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23. もとは水道橋だったアクエドットは楽しい散歩道

 ここはもとは水道橋だった面白い散歩道です。
朝の散歩では歩けなかったのですが、やっとこの上を歩くことができました♪
水道橋はアクエドットという通りですが、この写真の上のほうから散歩は始まります。
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 水道橋へ行く道はちょっと判りにくいのです。
カヴァロッティ広場からバルデスキ通りに入って、一つ目の辻の、
左手の建物に目的のアーチが有ります。 (右の路地を行くと大聖堂の裏)
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二重になったアーチは Via Appia アッピア通り。
下から二人連れが上がってきました。
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少しカメラをひいて・・・・トンネルを抜けて降りて行くと水道橋に出ます。
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今度は女性3人連れが降りて行きました。
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ここは絶景です。アーチの向こうに広がる街並み。
アーチの下の風景も楽しめてそこに水道橋が見えてきました。
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車が通っている道はチェーザレ・バッティスティ通り。(朝はアーチの上を歩いた)
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歩くたびに、少しづつ変化する景色が面白いところです。
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だんだん景色が広がってきて・・・
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水道橋の端が見えてきました。
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ここです。昔は水道が流れていたところ。
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今は人が歩ける道、アクエドット通り Via dell'Acquedotto です。
(Acque というのはもちろん水道 Acqua の変化形。)
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ここから振り返ります。(朝はこの上から見下ろしていました。)
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少しカメラの位置を変えて、水道橋の終端部分を見ます。今は無用の長物となったこの部分ですが、ここから大聖堂前の噴水まではトンネルで通っていたのでしょう。
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 案内板が有ります。帰国後に大意は解読いたしました。

5km先の Monte Pacciano(パッチャーノ山)から、大噴水まで水を引くために1280年に完成し、以後ずっと通水していたが、新しい水道が1835年に完成して、ここは遊歩道に変わった。

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 700年前に出来た、というのは十分に古いのですが、
歴史が紀元前にさかのぼるペルージャとしてはこれは意外に新しいものです。

さて歩き始めました。こんな道を歩くのは初めてでわくわくします♪
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 アクエドット通りを歩いていくと、通りにはちゃんと家が建っています。
水を通していた時には、もちろん無かった建物でしょう。
1階はアッピア通りに入口が有り、2階か3階からはこちらを利用するという家!
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 歩いてきた方向を振り返りると、くぐってきたアーチが向うのほうに見えます。
アーチに向かって緩やかな上り坂。
水は重力に逆らって登って行ったようです。水源の山からの圧力差で?
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まだまだ続きます。
歩いて楽しい道です。
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オレンジ色の家に注目。
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ここは下に道路が通っています。
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朝の散歩のとき「水道橋の上を歩きたい」と思い、見上げた写真がこれでした。
(念願がかなってよかった♪・・)オレンジ色の家が左上に写っています。 
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水道橋の上から右手方向を見ると、ペルージャ外国人大学とエトルリア門の有る所です。
(朝はここを通って向うに行きました。
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さて散歩を再開します。ここは谷底部分で、ここから緩やかな上り坂です。
(水が通っていた時は、山からここまで下り坂だったのでしょう。)
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緑が多い景色に変わってきました。少し行くと・・・
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 斜めに交わる交差点に出ました。
アクエドット通りはここで終わり。ここから別の通り名になります。
水道はここから先どうなっていたのでしょう?
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道はまだ続いています。左は交差しているアリオダンテ・ファブレッティ通り。
水道橋に続く道は、右手のファジャーノ通りで、ここから少し急な上り坂に変わります。
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Via del Fagianoと有ります。
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ルート的には、一直線なのでやはり、水道がここを通っていたのでしょうか?
でも、通りの名前が違うのはどうしてか、などと考えながら行きます。
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この付近から、ますます急坂になってきて・・・
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 ちょっと微妙な曲がり角に到着です。
まっすぐは階段、こんな急傾斜の水道はまず無いでしょう。
左手は・・・。
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つづら折りのカーブで、古い教会の塔が見えます。
つづら折りでは間違いなく、これは水道跡では無いでしょう。
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 階段を上って振り返ると、今まで通ってきた道が一望です。
正面の奥は大聖堂の建物でしょう。そこまで水道が通っていた。
ここは水道の谷越がよく判るポイント!
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 (私の帰国後の推定はこうです。)
 水道は、山から下りてきて、ファジャーノ通りをトンネルで通過し、ファジャーノ通りがアクエドット通りに名前を変えるところで、地上に顔を出していたのでは。

レストランが開く時間までペルージャ外国人大学の前で一休みです。
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ここからは夕日に輝く山や丘が綺麗でした。
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泊まったホテルで聞いたレストランは午後7時半になってもまだ開かかったので、
別のところを探して、入ったのがここでした。
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 食事を終えて出てみると、あれっ、見覚えのある斜めの交差点です。右手のアリオダンテ・ファブレッティ通りから来たので、お店に入る時には気づきませんでした。

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次回はダメ押し編?水道橋の続きです。夕刻の景色がよかったのです。
by ciao66 | 2014-07-07 16:03 | イタリアを歩く2014 | Comments(8)
Commented by cahieretstylo at 2014-07-07 18:25
今さらですが、絵になる風景の中を歩かれたのですねぇ
とてもとてもうらやましいです。
坂や階段というのが自分のツボにすごくはまるということを実感しています。
この景色に自分も身を置きたいです(>_<)
700年前の水道橋を歩くというのも、ワクワクするような体験ですよね。
Commented by ciao66 at 2014-07-07 19:21
街中の水道橋の上を歩く、というのはわくわくする出来事でした。
この水道橋でジョギングや散歩をしているペルージャ市民は、
毎日さぞかしいい気分だろうと、思うのです。
アッピア通りの階段のような坂道は、段差が緩やかで、歩くリズムに有っている道でした。
Commented by ciaomami at 2014-07-07 19:29 x
本当に水道橋の上を歩くのは楽しかっただろうなって思います。
でも700年前のものってのは意外でした。もっと古い物かと思っていたので。
って考えるとペルージャの歴史も知りたくなってくるのですが、来世にします。
来世にはペルージャの外国人大学で勉強していると思うので、その時にでも(^^)v
Commented by ciao66 at 2014-07-07 19:42
朝、下から見上げたり見下ろしたりで、期待が高まっていたこともありますが、その期待を裏切らないような面白さでした。
私ももっと古いものだと思っていたのですが、案内板を解読して初めて知りました。
昔は井戸を使っていたのかも知れませんね。
ペルージャ外国人大学、私も行けるものなら通ってみたい。でも私のイタリア語では無理でしょう!
Commented by Clearwater0606 at 2014-07-08 21:56
何だか色合いが素晴らしいですね。ため息が出ます。Nikonのカメラの発色も寄与しているのでしょうか?
Commented by ciao66 at 2014-07-08 22:02
イタリアのからっとした透明な空気と、それが原因の強い日差しが、色合いの大きな要素ではないかと。Nikonの寄与もあったことでしょうが・・・。
Commented by milletti_naoko at 2019-06-17 06:21
水道橋の散歩、わたしも初めて歩いたときは感嘆しました。小さい扉がすぐに通りに面している家があったり、水道橋の上を歩くと、人の庭を上からのぞき込めるところがあったりするのが興味深かったです。一度、ペルージャ外国人大学の美術の先生から、授業中に皆で大噴水を訪ねて説明を聞いたことがあるのですが、大噴水が丘の高い位置にあるために、ここまで水を引くのが大変で、何度も失敗したあげくにようやく成功したのだそうです。車でないと行くのが難しい近くの山の上に、大噴水の古い水源があり、そのあたりが公園として整備され始めた頃に、何度か散歩したことがあります。
Commented by ciao66 at 2019-06-17 20:29
水道橋の上を歩く、というワクワクする体験は、不思議な感じもして、歴史も感じましたし、単純に眺めも良かったし、素晴らしかったです。
そこにたどり着くのに、意外に道が入り組んだところに有って難しく、でも曲がりくねった坂道から見える、迫力ある建物が美しかったです。
 お話のように、古い水源地まで、行ってみるというのは、それはまた面白そうですね♪
そして、水道橋が何度も失敗したあげくにようやく成功した、というのは知りませんでした。
谷越えの水道ですから、きっと知恵と努力の結晶だったのでしょうね。
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