春の「うろうろ関西」の3日目は、阪急神戸線の特急に乗り、夙川駅で下車しました。
ここはサクラの名所ですが、まだちょっと早かったようです。
でも、松並木が美しく散歩するには気持ちのいい場所です。
夙川から苦楽園口駅へ1kmくらい、ぶらぶら歩いたあと・・・
今度は夙川の隣、阪急芦屋川駅で再度途中下車し、芦屋市内を散歩します。
遠景は六甲山ですが、芦屋川右手の丘の上に目立つ白い建物があります。
急坂を登り邸宅が並ぶ山手町の一角、左側の樹木が茂るところには・・・
下から見上げた目立つ家は、眺めがとてもよさそうなロケーション、
今はヨドコウ迎賓館ですが、かのフランクロイド・ライトの設計です。
まだ開館前でしたので外観だけ見て芦屋川駅に戻ります。
駅の戻る途中の路地には雰囲気のある洋館がありました。
芦屋川駅を通り過ぎ、川の西側をぶらぶらしていると、
芦屋川が「天井川」であるということが判るスポットに到着。
(「天井川」=砂礫の堆積によって河床が周辺の土地よりも高くなった川)
最近開通したのでしょう。ここの道路はトンネルで川を潜ります。
綺麗な川の色ですがよく見ると川底に苔があるのでしょう。
飛び石が面白いですね。
芦屋川の「天井川」という地形がわかるもう一つのスポットに来ました。
東海道線(今は「JR神戸線」という)が芦屋川の下をトンネルで潜ります。
電車の線路が普通の地盤なのでしょう。トンネルにも見えず川にも見えないのですが。
別の角度から川底の高さが判る写真が撮れました。
2段の滝になった芦屋川ですが、ちょうどこの下をJRの線路が横断しています。
川は電車をやり過ごしたあと急に高度を下げるのでしょう。人工的な滝だと判ります。
(以下の写真はすべて、振り返って北向きに撮っています)
神戸の元町に出る予定でしたが、川沿いに景観のいいところが続いているので、
JR芦屋駅から乗るのはやめにして、阪神電車の芦屋駅までこのまま歩くことにします。
写真は業平橋です。かの在原業平は芦屋の住人だったというのです。
美しい松並木。川沿いには邸宅が並んでいます。
阪神芦屋川駅から六甲山へ向かうハイカーです。
ぞろぞろと、次々と・・・いいお天気でしたから。
六甲山を眺めながらの気持ちのいい散歩道でした。
このあと、神戸元町に出て、Kさんとお会いして神戸産の地ビールを飲みながらのランチをして、夕刻また関空から仙台に戻りました。