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第20話:「迷宮都市ヴェネツィアを歩く」~ここは島々の集まり

2009年4月28日(その2)
ヴェネツィア・サンタルチア駅に降り立ち、時計は12時20分。
大運河(カナルグランデ・Canal Glande)に架かるスカルツィ橋(Ponte Scalzi)の上に立っています。
雨は止みました。天気は快方に向かっているようです。

地図はこちら。・・・縮尺を変えるとヴェネツィアが島だというのが良く判ります。
これから、橋を渡りまっすぐ行くのも面白そうですが、
予定通り、まずサン・ジェレミア広場方向に向かうことにします。
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まず、リスタ・ディ・スパーニャ通りを通ります。まっすぐ行くと・・・
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迷宮歩きの続きはMoreをクリック。





サン・ジェレミア広場を過ぎて、Ponte Guglie(グーリエ橋)を渡ります。でも広場の写真が無い・・・(汗)。
写真は、橋から北方向・カンナレージョ運河の眺めです。
写真の左右は別の「小島」、ヴェネツィアは小島の集まりなのです。
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グーリエ橋を渡ると、リオ・テッラ・サン・レオナルド通り。
リオ・テッラというのは元々は運河の場所に出来た道で、他の道よりは幅が広いのが特徴です。
そして、緑のテントの上に、PER RIALTO(ペル・リアルト=リアルト方向へ)と道案内が出ています。
迷路の様といわれるヴェネツィアですが、道案内板はあちこちに有り、
地図と案内板を見て自分の位置をチェックしていれば、意外に道は迷わずに済みました。
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道の真ん中に有る土産物屋さんや、
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果物屋さんの露店を眺めながら行きます。
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ここで、大通りからちょっと脇道に入ります。
まっすぐ行くとリアルト橋に出ますが、わざと寄り道をして、
別の場所から、又、この大通りに戻る計画だったのです。
ヴェネツィアでは大通りでなく、「カッレ」と呼ばれるこういう裏道が、面白いのです。

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カッレを通り、マルクオラの船着き場に出ました。
水面は大運河。向こう岸はトルコ人商館の建物です。
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もともと、ヴェネツィアは島々の集まり。初めは橋は無く船だけが交通機関でした。
橋が架かるようになったのは、後の時代になってからなのですが、
橋を架けようとしても、島々の通りは、少しづつずれて付いていましたので、
ここのように、大抵、斜めに架かっているものが多いのです
いまでも、車は通れません。歩き専用。大通りでもヴェネツィアの橋には階段が付き物です。
そして、橋を渡ればそこは別の島、ということです。
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変化にとんだ光景がとても面白いのです。写真を撮る人も。
運河沿いの道は「フォンダメンタ」と呼ばれます。

しつこいですが、右と左は別の島。これが、重要。
「ヴェネツィア歩きのもう一つのコツは、自分がどの島にいるのか意識すること。」
・・・陣内秀信著、「迷宮都市ヴェネツィアを歩く」 のヒントです。
そして、道は写真右手奥の建物の下のトンネルのような部分に入っていきます。
面白そうです!

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そこに、近づきました。通りの名前が上に書いてあります。
後ほど、向うに見える橋を渡り、別の島に行きます。
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SOTTOPORTEGO DERE COLONETE(ソットポルテゴ・デレ・コロネーテ、でしょうか)
「ソットポルテゴ」というのは、建物の下を通るようになっている通路です。
埋め込まれた案内板と建物はデザインもきっちり調和し、完全に建築物として一体化している感じです。
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ソットポルテゴの中に入るとこんな感じです。
この街は、光と影が次々変化して興味深いのです。
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先ほど見えた橋。渡ると、本当に狭い路地です。
でも、これも、「カッレ」と呼ばれる通りで、地図にも載り、多分ちゃんと名前も有るはず。
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両手を広げるのは無理でしょう。
通路にドアが見えますが、どれも禿げたペンキなど見当たりませんし、
裏通りでも、綺麗、ゴミ一つ落ちていません。
そして、向こうに通行人が見えます。それが大通です。その角を右に曲がります。
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大通りに出ました。リオ・ディ・ノアーレ運河を渡ります。木杭は船をつなぐためのものでしょう。
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また、裏通りに入り、午後1時少し前、大運河の船着き場に出ました。
ここは、渡し船です。これから乗ります。
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次回、ヴェネツィアのトラゲット(渡し船・traghetto)はゴンドラだった、編に続く。

by ciao66 | 2009-06-03 22:00 | イタリア旅行2009 | Comments(8)
Commented by ciaomami at 2009-06-04 00:07
venezia編は「力」入って…ってことだったので、今日のUPは諦めていたのですが、寝る前に覗きに来て良かった♪♪
veneziaに行きたい~!!が噴出!!!興奮して寝れないかも(><)
光と影が次々に変化するなんて素敵☆「続く」の文字が延々に続きますように…楽しみにしてます(^^)
Commented by mamejiro19 at 2009-06-04 05:14
素敵ですね~!まるで自分もそこを歩いてるかのような気分になりますね。確かにこんな裏道に入ったりすると、また違う発見などありそうですよね!旅の歩き方も参考になります。。。イタリア、すご~く行きたくなってきました・・・。また次回が楽しみです!
Commented by ciao66 at 2009-06-04 06:04
陣内秀信さんの「迷宮都市ヴェネツィアを歩く」を読んでいなければ、
こんな裏道を迂回して行くようなルートは思いつかなかったでしょう。
venazia編は☆「続く」の文字が延々に、では有りませんが、「長々」続きます。
まだ回数の計算ができていません。ciaomami さんどうぞお楽しみください。
Commented by ciao66 at 2009-06-04 06:18
裏道散歩はとっても面白かったのです。ヴェネツィアはやはり水がそばに有りますので、水が有る風景が心を和ませるのでしょう。
車の全然いない街というのも、本当に素敵です。
mamejiro19 さんに、ちょっとコツをお知らせしますと・・・
ルートは前もって調べているのですが、その際、「ここは小運河沿いに小道が通っているようだ」、など、
「人があまり多くなくて、美しそうな所」を、地図を見ながら見当を付けています。
Commented by mamejiro19 at 2009-06-04 08:46
なるほど。。。やはり下調べが大切ですね!ちなみに詳細な地図は事前に手に入れられていたんでしょうか・・・。私も、オックスフォードで昼間は息子抜きで行動できる機会が何日かあるので、よさそうな場所をピックアップしておいて、歩いてみます♪楽しみになってきました。地図を探してみます!!
Commented by ciao66 at 2009-06-04 19:38
「地球の歩き方」の地図のページをちぎって持って行っていました。
行く前は、コレで大丈夫かな?と少し思っていましたが、実際はコレで充分大丈夫でした。でも「歩き方」でも地図の信頼度は都市によってまちまちです。やっぱり不正確な地図は道を迷う原因になりますので、情報収集してみてください。現地の観光案内所で、詳しい地図がタダで手に入る場合も多いです。グーグルアースも様子が良く判っていいですよ。
Commented by mamejiro19 at 2009-06-05 23:50
確かに、本をそのまま持って行ったら、重いし大変ですよね・・・。ちぎって
・・・いいアイディアですね^^。
Commented by ciao66 at 2009-06-06 08:08
荷物の減量作戦ではヘルスメーターやキッチンの計量秤が活躍しました!
「歩き方」イタリア版は0.5kg有ります。スーツケースならこんなことは必要ありませんがリュックで行こうとすると、0.5kgもバカにできません。いろいろ細かい減量で、4kgのリュック完成です。

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