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第13話(チンクエ・テッレ:ヴェルナッツァのドリア城は花と眺めがとても素敵な所)

2009年4月26日(その6)
午後6時前、ここはチンクエ・テッレ(Cinqueterre)の五つの村のうちの一つ、
ヴェルナッツァ(Vernazza)です。
村の教会(chiesa・キエーザ)はしゃれた「時計塔」付き、いいえ違いました・・・
時計付きの、「鐘楼」(campanile)なのでした。
(campanile(カンパニーレ)には鐘楼のほかに「故郷」という意味も有るようです。
イタリア人にとって、自分の町や村の鐘楼の見える景色こそが故郷なのでしょう。)
ドア(porta・ポルタ)を開け、入りかけると、ちょうど夕方のミサの最中で、美しい音楽が流れていました。
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続きはお城が登場。More↓をクリック。




その少し前、5時30分、ヴェルナッツァ村の中心です。
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先ほどの教会、海岸沿いに有ります。うしろは段々畑のぶどう園。
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段々畑の下、列車がトンネルから抜けて来ました。
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船が欠航する筈です。海はちょっと荒れています。
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レストランは、雨でお休みなのか誰もいません。
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でも、たたんだ傘も絵になります。
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ちょっと、広場から上の方に上がる道を発見。
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路地を次々上がっていきますと・・・
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al castello’という看板、castello(カステッロ)はお城です。
眺めのいい場所に違いありません!どんどん登ります。
al=a +il=(英)to the・・・の意味、今調べて判りました。Alitaliaもそうだったのでしょうか。)
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また、看板。今度はお城のマーク付き。area protetta(アレア・プロテッタ・ 保護された区域)
・・・なんでも後から調べます(笑)。
入場料€1.5を払って・・・
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じゃーん。お城の上です。午後6時前、先ほどの教会が眼下に見えます。
そして、滅多に出ない人物が写っています。 
(2時間前、ラ・スペツィアであの「傘売り」から買った€5の傘をたたんで持って。)
登場したわけは・・・
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この人達、ブラジル人で、写真を撮ってあげたのがきっかけで、いろいろお話が出来たのです。
サンパウロでは日本人は2番目に多いとか、日本とブラジルの友好関係とか、仙台は日本の何処?とか。
撮る人になったり、撮られたり、カメラを換えてもう一度、というわけで、両方の写真が残りました。
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Castello Doria(カステッロ・ドリア=ドリア城)から眺めたヴェルナッツァ村の中心部。
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お二人は降りて行きました。残ったのはたった一人。
ゆっくり、城塞を一周します。
眼下には海が広がり・・・
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断崖に花が咲き、
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アヤメ?菖蒲?も有りました。
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あちこち花でいっぱいで、眺めの素敵な、ここはとってもいい所です。
でも、何の花??
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いいところなのに、誰も来ないな?と思っていますと・・・
帰りの階段で、登ってくる6~7人のグループとすれ違いました。
路地の洗濯もの干し、大丈夫なんでしょうか?(大丈夫の訳はない天気でしたが・・・・)
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村のしゃれたパン屋さんで夕食をテイクアウト。
また、パニーニだったか何か忘れましたが・・・
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ヴェルナッツァ駅に停まる列車。街並みとの対比が面白く撮ってみました。
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午後6時30分頃、チンクエ・テッレともお別れです。
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いま、この写真を見ると、「懐かしい」という感じがしてきます。
旅を終えてひと月足らずですが・・・
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この日、失敗は傘、切符、乗り違いと3つ有りましたものの、どれも何とかうまくカバー出来ました。
そして、朝のシエナから、ピサ、チンクエ・テッレと約200kmの移動で、万歩計は19,813歩。
次回は、この日泊まったラ・スペツィア(LaSpezia)・「朝の散歩編」からです。
旅行記は、4日目に突入し、まだまだ続きます。

by ciao66 | 2009-05-23 19:15 | イタリア旅行2009 | Comments(8)
Commented by ciaomami at 2009-05-23 21:20 x
海の香りについてお調べ下さりありがとうございます。
綺麗な写真の視点からずっと女性だと思って書き込みしていましたf ^^ ;
疑問点をすかさず調べられるとこなんてさすが男性だなぁ~と納得しました!
シエナの坂道ってきついなぁ~って思って歩いていましたが、チンクエ・テッレはもっと傾斜がきつい場所のようですね…19813歩!お疲れ様でした。足にマメは出来てませんか?私はイタリアで歩きすぎて足の指から血が出ていました。それでも絆創膏貼って次の日もその次の日も歩き回りました。そんなパワーはイタリアでしか出せません^^
旅ブログはのんびりマイペースでUPして下さい。気長にお付き合いさせていただきます♪
Commented by ciao66 at 2009-05-24 07:10
netの世界では作者の性別の判断は難しいものですね。あえて、男、女っていちいち書きませんし、紛らわしい水色のリュックも有るし・・・。 ciaomami さんのいだいていたイメージと違う事態が発生、少し戸惑われたでしょうか。
 さて、チンクエ・テッレですが、海岸沿いに歩いて村から村へ行くのは断念、もし雨の中行けば 足に豆だったかもしれません。でも毎日良く歩きましたので、さすがに、ベネツィアあたりで豆が出来そうになりました。絆創膏をし、靴ひもをちゃんと締めて、血豆にならずに済みましたが。 
 写真の整理に目が疲れますので、ちょっと目を休めながら、マイペースで、でもあまりサボらないように(笑)書きます。
Commented by すずめのこ at 2009-05-25 19:15 x
 ジャーマン・アイリスと日本で呼んでいるものと、葉が似ていますね!菖蒲湯に入れる葉とは違うでしょう?
 後の植物は分かりませんが・・・
Commented by ciao66 at 2009-05-25 20:08
地中海原産というジャーマン・アイリスなので、多分そうでしょう。
「季節の花300」では、古くから勇気や知恵の象徴とされている花、と記載されていました。・・・どうも有難うございます。
Commented by inakamon55 at 2009-05-25 22:16
これほどのアップ写真は初めてですね。松島ツアーの時はシーカヤックメンバーからの小さい写真でしたから。
思ったとおり、優しい顔立ちのジェントルマンさんですね。
一度お会いしてお話したいものです。

ブログでは、結構お話していますが・・・。

Commented by ciao66 at 2009-05-26 06:23
ジェントルマンさんかどうか判りませんが、アップに堪えなかったかも・・・(笑)?
なかなかそちらには行く機会が無く、オンラインで登場。
Commented by milletti_naoko at 2023-03-21 19:19
なんとシエナからピサ、チンクエ・テッレと1日でそんなにも列車で移動されての旅だったとは!

13年前のお写真ですが、お顔を拝見すると、はじめましてという気持ちになります。ブラジル人旅行客に会われたんですね! わたしもブラジル人学生を教えたときに、彼女の作文から日本人が大勢サンパウロに住んでいると知って驚きました。旅のいい思い出と記念の写真ができましたね。

町の壁のパステルカラーのおかげもあって、雨がちの天気でも風景がきれいですね。

わたしが2010年の夏にヴェルナッツァを訪ねたときは、海の上の崖沿いのトレッキングコースを歩いてチンクエ・テッレの村々も通るという長い散歩の途中だったので、ドリア城は訪ねませんでした。眺めがすばらしいですね。

↓ 参考までに、その散歩の記事へのリンクはこちらです。
・チンクエ・テッレを歩く2
 https://cuoreverde.exblog.jp/14282241/
Commented by ciao66 at 2023-03-22 14:09
milletti_naokoさん、どうもありがとうございます。
今なら2日間かけていく行程かもしれません。13年前は今より若かったので、多少の強行日程でも大丈夫だったのでしょう。

いつも自撮りはしませんし、ブログに載せることもないわけですが、こうしてたまには自分の写真がブログに残っていることも、記録になっていいかも、と思いました。

Via dell'Amoreも歩いてみたかったのですが、雨降りで断念したわけで、naokoさんの記事を拝見して、機会が有ればチンクエ・テッレを再訪したいと思いました。
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