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4日目-5 歴史の迷宮ハンプトン・コート宮殿を楽しむ (続き)

ハンプトン・コート宮殿南側のプリヴィー・ガーデン The Privy Garden に来たところ、
先ほどまで晴れていた空は、あっという間に雲が広がり、撮影は厳しくなりました!
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青空も見えているものの、厚い大きな雲が次々と通過して、光を遮り、
せっかくのイングリッシュ・ガーデンも、撮影がうまくいきません。
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宮殿の南のファサードは、建築家クリストファー・レンの設計により、増・改築された部分で、
テューダー様式ではなく、17世紀のものですが、不思議に全体と調和しています。
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テムズ川の景色が見えるところ。
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川沿いの Thames Path を散歩する人々。
散歩もいいな、と思ったのですが、見学途中だった宮殿内に戻ります。
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グーグルマップを再掲、とにかく広いお庭です。
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また少し晴れてきました。猫の目のように変わる空模様です。
雲のスピードはとても速く、イギリスらしいお天気なのでしょう。
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Eeast Gate にいた観光馬車です。二頭立ての立派な馬!
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次に来たのは、ヘンリー8世の部屋 Henry8`s Apartments 。
グレイト・ウォッチング・チェンバーの豪華な天井を見上げます。
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ここは、ヘンリー8世の時代の建物が残っています。
大きなタペストリーの掛かる壁。
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その少し前に、王様に出会いました!ヘンリー8世です。
家来を連れて何処へ行くのか?付いていったのですが・・・
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来たのは、先ほどの部屋の隣にある、グレイト・ホールでした。
ここは中世イギリスでもっとも大きなホールといわれ、
宴会の大食堂だったところです。
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立派な銀の食器が並んでいます。
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王様は何処に行ったのでしょう?と思ったら・・・
別の部屋から声が聞こえてきました。
イベントの寸劇が始まったのです♪

寸劇はそのまま中庭へ移動、
王妃は誰だったのか?王に何か抗議しているようでしたが、
アン・ブーリン?キャサリン・ハワード?
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せっかくの劇も、英語がうまく聞き取れず、ちょっと残念。
姿を見るだけでも面白いのですが、話が分かればもっと良かったのに・・・。
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筋がつかめない劇を置いて、ヘンリー8世の部屋に戻りました。
グレイト・ウォッチング・チェンバーからチャペルへと続くギャラリーです。
ここは、「ホーンテッド・ギャラリー」という怖い別名があり、幽霊が出る場所だそうです。
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幽霊は5人目の王妃のキャサリン・ハワード。
不義密通の事実が発覚したのち、チャペルにいる王に命乞いしようと、この廊下を走り、
捕えられひきずられていったという。
その後、ロンドン塔で処刑されて、自業自得のこととはいえ、気の毒なことでした。
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次に来たのは、宮殿内で一番立派で美しいところ、チャペルです。
残念ながらここは撮影禁止だったのですが、
Chapel Royal からお借りした画像で、素晴らしい天井の装飾をご覧ください。 
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目を見張るような美しさでした。
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建物はまるで迷宮のようです。案内図を見ても判らず
「行きたい場所は何処? 私はいま何処?」 となり、
案内の方に、「ウィリアム3世の部屋に行きたいのです。」とお願いしたところ、
親切にも、通行禁止の柵を幾つも外して、連れて行ってくれました。
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ところで、ウィリアム3世はどの時代の王でしょう。(あまり有名では有りません)

テューダー王朝の次は、ドイツから来たジェームス1世が創始者のステュアート王朝、
その後クロムウェルの共和政を経て、名誉革命でオランダから来た王が、
メアリー2世と夫婦で共同統治したウィリアム3世(在位1689年~1702年)です。

William3`s Apartments を見てみましょう。
素晴らしい階段と、天井は、建築家クリストファー・レンが手がけた芸術品でした。
写真はタペストリーのある部屋。
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壁一面に綺麗に並べられているのは何でしょう?
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答えは、ピカピカに磨き上げられた芸術品のような銃です。

午後の陽光があたって美しいギャラリー。
この宮殿に来たのが午後1時なのに、もう4時半です。
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すっかり快晴になったようです。
でも歩き疲れて、もう一度広いお庭に出る余力は有りません。
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午後の陽光があたって美しい建物。
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最後に来たのが、テューダー朝時代のキッチン Tudor Kitchen です。
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肉を切るのは切株のうえ!リアルに再現されています。
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キッチンの煙突です。
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Fountain Court の中庭にも陽が射して、建物が綺麗でした。
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宮殿を離れる前に、ヘンリー8世の6人目の王妃キャサリン・パーについてお話ししましょう。

もう晩年を迎えたヘンリー8世は、最後に素晴らしい王妃に恵まれることになります。
すでに30歳で2回の結婚歴を持ち、学識は抜群、著書は2冊あるという異色の王妃でした。
ヘンリー8世とは死別し、その後4度目の結婚をしたのち、産褥熱で亡くなっています。

王妃は、庶子扱いになっていたメアリーとエリザベスを王女として復権させるべく働きかけ、
彼女達に第一級の教育を施しました。エリザベス1世が賢明で偉大な女王になったのは、
義母キャサリン・パーの功績も大きいと思われます。
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午後5時、夕日が傾きました。宮殿の見学を終えて帰路に着きます。
この日は10月12日でしたが、日没時刻は午後6時14分。
サマータイムで1時間ずれる為、意外に日没は遅いのです。
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夕陽があたり美しいテムズ川の散歩道。
ここから橋を渡り、駅に向かいます。
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ハンプトン・コート宮殿駅に到着。私は黄色いマークをピッとするだけ。
( ここは6ゾーンの駅ですが、オイスターカードにトップ・アップしてあればOKです。 )
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雲一つない青空とプラットホーム。架線が無いのですっきりしています。
ここは地下鉄と同様に、「第三軌条」から電気を取る路線だったのです。
(グリニッジで乗ったサウス・イースタン鉄道と同じ)
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パンタグラフの無い電車が来ました。
ここもナショナル・レールですが、運行会社は South West Trains 。
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ロンドンのターミナルであるウォータールー駅まで30分ほど。
ホテルのあるベイズ・ウォーターへは、ウィンブルドンで地下鉄に乗り換えた方がいいのですが、
ウォータールー駅を見てみようと、終点まで行きます。
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夕方のラッシュで込み合うターミナル駅は、何も面白いものはなく、疲れるだけでした(汗)。
地下鉄を乗り継ぎ、ベイズ・ウォーター駅に向かいます。
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この日はホテルで夕食。スパイスの効いたチキンのカレーは、
パサッとしたライスと不思議によくマッチして美味でした。
足の状態も、「バンドエイド・魚の目用」と、前日買った靴の効果で、少しづつ良くなってきました。
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次回もまた郊外編。女王陛下のお城、ウィンザー城に行きます。
by ciao66 | 2012-11-30 07:12 | イギリスを歩く2012 | Comments(6)
Commented by junnote at 2012-11-30 18:37
一枚目の写真、青空に黒い雲、手入れされた植え込みに今までと様子の違う宮殿。で、不思議な絵のように見えました。おもしろいです。

チャペル美しいですね!いつまでも眺めていたいような装飾です。
そしてそんな荘厳な装飾もいいけど、
午後の陽光が射すギャラリーの落ち着いたシックな色合いも大好きです。
そして豪華食卓(?)を担っていたであろうキッチン!気になります^^
ワイルドに料理していたみたいですね。
Commented by はなみずき at 2012-11-30 18:39
 素晴らしい宮殿を楽しませていただきました。
美しい庭園、ヘンリー8世の部屋の豪華な天井、大きな
タペストリー、グレイトホールのステンドグラス、
豪華なチャペルの様子、ヘンリー8世の6人目の王妃の
お話等々、今回も興味津々でした。

 宮殿や、それを取り巻くドラマや歴史が好きなのでしょう!
先週末、国立新美術館でリヒテンシュタイン侯爵家の秘宝を
みてきました。
 
Commented by ciao66 at 2012-11-30 21:24
junnote様、陽は射しているのに真っ黒な雲、こういう時の撮影は
結構大変でした、明るさが意外に足らないのです。

宮殿のチャペルは修復がパーフェクトにされているのにも、感心しました。
国王が首長という、イングランド国教会だからこそ、美しさを極めた
教会を造り、その姿で人の心を掴もうとしたのでしょうか。

テューダーキッチンでは、鹿やイノシシ等スポーツハンティングの獲物もよく食べたそうです。
ヘンリー8世だけでなく、エリザベス1世も狩りを楽しんだとか。
Commented by ciao66 at 2012-11-30 21:36
はなみずき様、美しい庭園は10月中旬になっても花が残っていましたので
とても嬉しかったのです。ここが今回の旅行の中で一番楽しめた庭でした。
下旬ならもう花は残っていなかったかもしれず、ラストチャンス!

ヘンリー8世の6人の王妃の話は、おもに前に紹介した、渡辺 みどり著
「英国王室物語―ヘンリー八世と六人の妃」を参考に書いています。 
登場人物はみな個性的で、とても気軽に面白く読めますよ。

それにしても、ヘンリー8世の王妃のうち3人がキャサリンさんだったとは・・・。
Commented by ciaomami at 2012-11-30 22:05
私はタペストリーの部屋に惹かれました。織物なのにすごい立体感。
これを目の前で見たら、興奮しますね~!!
銃の壁もスゴイですね~こういうアイデア好きです。イギリス人もなかなかやりますね~(^^)
Commented by ciao66 at 2012-12-01 13:08
タペストリーはヘンリー8世の部屋では色があせて、ちょっと残念にも思ったのです。
綺麗に修復できればいいのですが・・・。
銃のディスプレイはあっと思うインパクトで、見事なものでした。
でも、いちいち降ろして磨いているんでしょうね!
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