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5日目(その1:アッシジへ・・サン・フランチェスコ大聖堂まで)

平成17年12月14日(水)
8時14分のペルージャ行き列車に乗ります。乗り違えないように、今日はしっかり確認。
7番線です。
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電気機関車+客車のスタイルです。
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日本で言えば「快速列車」で特急料金不要ですが、座席は日本の普通列車よりはgoodです。
近くの席に、日本人女性が2名乗り込んできました。こんなローカル線に・・・と思いましたら、
住んでいる家の話などしていましたので、どうもこちらに住んでいる風でした。
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沿線風景。今日も晴れていて良かった。
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ローマの郊外に出て、田園の中を走りだすと、山が見えてきます。アペニン山脈ですが、雪が綺麗です。途中、一部の場所には工場などのありましたが、沿線には、工場などめったに有りません。自然が残り、美しいけれど、反面、この辺には産業もない、ともいえます、発達した北イタリアとは大分様子が違います。
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山の形そのままに街になっている・・・・珍しい。トレビという街です。でも、山陰のところは気の毒です。
 途中、列車が渓谷に沿っていくところなどは、景色が日本そっくりのところが有り、ちょっと不思議な感じが致しました。
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2時間ほど乗って、アッシジの駅に着きました。(車内アナウンスがないので、近くにいた若いイタリア人男性に聞いて、降りる駅を確認)
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駅前から、アペニン山脈の雪が美しい。ここからバスに乗ります。
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バスで10分くらいいよいよアッシジのサンフランチェスコ寺院が左手に見えてきました。
一部修復工事をしているようです。
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地元人らしき若者の乗客に確認して「イタリア広場」でバスを降り、城門を潜って街に入ります
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振り返ると、眼下にウンブリアの眺望が広がります。ここはスパシオ山の中腹、海抜約400mです。
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下の写真は、サンフランチェスコ下手広場から見たサンフランチェスコ寺院の「下の聖堂」です。
このの内部は全面写真撮影禁止でした。イタリアでは普通は「no frashなら撮影はok」のところが大部分なので、うっかりパチリとやって注意されてしまいましたが・・・
 入った「下の聖堂」は少し薄暗いのですがフレスコ画が美しく、地下には聖人の墓もありました。
 同じ建物の上階、「上の聖堂」には圧巻のフレスコ画・・・チマブーエ、ジオットなどが美しく、
聖人の生涯を描いています。「小鳥への説教」の壁画も有りました。・・・小鳥さえ説教に耳を傾けたという、聖人の有名な伝説の人柄を描いたものです・・
 サンフランチェスコは富裕な織物商人の子として生まれ、清貧で有名ですが、青春時代は放蕩三昧をして、そこから改心して清貧の生活に入ったようです。
中には、小学生の団体が来て、絵を筆写していました。
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写真が有りませんので、堂内の写真があるサイトのリンクを貼っておきます。
アッシジとサン・フランチェスコの解説
これはカンパネルラの切符という不思議なサイトの中にありました。
 観光バスで来る団体さんも、有名なこの寺院にはやって来ます。日本人観光客が居たので、写真を撮ってあげたり、自分の写真を撮ってもらったりしましたが、彼らはここを見たら、さっさと行ってしまうようでした。折角いい街なのに、これからいく街中には、日本人の姿はほとんど見かけませんでしたので・・・・
 さて、クリスマス前なので、寺院ではイベントの準備中です。
上の聖堂の入り口には、ユーモラスでカラフルな大きなマリア様が・・・・
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前の広場では、聖書の物語を描く人形が準備中です。
準備の為、人形が何体も広場に横たわっている様はユーモラスですが、一瞬、ちょっと異様に思えました。
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・・・・この後、アッシジの散歩に向かいます。(続く)・・・・
by ciao66 | 2006-03-28 19:00 | イタリア旅行2005 | Comments(2)
Commented by milletti_naoko at 2019-06-17 06:05
すでに設置されたプレゼーペを見たことはあるのですが、設置作業が行われている経過を見たことがないので、最後の写真が興味深いです。

聖フランチェスコ大聖堂の上の教会前のプレゼーペは毎年同じ人形を使っているように思うのですが、下の教会前の広場は毎年趣向が違うので、こういう年もあったのかと思いながら、写真を拝見しました。
Commented by ciao66 at 2019-06-17 20:20
もう13年以上前になるのかと、お陰様で、この懐かしい記事を再読しました。プレゼーペという名前も、何だっけ?と、すっとんでいました。
プレゼーペ準備中というのが意外に珍しい光景だったのですね。

聖フランチェスコ大聖堂を訪れる時期としては、とてもいい時だったのかなと思いました。風の吹く城砦は寒かったですが、眺めは最高でしたし・・・。
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