 | 2006-06-22 07:31 | life | Comments(0)
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