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27. 緑あふれるイルム公園とゲーテの山荘

ここはイルム公園のゲーテの山荘です。
山荘とはいっても山の中では無く、ふもとの辺り。
前は広い公園で、後ろ側は自然のままのお庭になっています。
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イルム公園の中から見た山荘です。
この道をいつもゲーテは歩いていたのでしょう。
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街中のゲーテの家は大公からのプレゼントでしたが、
ここも同じくご褒美に貰ったもので、時期的にはこちらのほうが先でした。
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いろんなアングルから撮ってみようと・・・
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バラが咲きだしていました。
テューリンゲンカードで入場します。
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質素な台所です。
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1階の様子。部屋ごとにカラーが違うのはゲーテの家と同じですね。
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2階に上がりました。
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書斎です。
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2階からは美しい公園が一望!
ため息が出るような素敵なところ♪
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書斎の隣りの部屋です。ここも書斎?
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建物の裏手は自然のままのお庭です。
庭と公園と一体化して区別はつきませんが、フラットな部分が公園。
イルム川が谷間に流れています。
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山のような庭から降りてきました。
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今度は、公園内をもう少し歩いてみます。
どこまでも伸びる散策路。
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緑いっぱいです。
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川に出てきました。
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山荘から少し下流の橋です。
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橋を渡ってしばらく行くと、別の山荘が表れました。
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崖の上に建っています。登るのが大変そう。
だいぶ歩き疲れているのです。
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やっこら、登って到着したのは、ローマ館という名前の建物でした。
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建物はお金持ちの別荘だったのでしょう。ゲーテの山荘とは趣がまるで違います。
でも、がらんどうで家具がなにも無いのはちょっと寂しい・・・。
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イルム川が流れる谷間が望めて、ここも眺めはいいのです。
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ここからはフラットな道で楽ちんです。
美しい花があれば尚更良し。
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この看板が気になったのです。
地下の洞窟が見れるというのでしょう。
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なるほど、こうなっているのかと・・・
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地下への入口を見つけて潜入します。
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中は期待ほどでは無かったのです。
ぐるっと回って一周するのに多分5分くらい?
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通路の途中で行き止まりのようなドアがあって
突然開くのは面白い仕組みでした。
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地下洞窟のすぐそばで、それよりも興味深かったスポットはこれです。
赤い星のマーク!目を引きます。何でしょう?
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ここは1990年までは東ドイツだったのです。
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鎌と槌、赤い星とくれば、判ります。墓石があります。
ソ連の墓地だったのでしょう。軍関係者の墓地でしょうか?
東ドイツ時代のものかと思われますが、詳しくは何も判らずでした。
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東ドイツがあった時代(=東西分裂の時代)は1949年~1990年の間、約40年間、
第二次大戦後の占領期間を入れるとソ連の影響下にあったのは45年くらいです。
再統一後はもう25年も経っているとはいえ、
ここが東ドイツだったことを示す痕跡はあまりありません。

(時間は戻って・・ ) 冒頭のゲーテの山荘に行く前です。
ゲーテの家の広場にある、アジアビストロの看板につられて入りました。
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看板にはお米のメニューがあったのです。
室内の様子は色彩感覚が中華風ではありません。

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ここは聞いてみると中国では無くベトナム人の店、
久しぶりの米飯はチャーハンで、わずか3ユーロ!(400円位)
ここだけは物価水準がまるで違っていたのでした。
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次回はヴァイマル編としては最後で
リストの家とゲーテのお墓の巻です。
by ciao66 | 2015-07-28 07:54 | ドイツを巡る2015 | Comments(8)
Commented by Clearwater0606 at 2015-07-28 21:36
お写真を拝見して、日本の観光地とは随分違うなあと感じていたんですが、もしかしたら、ドイツでは観光地の門前に土産物屋がないのでしょうか?
Commented by ciao66 at 2015-07-28 22:04
日本では確かにどこに行っても土産物屋さんが並んでいますね。
日本人は土産物好きか?
私の見たドイツで土産物屋さんが並んでいた場所はライン川のリューデスハイムのつぐみ通り、ベルリンの中心部の何か所か、くらいでしょうか。
ドイツ人は堅いので土産物はあまり買わないのか?
ちょっとした謎ですね~。
Commented by cahieretstylo at 2015-07-28 23:10
気持ちのよさそうな山荘とお庭ですねぇ
(今現在の猛暑の日本とつい比べてしまいます…)
部屋ごとに壁の色が違うというのはおもしろいです。
センスが問われそうですが。

ドイツ再統一から25年!
ベルリンの壁を壊す様子などテレビで見ました。
そうか、もうそんなにたつのか…。
Commented by ciaomami at 2015-07-29 00:11 x
暮らすならばゲーテの家や山荘の壁の方が落ち着くのでしょうけど、暮らしてみたいのはローマ館のような壁。欲を出せばもっと高い天井がいい。タイムマシーンに乗って中世の貴族の暮らしを味わってみたいです。
Commented by ciao66 at 2015-07-29 16:12
cahieretstylo様、ここは公園の風が吹いて夏は気持ちよさそうですね。
お部屋の色彩ですが、どれも落ち着いた色調なので、部屋ごとに色が違っても違和感がないのかも知れません。ゲーテには色彩論という本も有りましたが、難しそうで読んだことは無いのです。

次のライプツィヒやベルリン編では現代史がヴィジュアルな形で再々登場しますので、当時を思い出しながらご覧いただければ幸いです。
Commented by ciao66 at 2015-07-29 16:15
ciaomami様、やはりお好みはローマ館のほうだろうと思いました。
名前もそうですが、ここからはイタリアの香りがしますよね。
貴族の暮らし・・・なんという心地よい響きでしょう。
わたしもタイムマシンに乗ってみたいです。
Commented by mamejiro19 at 2015-07-29 23:57
こんばんは!お久しぶりです~。
ドイツに行かれていたのですね!さすが、写真が見ごたえあります!!
もう既に第27話。。ゆっくり読ませていただきますね。
それにしても、きれいな緑の公演ですね・・・。
そしてやはり、アジア人の経営するお店は安くていいですね
Commented by ciao66 at 2015-07-30 08:32
おはようございます。街歩きでは公園めぐりも楽しみなのです。
ヴァイマルの公園は小さな街なので、散歩する人はちらほら程度、
緑がとても美しかったし、混みあっていないところも素敵でした。
 ベトナム人のレストランはこのあと旅行中に度々見かけて、ドイツ料理のソーセージと並んでお手軽なので(コース料理と違って食べすぎる心配もなく)良く利用しました。
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