マエスタ・デッレ・ヴォルテ 通りに入りました。複雑なアーチがわくわくするところ。
アーチのラインが真上に来て、 建物の上のほうの窓が姿を見せました。 昔は水道橋からの水だったのでしょう。 上のほうから攻撃されたらあっという間にアウトでしょう。 ここを曲がると・・・ 道路左手の奥に大聖堂が姿を現しました。 この噴水に水を引くためにあの水道橋が出来たのです。 左手の道はペルージャのメインストリートのヴァンヌッチ通りで、 街の西側部分をほぼ一周して戻ってきました。 ところで、なぜ11月4日広場なのでしょう?(ここから歴史混じりの余談です) 11月4日はイタリアの戦勝記念日なのです。第2次大戦はイタリア敗戦国ですが、第1次大戦のほうは戦勝国だったわけで、イタリアは負けたオーストリアから「未回収のイタリア」といわれた南チロル地方を手に入れます。ローマでは11月4日通りがあります。(・・・余談終わり) 大聖堂 (Cattedrale di San Lorenzo) の中に入りました。 次回は、ちょっと息抜きして、広場の光景の巻です。
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by ciao66
| 2014-06-26 06:38
| イタリアを歩く2014
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Comments(2)
朝、ホテルを出てから30分ほど経過しました。晴れていて気持ちのいい散歩です。
チェーザレ・バッティスティ通りは眺めがいいので、登り坂は気になりません。 先ほど通ってきた街が眼下に見えます。 眺めいいなー♪ ミズキでしょうか。日本でもこの時期に見かける花です。 チェーザレ・バッティスティ通りのほうが、下の道をオーバークロスするところに来ました。(北方向の眺め) 下では、二つの道が重なるようにクロスしていて、縞模様の道が Via Appiaアッピア通り、細い水道の樋の形が Via dell`Acquedottoアクエ・ドット通りです。 水道橋の「たもと」に相当する場所を眼下に発見した♪のですが・・・ ここからは降りられません・・・先ほどは頭上に見上げて、今度は見下ろして。 ちょっと拡大してみるのも面白いのです。人の通るところを撮ればよかったのですが・・・。 そして、同じ場所から北側を見るとこうなります!下はアッピア通りです。 なんと素晴らしい、面白い景色でしょう! アッピア通りから見ると、こちら側はその上を渡る橋になっています。 同じ場所から西方向。絶壁の上に家が並びます。 北西方向。いい眺め。 Piazza Cavallotti (カヴァロッティ広場)をまっすぐ向うへ。 そして、この角を曲がるとまた面白い光景が登場します。 次回に続く。 #
by ciao66
| 2014-06-24 22:36
| イタリアを歩く2014
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Comments(8)
朝小鳥の声で目覚めました。この日は連泊しますので、じっくりペルージャの街を一周します。 ホテルを出て、まずは中心街と反対方向へ。
Via dei Prioriプリオリ通りの坂道を下ると、目に留まったのは建物の壁にあるアーチに飾られた祠です。 窓もアーチ、祠もアーチ。リズミカルに並んでいます。 ペルージャの街は、山の頂上に大聖堂と11月4日広場が位置していて、周りに行くとだんだん低くなり、ちょうど三つの丘がクローバーの葉っぱ or 花びらのような形で広がっています。(地図を参照ください) 西側のほうの葉っぱ(or花びら)を一周するように歩いています。 赤いラインは歩いたルートですが、この日の途中まで記載しています。) だいぶ坂道を降りてきました。 こんな、階段のある通りも右手に見えて、そちらも面白そうなのですが、 少し未練を残してまっすぐ行ます。(地図a) まずは S. Francesco教会へ行くという目的があったからです。 アーチのほうではなく教会は右手の影のほうへ。 見えてきたのは お隣のS. Bernardino教会です。 サン・ベルナルディーノ教会の向かい側に、少し趣きのあるアーチの門を発見。 向うにお屋敷があるのか、と思ったのですが、単なる道路上のアーチだったようです。 サン・フランチェスコ教会が見える位置に来ました。(地図b) 教会はあいにく閉まっていましたが、 同じ位置から、展望が開けて、緑に包まれた向うの街並みが見えます。 城内の北端にあるサン・タンジェロ教会の付近でしょう。 こちら側は木陰になっていて歩いていても涼しいのです。 ここからは、家はなくなって、緑一色。気持ちのいい緑の散歩道になります。 (振り返っています) 長い下り坂、下りだから楽ちんです。 あとで、上り坂が待っているのですが・・・。(地図c) ほとんど、谷底というところへ降りてきました。今まで、車はほとんど通らない静かな道でしたが、ここを過ぎると車のよく通る道に合流。 少し行くと、面白いものに遭遇しました!(写真には写っていませんが)この橋の上を人が歩いていたり、走っていたりします。 橋の幅はとても狭くて、車は通らず、散歩道にはぴったりです。(地図d) あそこに行ってみたい!と、思うのですが、近くには登り口がありません。 これは使わなくなった古代の水道橋だったのです。 高さは3階の位置くらいもあって、結構高いようです。 水道橋をくぐって振り返ります。考えてみれば、橋の「たもと」に行かないと水道橋にはアクセスできません。なんとかそこへ行ってみたい! しばらくすると、茶色い古風な建物が目の前に現れます。 ペルージャ外国人大学です。 その大学の目の前にあるのが、巨大なエトルリア門 Arco Etrusco です。 紀元前3世紀の!あいにく修復工事中で、真下からちょっと上を見上げます。 (これでは距離感や大きさが判りません) 外観はこうですと、垂れ幕には絵が書いてあるものの、今一つピンときません。 Centronline.it から素晴らしい写真をお借りして、やっと判りました。 凄い門です。門と建物が一体となっていて、左上の迫力ある部分は何なのか? 2300年前の古代のままの姿で残っているというのは素晴らしい。(地図e) エトルリアというのは、ローマ人よりも古くからここにいた人々で、文明も発達していたのですが、紀元前40年に、ペルージャはローマのアウグストゥスに攻められて、征服されます。 ここを、どうやって攻めたのでしょう。 そして、アウグストゥスは征服した後に、ちゃんと門の修復作業をしたので、 後世に残っているというわけです。 さて、ここからは登り口はまっすぐの道、左手の道、 右手の眺めの良さそうな坂道と3っつあります。 私は、水道橋(=アクエ・ドット通り)に近づきたかったので、 右手のほうへ行きます。 その道を登りはじめました。なかなか良さそうな道、 チェーザレ・バッティスティ通りです。 続きは、Via Cesare Battisti からの眺めです。 #
by ciao66
| 2014-06-23 09:40
| イタリアを歩く2014
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