大震災から一か月、昨日は青葉の森の観察会だったのですが
お天気も良くて、森の小道ではカタクリが満開という嬉しい一日でした。
宮城教育大キャンパスからスタートした観察会、
キャンパスでまず出会ったのはフキです。
続いて森の中に入ってシュンランが出迎えてくれました。
こっちを向いたものも発見。
マンサクがまだ咲いていました。
観察会に参加した皆さんです。
観察会の初めは震災の体験談でもちきりで、
中には津波を危機一髪でのがれた方も有りました。
でも、森の素晴らしい春の植物を見ながら暫く歩くうちに
関心は徐々にそちらへ移り・・・
そして、カタクリの登場です。
歩く道々咲き乱れています。
これは冒頭の写真です。
いつにも増して美しく感じました。
同じ紫ですが
こちらはショウジョウバカマです。
そして、広瀬川を望む崖にやって来ましたら・・・
あっと驚く大崩壊です。
木々も倒れています。
崖にいっぱい生えていたイワウチワも大損害です。
ほとんどがけ崩れで全滅。
かろうじてわずか残っていました。
少しづつここから広がって回復してくれればいいのですが。
↓2年前に写したイワウチワの画像です。
崖の上から見えた広瀬川の流れ。
最後の植物はキブシです。
ぶら下がっている様子が面白い。
そしておまけは・・・
トウホクサンショウウオです。何年か春を迎えた大きめの一匹のようです。
ちゃんと池に返してあげましたのでご心配なく。
春の豊かな自然の力から元気を貰って、
参加した皆さんからも元気を頂いた、素敵な一日でした。
観察会ご案内者てん様による「きょうの青葉山」のリンクは
こちら