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2日目-6 ロンドン塔の城壁歩きと、衛兵交代と、王と王妃たち

 ロンドン塔(Tower of London)の城壁に有ったオブジェです。
ここはただの史跡ではなく、歴史を楽しめるスポットでも有りました。
 London Passを持っていれば、
ここでは切符売り場に並ぶ必要もなく、入場口で係員にカードを見せるだけ♪ 
これから世界遺産をご案内いたします。
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 ところで、ここはイギリスの国家財産?・・・答えはノーです。
意外なことに現在でも、ロンドン塔は英王室の所有不動産のままで、
正式名称は「女王陛下の宮殿にして要塞」。
(Her Majesty's Royal Palace and Fortress)

今潜っている門がMiddle Tower、向こうに見えるの丸い塔はByward Tower。
その間でビーフイーター(Beefeater)と呼ばれる、護衛兵が、観光客を前にお話をしています。
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名調子の解説で有名ですが、スッと理解できるほどの英語力は持ち合わせなく、
残念ながら猫に小判の状態でした。
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解説は昔の投石器のことだったようです。
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ロンドン塔の出来たのは約1000年前のこと。当時の姿です。
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案内図です。これから逆時計回りにぐるっと回ります。
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Byward Towerを潜ると、裏側は、表と違ってハーフ・ティンバーの建物になっています。
美しいテューダー様式。
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 左手は丸い曲線が美しいWakefield Tower。
右側のハーフティンバーの建物やアーチになった通路とマッチして絵になっています。
右下部分にアーチが有りますが、別の角度から見ると、
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 外に門が有って、テムズ川に繋がっています。船も入れるようです。
どんな船が来たかというと、貴人の囚人達を載せた船です。
ここはトレーターズ・ゲート(Traitor's Gate;反逆者の門)。
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 エリザベス1世は、まだ女王になる前、反逆の疑いで、この門から入ってロンドン塔に幽閉されたのですが、潔白だったので無実を証明して、無事に脱出しています。
 ここから入って出てこれた方はほとんど無いとか。
出てこられたエリザベス1世の波乱に満ちた生涯は興味が尽きません。
 この幽閉と脱出は、異母姉妹のブラディ・メアリー Bloody Maryが女王だった時期で、
1554年のこと、宿敵の2人の異母姉妹の父はヘンリー8世。

(下の写真は、城外に出たときに、テムズ川の側から写したトレーターズ・ゲートです。)
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ロンドン塔の外側が見えました。テムズ川沿いの散歩道です。
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別の窓から城内の方を見ると、美しい緑が広がっています。
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Wakefield Towerに来ました。そこからの眺めです。
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これから城壁歩きをします。Wall Walk!こういうの好きなんです。ワクワク♪
木の生えている所まで行きます。
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こんな感じで下界が見えるのは面白いのです。
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黒っぽい石が独特なLanthorn Towerです。13世紀の建物。
少しづつ違うのが面白いのですが、とにかくタワーの数は20個くらい有るのです。
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オーディオガイドを聞きながら歩いているのですが、面白いオブジェも楽しませてくれます。
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 城壁から降りて、今度はメインタワーのWhite Towerに入ります。
ここは、ロンドン塔では一番歴史が古く、1000年前から有るところ。
ウィリアム1世(征服王)の時代です。 

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 当時、ルマンディーの地方領主だったウィリアムが攻めてきて、勝ってイングランド国王に!
(ノルマン・コンクエスト)

 イングランド国王としてはフランス王に対等だ!と主張できるものの、
ノルマンディーは領有したままなので、
フランス国内では、唯のノルマンディー公・・・フランス王の家来に過ぎない、
 一方、フランス王の立場は、イングランド王にノルマンディーを抑えられて、気に入らない
・・・ということで、暫くはフランスとややこしいことになるのですが・・・。

ホワイトタワーの「木の階段」に注目です。
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 すぐ下まで来ました。
ここは、臨時の階段のように、見えますが、
もともと、こんな階段だったそうです!敵がもしここまで攻めてきたら、サッとこの階段をはずして、絶対入れないようにするのだとか・・・。
 オーディオガイドの話です。時々は覚えています。大部分はスルーですが(笑)。
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ホワイトタワーの石ですが、1000年前にしては随分汚れもなく綺麗です。
ここは世界遺産なので、綺麗に洗浄しているのでしょうか?
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 ホワイトタワーに入場しました。日本のお城と同じで、中は展示スペースになっていて、
目を引く展示物もいくつか有りました。
 注目は何といっても、ヘンリー8世です!!この甲冑、独特です。恰幅が良い身体ですね。
ところで、足の付け根のでっぱりは何!やっぱり王は偉大!
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 解説版によると、KING HENRY8世は1491年グリニッジ生まれ、在位1509~1547年。

 その間に、6人の御妃を取り換えたので有名。
6人のうち2人は離婚、
2人は処刑、
1人は王子出産後死亡し、
最後の一人が彼を看取りました。


 1人目を離婚するときに、ローマの許可が出ないため、
イングランドをローマカトリックから宗教的に独立させて、イングランド国教会を設立。
 
 その際、修道院などのカトリックの財産はちゃっかり没収して、
イギリスの財政基盤を作ったという英雄です。
弱小国だった国が、ヘンリー8世の絶対王政を通じて、次第に覇権国家へ変貌していく!

 6人の御妃の話はとても興味深いのですが、その話はまた後ほど
・・・ハンプトンコート宮殿に行ったときに詳しく。
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ヘンリー8世の妃たち

1.キャサリン・オブ・アラゴン(Catherine of Aragon, 1487年 - 1536年):
1509年結婚、1533年離婚 はじめアーサー王太子妃。死別後、その弟ヘンリーと再婚。
メアリ1世の母。結婚から20年余りを経た後に離婚。

2.アン・ブーリン(Anne Boleyn, 1507年? - 1536年):
1533年結婚、1536年離婚 エリザベス1世の母。元はキャサリン・オブ・アラゴンの侍女。
離婚後に姦通罪とされ、ロンドン塔で刑死


3.ジェーン・シーモア(Jane Seymour, 1509年? - 1537年):
1536年結婚、1537年死去 エドワード6世の母。元はアン・ブーリンの侍女。
ヘンリーの後継者となるエドワードを出産したが、産褥熱により死亡。

4.アン・オブ・クレーヴズ(Anne of Cleves, 1515年 - 1557年):
1540年結婚、同年離婚 ユーリヒ=クレーフェ=ベルク公ヨハン3世の娘。結婚後6ヶ月で離婚。
肖像画があまりにも美每化されていたため、初対面時にヘンリーが激怒したというエピソードが残されている。

5.キャサリン・ハワード(Katherine Howard, 1521年? - 1542年):
1540年結婚、1542年離婚 アン・ブーリンの従妹。
結婚1年半後に反逆罪で刑死


6.キャサリン・パー(Catherine Parr, 1512年? - 1548年):
1543年結婚、1547年夫と死別 学識高く、メアリ、エドワード、エリザベスの教育係も務めた。
結婚3年半目にヘンリーと死別。

(上記はWikipedia 「ヘンリー8世」より抜粋)

このロンドン塔で処刑された二人の妃のうち、

エリザベス1世の母、アン・ブーリンの姦通罪は無実の罪だった。
      (男子後継者が生まれないため、濡れ衣を着せられた。)

一方、キャサリン・ハワードは、「不義密通」をして、実際に有罪だったと、
当時も信じられ、今もそう思われている。

写真の馬は、黒いのが ヘンリー8世の愛馬
馬の銅像までちゃんと有る、しかも各王様の分が・・・。
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 ホワイトタワーの見学を終えて出てきました。
じっくりオーディオガイド付きで回ると、面白いのですが、時間がかかります。

 時計を見るともう午後5時少し前。
すっと終わるつもりが、ロンドン塔にすっかりはまってしまいました。

 ロンドン塔の衛兵です!すっと立っている姿はそれだけで演技しているよう!

おもちゃの兵隊を演じている、というイメージ♪ 
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あっ、動き出しました!!衛兵交代です♪

あわててカメラを取り出す観光客。皆さん注目はココへ!!
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 暫くすると、また衛兵がやって来て、皆さん大喜び♪

新たに任務に就いた衛兵です。歩くのは、まさにおもちゃの兵隊が歩くかのよう!
ぴちっと決まって、演技をしているようです。
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あっ、行ってしまいました。でも、とっても面白かった♪

型にピタッとはまっているのは、意外ですが、歌舞伎や狂言のスタイルにも通じるでしょう。
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 ずっと向こう、時計塔の下に、任務に就いた衛兵が立っているのが判るでしょうか。
立っているだけで絵になる♪ この演技力はきっと日ごろの訓練の成果なのでしょう。
誇り高い女王陛下の衛兵です。
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・・・・上の写真の説明の続きです。 同時にいろんなことが写っていたのです。
 (続き1) 時計塔のある建物は、女王陛下の宝石や歴代の王冠が保管され、公開されている所です。でも、ここは撮影禁止。
 かわりに公式サイトの画像でどうぞ。左手下の “View our Crown Jewels slideshow”を探してクリックすると王冠のスライドショーが現れます。

 印象的だったのは、エリザベス1世の姿の、当時の衣装を身につけて、顔までそっくりな、等身大の人形です。歴史教科書で見た肖像画の姿!
(記録なく、サイトにも見当たらず、多分そのはずと思うものの、その記憶は不確か。)

 (続き2) 手前のガラスの丸いオブジェは・・・ここで絞首刑になった人たちの記念碑です。
(上に乗っているのは、透明な座布団の様な不思議なオブジェ!)

 (続き3) 左手の教会は・・・内部は撮影禁止でしたが、
セント・ピーター・アド・ヴィンキュラ教会 The chapel Royal of St. Peter ad Vincula で、
ここで処刑された王妃のアン・ブーリンやキャサリン・ハワードの他に、
有名なトマス・モアもここに眠っています。


 ロンドン塔からのタワーブリッジを望む素敵な眺めです。
年代は全然違うのですが、不思議とマッチしていますね。
アーチが連なっている上は、先ほどWall Walkをした城壁です。
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 5時30分の閉門時間を前にして、名残惜しく去ります。
(入・退場時間は時期により変動)

来る前は、歴史上の殺人や幽閉などのイメージの強かったロンドン塔でしたが、
来てみると、歴史好きにとっては面白く、エンタテイメントで、興味が尽きないスポットでした。
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 最後に・・・ロンドン塔には、今も、ちゃんと人が住んでいるのでした。
教会の左側の建物(青いドア)は、案内役のビーフイーターとその家族が住んでいる家です!


(関連する歴史の本)

「英仏百年戦争」 (集英社新書)  佐藤 賢一著
(・・・ウィリアム1世による1066年のノルマン朝の成立から判りやすく英国史が書かれている。)

「英国王室物語―ヘンリー八世と六人の妃」 渡辺 みどり著 (・・・とても読みやすい本です。)

「エリザベス一世」 (講談社現代新書)  青木 道彦著  (・・・名君の波乱万丈の生涯)

ロンドン塔公式サイトはこちら(英語)

次回は、夕暮れのタワーブリッジからホテルへ・・・です。

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by ciao66 | 2012-11-05 21:50 | イギリスを歩く2012 | Comments(10)
Commented by トムソーヤ at 2012-11-05 22:23 x
ロンドン塔、ciao66さんの最初の印象のように、幽閉と処刑のイメージしかありませんでしたが、写真でみるとなかなか面白い建物や見物も有りそうですね。
歴史のロマンの中では、小説より面白い場所かも知れません。
一番印象に残ったのが、アン・ブーリン。
千日のアンは昔見たし、最近はブーリン姉妹を見ました。
演技派のナタリー・ポートマン、何とも陰惨なヒロインを演じていました。
やっぱり、小生にとってちょっと怖い場所ですね。
Commented by ciao66 at 2012-11-06 07:31
「ブーリン家の姉妹」は私も見ました。
 女優ナタリー・ポートマンの名前はすっかり忘れていましたが、
親族の駆け引きや姉妹の葛藤が描かれていたのが記憶に残っています。
斬首されるときお祈りのシーンが有ったような・・・記憶はあいまい?

 意志の強い女性だったんでしょうね。アン・ブーリン、
妾になるのを拒んで、御妃になり、歴史を変えた女性。凄い人です。
あのエリザベス1世の母だし。

 アン・ブーリンの生まれた素敵なお城がケント州に有るのですが、
今回そこへは行けませんでした。残された宿題です。
http://www.hevercastle.co.uk/
Commented by junnote at 2012-11-06 21:32 x
ヘンリー8世の妃たちのお話は、テレビなどで見てうす~く知ってるだけなのですが、
なかなかにドロドロなイメージがあります^^;
でもこうして写真で紹介していただくと、おどろおどろしさはなくてホッとします。
テューダー様式の建物は好みです。美しい建物ですよね。
衛兵の交代も間近で見られたのですね。これは楽しそう。
一連の動作を私も見てみたいです☆
Commented by ciaomami at 2012-11-06 21:37 x
歴史の話は無知がばれるので(もう分かってますか?)口を接ぐんでしまいます(^^;
興味深い場所で良かったですね~
歴史的建物の周りに近代建築・・・風景は日本の風景と似ているな~って眺めました。
衛兵さんは、京都の舞妓さんに通じるトコロが・・・歩いているところを見かけると
写真を撮ってしまいたくなりますよね(^^)
Commented by ciao66 at 2012-11-06 22:40
junnote様、ヘンリー8世の妃たちのお話しは、もちろんドロドロも有ったと思うのですが、
各人の生き方を探ると個性的で興味深いのです。少し先でまた登場します。

チューダー様式はまさにこの妃たちの時代の建物!

ここの衛兵交代は間近だったので表情がよく見えて面白かったです。

実は、ウィンザー城でも衛兵交代が有ったのです。ここはちょっと遠くから、
ここで思いついて、私としては珍しくもデジカメでビデオ撮影しています!
ちゃんと写っているかは?5日目のことなので少し先の掲載になります。
Commented by ciao66 at 2012-11-06 22:54
ciaomami様、ロンドン塔は期待を上回るスポットでした。
こういうところが有ると旅は楽しくなります♪

「歴史的建物の周りに近代建築」というのはそのとおりで、
たしかに邪魔な建物が周りに見えますが、
あまり整うとロンドンらしくない感じに・・・。

衛兵交代は舞妓写真と共通という説は面白いですね♪
その心は、どちらも条件反射でカメラをとり出すでしょう・・・(笑)。
日本とイギリス、どちらも同じ!
Commented by 変愚院 at 2012-11-07 11:17 x
詳しい説明のお蔭で、ロンドン塔内をご一緒に歩いているような気分を味あわせて頂きました。
王様や王妃様などのイギリスの歴史には全く疎いので、もう少し勉強していればもっと面白いのでしょうね。
オモチャの兵隊さんそっくりの衛兵の交代が、絵のようで美しいですね。
Commented by はなみずき at 2012-11-07 15:31 x
ロンドン塔のイメージは、良い物ではありません
でしたが、こうして説明していただくと、さらに、
歴史への興味がわいてきます。
 トマス・モアもヘンリー8世の離婚問題に反対
して、処刑されたと記憶しておりますが、
 記憶違いですか?
歴史ある建物に、衛兵の赤いコスチュームが、よく似合い
ますね。
Commented by ciao66 at 2012-11-08 06:46
変愚院様、実は私ももう一度ロンドン塔を歩いているような気分で、ブログを書いておりました。
帰国後、写真を見たり、調べ物をしたりするのも面白く、帰ってからも旅は続く・・・♪
赤い制服がいかにもイギリスという、衛兵交代にすっかりはまってしまいました。
Commented by ciao66 at 2012-11-08 06:56
はなみずき様、ロンドン塔のイメージは皆さん共通のようですね。怖いところ、のような。
そればかりが強調されている側面はあるのでしょうが・・・。
実際に行って見ると、お城巡りのようなもので、興味満点でした。
 トマス・モアはおっしゃる通り、ヘンリー8世の離婚問題で逆らったので、
反逆罪で処刑されました。1535年、ロンドン塔で斬首。恐ろしい時代です。
暴君でもあり、名君でもあったヘンリー8世、ということですね。 
ヘンリー8世についてはハンプトンコート宮殿に行ったときに、詳しく再登場します
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