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第7話:ゴッホの「夜のカフェテラス」・・・続き

(2010年4月8日その5)
「じらすな~」 というお声が聞こえてきましたので、ゴッホの「夜のカフェテラス」・・・続きです。
この夜は風が強くて、誰もいないちょっと淋しそうなCafe Van Gogh。
でも、夜景はやはり難しいのです。色が綺麗に出ませんし、星が有りません。
第7話:ゴッホの「夜のカフェテラス」・・・続き_f0100593_2056182.jpg

オルセー美術館で買った手持ちの絵ハガキを撮ってみました。
ちょっと斜めになっていますが、ご容赦ください。
第7話:ゴッホの「夜のカフェテラス」・・・続き_f0100593_16473096.jpg

(実物の絵はもう少し明るい色彩)
検索結果の中から、ゴッホらしい色合いの、明るい画像を選んだのがこちら
(後で6話に追加したリンクと同じ)
実物の絵の色彩はリンク画像の方が近いと思われます。



(本物は一度見ていた。)
6年前偶然立ち寄った、シアトル美術館のゴッホ展で、知らなかった黄色いカフェの絵に出合い、
初めて見たこの絵が非常に印象的だったのを思い出しました。
(所蔵はクレーラー・ミューラー美術館@オランダ。)

(この絵について)
佐々木三雄氏の本、「ゴッホのフランス風景紀行」では、この作品を
「黄色のトーンの表現に到達した代表作」、として挙げています。(文章は要約)

カフェの壁からテントはレモン色のディテール、テラスは山吹色で、
石畳は、黄色の照り返しを受けているような紫、黄、白の色を置いて、
画面の五分の三は黄色の色調で描き、
それをコバルトブルーの夜空と、
奥に通じる家並みをぐっと黒く描くことで、
明確にコントラストをつけた表現。・・・・

私は「なるほど」と思ったのですが・・・如何でしょうか。
今の現場は確かまるい石畳ではなかったように思います。

このボケ写真は、ここへ行くのに通ったアルルの夜の街なみ。
第7話:ゴッホの「夜のカフェテラス」・・・続き_f0100593_20594856.jpg

最後のおまけは、帰ってきたホテルの窓から。ちょっと気に入った写真。
第7話:ゴッホの「夜のカフェテラス」・・・続き_f0100593_2114767.jpg

お話の展開の都合により、
アルルの病院の中庭(Espace Van Gogh)編と、ホテルミュゼ編は後廻しにして、
次回はアルルの「路地歩き編」です。
・・某国首相のように前言翻し、申し訳ございません。・・・(汗々)

by ciao66 | 2010-05-07 07:27 | フランス紀行2010 | Comments(12)
Commented by トムソーヤ at 2010-05-07 18:37
ciao66さん
せかして申し訳ありません。
でも、夜のCafe Van Gogh、すばらしいショットですよ。ゴッホの「夜のカフェテラス」と比較しなくても、人気のない夜のカフェとして、其の雰囲気は素敵です。
もう一つの、オテル・デュ・ミュゼからの写真も、夜の路地の雰囲気を出しています。

ゆっくりと、旅を続けてください。
 
Commented by ciao66 at 2010-05-07 19:46
ノープロブレムですよ。トムソーヤ様。
昼と夜、並べてみるには、ちょうど良かったと思います。
画家のチャンバスを置いた場所、そこで画家が何を思ったか
ちょっと想像してみるのもいいものです。
私のデジカメは、パチパチ気がるに撮れるのがいいのでコンパクトデジカメなのです。
夜、照明が暗い場所はなかなか難しいのですが、まぁそれなりに撮れたでしょうか。
オテル・デュ・ミュゼからの写真は街灯の照明の具合が絶妙だったので上手くいったかなと・・・。

旅行記は気ままに行く時も有りますが、どうぞ気長にお付き合いください。
Commented by ciaomami at 2010-05-07 21:44
夜のカフェテラスの写真はとても素敵なのに「色が綺麗に出ません」だなんて
実際はもっと素敵だったんだ~とその景色を眺めたciao66さんが羨ましいです
最後のホテルの写真はピンクの街灯の明かりですよね!?
街灯もそれぞれに放つ光が違うので面白いですね^^
Commented by ciao66 at 2010-05-07 22:11
夜のカフェテラスの写真、お褒めいただきどうも有難うございます。
そもそも、写真をゴッホと比べようとしたのが間違い(汗)。
素直に写真として眺めてみればよかったのでした・・・(笑)。
やはり、ciaomami 様の観察は細やかですね。街灯の放つ光の色までは気付きませんでした。
高速道路のあのオレンジ色のナトリウム灯ならすぐに判るのですが・・・(笑)。
Commented at 2010-05-08 09:11
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by mamejiro19 at 2010-05-08 09:15
おはようございます!
夜のカフェテラスの写真すごく素敵です!写真の色合いもまた味があって、
とてもいい雰囲気・・・。ホテルの前の写真も素晴らしいですね。
「旅情」・・・が感じられます!

昨日フレンチのお店でお食事会があって、フランスに留学してた友達の旅のルートを
聞きながら、ciao66さんの旅のルートと重なるなあ~と思って、こちらのブログに
ついて力説してたんです。そして題名をど忘れして(ワインのせいか?)一生懸命
絵の説明してふと上を見上げたら、この夜のカフェテラスの絵が飾ってありました!
これこれ~!と、ちょっとおもしろかったです。
Commented by ciao66 at 2010-05-08 09:26
変愚院様、うっかりして日付を1か月間違えていました・・・(汗) 。
ご指摘どうも有難うございます。早速修正いたしました。
ちょうど1カ月前のこととは、ご指摘で初めて気付きました。月日の経つのは速いですね。
ps.今朝、楽しみにしていました聖地チベット展@仙台市博物館に行きます。
Commented by ciao66 at 2010-05-08 09:49
mamejiro19 様、思い入れの有るアルルは、ちょっと「力」が入っているようです(笑)。
イタリアのヴェネツィアで熱心に歩いた日のように。
ここは複合した文化(ローマ帝国とプロヴァンス)にゴッホが加わって
とても刺激の有るところです。
この日は曇りですが、次の日の南仏らしいあの陽光は忘れられません。
夜の写真は、また後ほど登場しますよ。

フレンチのお店で、拙ブログを話題にしていただき、PRも・・(笑)、どうも有難うございます。
このお店にちょうど、夜のカフェテラスの絵が飾って有ったとは本当に奇遇ですね!
Commented by はなみずき at 2010-05-08 17:46
星は出ていなくても、カフェテラスはとてもいい感じです。
 名画は美術館で鑑賞したりしますが、その名画の舞台に
案内していただけるのですから、楽しさいっぱいです。
 星も、ゴッホの目には、こんなに大きく可愛いく映った
のですね。
 風が強く、あの夜はお客さんがあまり居なかった様ですが、
ある新聞の記事によると、フランスのカフェに最近変化が
あると言うのです。カフェでくつろぐ事はフランスの文化で
あったのに、喫煙禁止と経済事情が大きな原因で利用する
お客さんが減っている様です。
カフェでくつろぐフランス人は「絵になる」素敵な
情景ですのにね~
 このカフェは別格と思いますが・・・
Commented by ciao66 at 2010-05-08 20:44
「星のないカフェテラス」でしたが、お楽しみいただいて良かったです。
ゴッホの絵では星は大きく瞬いていますね。
100年以上経過して、今や街中では瞬く星になかなかお目にかかれないのかもしれません。
ゴッホの絵の現場は旅のメインテーマなので、旅行記を通じて次々とご案内いたします。

まだ今のところ、カフェの屋外では喫煙できますので、お天気さえ良ければ、屋外席が多く利用されているようです。
私は、外は煙たいのでいつも屋内に避けております・・・。
当時はゴッホもこのカフェによく通ったそうです。(byゴッホの手紙)
Commented at 2010-05-08 22:42
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ciao66 at 2010-05-09 09:40
鍵コメ様、見た瞬間「絵だ‥!」と思っていただいた、とは嬉しいお言葉です。
ゴッホは絵になる場所を選んで描いていたのでしょう。
実物の絵に対面した時は、まず黄色が目に飛び込み、次に夜空の青と星の輝きが目に入り、
明るく迫力のある美しさにぐっと引き込まれました。
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