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4日目-5 歴史の迷宮ハンプトン・コート宮殿を楽しむ (続き)

ハンプトン・コート宮殿南側のプリヴィー・ガーデン The Privy Garden に来たところ、
先ほどまで晴れていた空は、あっという間に雲が広がり、撮影は厳しくなりました!
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青空も見えているものの、厚い大きな雲が次々と通過して、光を遮り、
せっかくのイングリッシュ・ガーデンも、撮影がうまくいきません。
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宮殿の南のファサードは、建築家クリストファー・レンの設計により、増・改築された部分で、
テューダー様式ではなく、17世紀のものですが、不思議に全体と調和しています。
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テムズ川の景色が見えるところ。
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川沿いの Thames Path を散歩する人々。
散歩もいいな、と思ったのですが、見学途中だった宮殿内に戻ります。
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グーグルマップを再掲、とにかく広いお庭です。
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また少し晴れてきました。猫の目のように変わる空模様です。
雲のスピードはとても速く、イギリスらしいお天気なのでしょう。
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Eeast Gate にいた観光馬車です。二頭立ての立派な馬!
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次に来たのは、ヘンリー8世の部屋 Henry8`s Apartments 。
グレイト・ウォッチング・チェンバーの豪華な天井を見上げます。
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ここは、ヘンリー8世の時代の建物が残っています。
大きなタペストリーの掛かる壁。
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その少し前に、王様に出会いました!ヘンリー8世です。
家来を連れて何処へ行くのか?付いていったのですが・・・
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来たのは、先ほどの部屋の隣にある、グレイト・ホールでした。
ここは中世イギリスでもっとも大きなホールといわれ、
宴会の大食堂だったところです。
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立派な銀の食器が並んでいます。
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王様は何処に行ったのでしょう?と思ったら・・・
別の部屋から声が聞こえてきました。
イベントの寸劇が始まったのです♪

寸劇はそのまま中庭へ移動、
王妃は誰だったのか?王に何か抗議しているようでしたが、
アン・ブーリン?キャサリン・ハワード?
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せっかくの劇も、英語がうまく聞き取れず、ちょっと残念。
姿を見るだけでも面白いのですが、話が分かればもっと良かったのに・・・。
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筋がつかめない劇を置いて、ヘンリー8世の部屋に戻りました。
グレイト・ウォッチング・チェンバーからチャペルへと続くギャラリーです。
ここは、「ホーンテッド・ギャラリー」という怖い別名があり、幽霊が出る場所だそうです。
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幽霊は5人目の王妃のキャサリン・ハワード。
不義密通の事実が発覚したのち、チャペルにいる王に命乞いしようと、この廊下を走り、
捕えられひきずられていったという。
その後、ロンドン塔で処刑されて、自業自得のこととはいえ、気の毒なことでした。
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次に来たのは、宮殿内で一番立派で美しいところ、チャペルです。
残念ながらここは撮影禁止だったのですが、
Chapel Royal からお借りした画像で、素晴らしい天井の装飾をご覧ください。 
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目を見張るような美しさでした。
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建物はまるで迷宮のようです。案内図を見ても判らず
「行きたい場所は何処? 私はいま何処?」 となり、
案内の方に、「ウィリアム3世の部屋に行きたいのです。」とお願いしたところ、
親切にも、通行禁止の柵を幾つも外して、連れて行ってくれました。
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ところで、ウィリアム3世はどの時代の王でしょう。(あまり有名では有りません)

テューダー王朝の次は、ドイツから来たジェームス1世が創始者のステュアート王朝、
その後クロムウェルの共和政を経て、名誉革命でオランダから来た王が、
メアリー2世と夫婦で共同統治したウィリアム3世(在位1689年~1702年)です。

William3`s Apartments を見てみましょう。
素晴らしい階段と、天井は、建築家クリストファー・レンが手がけた芸術品でした。
写真はタペストリーのある部屋。
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壁一面に綺麗に並べられているのは何でしょう?
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答えは、ピカピカに磨き上げられた芸術品のような銃です。

午後の陽光があたって美しいギャラリー。
この宮殿に来たのが午後1時なのに、もう4時半です。
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すっかり快晴になったようです。
でも歩き疲れて、もう一度広いお庭に出る余力は有りません。
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午後の陽光があたって美しい建物。
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最後に来たのが、テューダー朝時代のキッチン Tudor Kitchen です。
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肉を切るのは切株のうえ!リアルに再現されています。
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キッチンの煙突です。
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Fountain Court の中庭にも陽が射して、建物が綺麗でした。
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宮殿を離れる前に、ヘンリー8世の6人目の王妃キャサリン・パーについてお話ししましょう。

もう晩年を迎えたヘンリー8世は、最後に素晴らしい王妃に恵まれることになります。
すでに30歳で2回の結婚歴を持ち、学識は抜群、著書は2冊あるという異色の王妃でした。
ヘンリー8世とは死別し、その後4度目の結婚をしたのち、産褥熱で亡くなっています。

王妃は、庶子扱いになっていたメアリーとエリザベスを王女として復権させるべく働きかけ、
彼女達に第一級の教育を施しました。エリザベス1世が賢明で偉大な女王になったのは、
義母キャサリン・パーの功績も大きいと思われます。
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午後5時、夕日が傾きました。宮殿の見学を終えて帰路に着きます。
この日は10月12日でしたが、日没時刻は午後6時14分。
サマータイムで1時間ずれる為、意外に日没は遅いのです。
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夕陽があたり美しいテムズ川の散歩道。
ここから橋を渡り、駅に向かいます。
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ハンプトン・コート宮殿駅に到着。私は黄色いマークをピッとするだけ。
( ここは6ゾーンの駅ですが、オイスターカードにトップ・アップしてあればOKです。 )
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雲一つない青空とプラットホーム。架線が無いのですっきりしています。
ここは地下鉄と同様に、「第三軌条」から電気を取る路線だったのです。
(グリニッジで乗ったサウス・イースタン鉄道と同じ)
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パンタグラフの無い電車が来ました。
ここもナショナル・レールですが、運行会社は South West Trains 。
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ロンドンのターミナルであるウォータールー駅まで30分ほど。
ホテルのあるベイズ・ウォーターへは、ウィンブルドンで地下鉄に乗り換えた方がいいのですが、
ウォータールー駅を見てみようと、終点まで行きます。
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夕方のラッシュで込み合うターミナル駅は、何も面白いものはなく、疲れるだけでした(汗)。
地下鉄を乗り継ぎ、ベイズ・ウォーター駅に向かいます。
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この日はホテルで夕食。スパイスの効いたチキンのカレーは、
パサッとしたライスと不思議によくマッチして美味でした。
足の状態も、「バンドエイド・魚の目用」と、前日買った靴の効果で、少しづつ良くなってきました。
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次回もまた郊外編。女王陛下のお城、ウィンザー城に行きます。
by ciao66 | 2012-11-30 07:12 | イギリスを歩く2012 | Comments(6)

4日目-4 歴史の迷宮、ハンプトン・コート宮殿 Hampton Court Palace を楽しむ。

午後1時、ハンプトン・コート宮殿に到着しました。ここも、London Pass で入場。
ここはテューダー王朝のメイン宮殿で、ヘンリー8世と6人の王妃の舞台となった所。
建物も、お庭も素晴らしい所で、とても楽しめる宮殿でした。
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盾を持ったライオンと一角獣の門です。
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一つ目のメインゲートです。テューダー様式の建物は500年前のもの。
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2つ目のゲートは時計付き。
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建物に入る前に、昼食タイムにしようと、
ローズ・ガーデンを通ってレストランに行きます。
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名残りのバラです。
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The Tiltyard というカフェに到着。
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じゃがいもと豆のヘルシーな煮物。これに小さなサンドイッチとフルーツを付けました。
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このそばには、昔ヘンリー8世が遊んだ?という迷路 The Maze が有るのです。
アン・ブーリンと一緒だったのでしょうか。
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さて、どっちへ?と迷いながら、ここで右に行って、行き止まりにぶつかって戻りましたが、
別のところでは、居合わせた方から「そっちは行き止まりです」と教えてもらって、
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なんとか7分でクリアしたものの、途中で昔のことを偲ぶ余裕はなし(笑)。
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幼稚園の遠足でしょうか。広いお庭は市民に無料開放され、
宮殿の建物と迷路だけが有料。(迷路は宮殿と共通入場券。)
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広大なハンプトン・コート宮殿の案内図です。
今いたバラ園、カフェ、迷路は赤い丸のエリアに有りました。
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午後2時30分、不思議な人形が出迎える、宮殿メインエリアに戻りました。
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まずは、テューダー王朝2代目、ヘンリー8世の青年時代の展示箇所から。
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オーディオ・ガイドの日本語の説明を聞きながら回ったのですが、
これはヘンリー8世が1520年に、ドーヴァー海峡を越えて
フランスに平和条約の調印に行ったときの絵です。
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ヘンリー8世の姿。(在位1509年~1547年)
ヨーロッパ一のお洒落なキングと言われ、体力・知力も優れていた。
6人の王妃を順に取り替えたので有名ですが、絶対王政の名君主だったという側面も。
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一人目の王妃、キャサリン・オブ・アラゴンの姿。元はスペインの王女。
結婚後20年もしてから、王子が出来ないという理由で無理やり離婚された。
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2人目の王妃、アン・ブーリンの姿。
正式な妃でなければイヤと言って、王が離婚するまで6年も待たせた、気位のある女性。
王子が出来ないので、ロンドン塔で処刑された気の毒な妃。気が強いが知的。
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ヘンリー8世の家族の肖像画です。 
ヘンリーの右は、3人目の王妃、ジェーン・シーモア。ただ一人の王子を生んで死亡。
ヘンリーの左は、その王子で後のエドワード6世。(在位1547年~1553年)
左端は1人目の妃、キャサリン・オブ・アラゴンの娘=メアリー1世。(在位1553年~1558年)
右端は2人目の妃、アン・ブーリンの娘=エリザベス1世。(在位1558年~1603年)
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ヘンリー8世の3人の子供は兄弟姉妹で順に王位を継ぎます。
1. 長男エドワード6世は若死にして王位はメアリーへ。
2. メアリー1世は母の影響でカトリック信者、即位後はブラディー・メアリー Bloody Mary の
別名の通り、新教徒を虐殺し、エリザベスの仇敵となる。
3. 子供の無いメアリーの死後、王位を継いだのがエリザベス1世でした。

アン・ブーリン門といわれる門です。
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次に来たのは、宮殿の一番新しい部分、
ハノーヴァー朝時代の1737年に完成したジョージアン・ルームズです。ジョージ2世の肖像画↓
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ジョージアン・ルームズの天井と壁画。
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ギャラリー。
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ハンプトン・コート宮殿といえば、すばらしい庭園が有名なのです。
気分転換に、噴水が美しい東側のグレート・ファウンテン・ガーデンに来ました。
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三角に刈り込まれた木は、フランス風です。
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今日のおまけは、ヘンリー8世の4人目の王妃についてです。

ドイツから来たアン・オブ・クレーブスは肖像画によるお見合い結婚でした。
ヘンリー8世は実物とのあまりの落差にがっかりして、
渋々結婚式は挙げるものの、すぐに離婚を決意。

王妃は賢明で冷静でした。アン・ブーリンのように処刑されてはたまらないと思ったのでしょう。
申し出された、「英国王の妹」の称号と、年金・領地を貰って、生涯をイギリスで終えます。
エリザベスなどを可愛がり、ロイヤルファミリーの一員として、尊敬される存在だったと。

離婚自体は不幸だったでしょうが、チャンスを生かして経済的に自立して生きたその姿は、
6人の妃のうち現代の女性像に一番近いのではないでしょうか。
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長くなりましたので、広大な庭園と建物の続きは次回に。

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by ciao66 | 2012-11-28 08:20 | イギリスを歩く2012 | Comments(2)

4日目-3 リッチモンドの素敵なテムズ河畔を歩く

午前11時10分、これからリッチモンドの素敵なテムズ河畔を歩きます。
河畔の道は Thames Path といって、ロンドンからずっと上流の方まで続く美しい散歩道です。
来た道を振り返ります。右手の石造りの家はリッチモンド宮殿の敷地だったところでしょう。
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素敵なベンチのある河畔。
ここでちょっとひと休み。
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上流方向へ南に向かって歩いていますので、逆光で撮りにくく、
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この後、このように振り返って撮る写真が多くなります。
晴れていてよかった!と思う景色でした。
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テムズ・パスを歩き始めて20分ほど、遊歩道からリッチモンド橋に上がってみました。
歩き始めた地点の鉄道橋が向こうに小さく見えます。
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リッチモンド橋から望んだ南側の進行方向です。
建物が見えている右手の緑の付近まで行きます。
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Thames Path テムズ・パスの標識です。
<m>とあるのはもちろんメートルではなく、マイルです。1mile=1.6Km。
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姿の美しいリッチモンド橋
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どこまで行っても緑が美しい。
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何度見ても飽きない景色。リッチモンドはむかし、シーン Sheen ( or Shene) という地名で、
それは景色の scene に似ている、というのも頷けます。
(ヘンリー7世が自分にゆかりの名前に改名した。)
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向こうの方に散歩する人、近くには犬も散歩です。
イギリス人は、散歩と歩くことが大好きな国民なのだそうです。
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というわけで、ナショナル・フットパスという散歩道がイギリスの国中に有り、
このテムズ・パスもその一つなのです。
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11時50分、緑の牧草地の向こうにテムズ川が広がる、
家は一軒も見えない場所に来ました♪ 綺麗な田園風景です。
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付近の地図です。歩くルートはAからBへ、ブルーのライン。
ただいま、地図のピーターハムズロードという字の<ピ>の字辺り。
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ここからテムズ川を少し離れて、遊歩道は続きます。
牧草地の中を突っ切る気持ちのいい道を行きます。
前には二人連れの散歩を楽しむ人。
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振り返ると、女性2人組がお話しながら歩いています。
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人間だけは通すけど、馬や牛は通さないよ、というゲートです。
どうやって、入って、どのように、出るか?・・・蝶つがいは右側です。 
私は前のお二人がしたのを見て、マネをするだけ(笑)・・・簡単でした。
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垣根の隙間から覗くと、馬がいました。右も左も牧場!
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12時10分。バス道路に出ました。ちょっと予定より歩いてしまったのです。
もう少し手前の付近でバス道路に出るつもりが、あまりにも気持ちのいい道だったので、
どんどん歩いてココまで。
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ここも2階建てバスが走っていて、これに乗って次の目的地へ!
(写真は逆方向へ行くバスです)
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ここからのルート図です。現在地(A)から65番のバスに乗って、キングストンへ。
(リッチモンド駅は地図の一番上あたり。
このルートは左欄のグーグルのルート検索を使って発見しました。)
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途中こんな街を眺めながら、
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10分たらずでキングストンに到着。
ここで411番のバスに乗り換えて、目的地(B)のハンプトン・コート宮殿へ!
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Kingston upon Thamesもテムズ川沿いの街です。
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テューダー式煙突の家のある街並みを通り抜け、
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午後1時、ハンプトンコート宮殿前のバス停に到着。
テムズ川に架かるのはハンプトンコート橋。
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橋から眺める美しいテムズ川の風景です。
宮殿は左手の川沿いに有ります。
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グーグルマップで見ると、宮殿の敷地は広大で、どこまでも伸びているかのようです。
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次回は、ハンプトンコート宮殿の巻です。
by ciao66 | 2012-11-25 20:56 | イギリスを歩く2012 | Comments(8)

4日目-2 リッチモンド宮殿の遺構を探り、テムズ川の岸辺へ

午前11時、ロンドンの中心から25Km離れた、リッチモンド・グリーンという公園の前に来ました。
ここは昔の王宮が有ったという、ちょっとした歴史的な場所なのです。
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グーグルマップでRichmondの位置を見ましょう。
ロンドンから見てテムズ川の上流に有って、ここは名前通り「リッチな」住宅エリアとして有名。
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気持ちよく一直線に伸びる道を行きます。
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案内板の赤矢印から、青矢印へ歩いています。地図の水色はテムズ川。
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すっかり快晴になりました。
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レンガ塀の敷地が目当ての場所です。
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先ほどの案内図を拡大すると、
Remains of Richmond Palace ( リッチモンド宮殿跡) となっています。
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門の表札には、 The old palace と有るのを確認。
昔の宮殿の建物は今はもう無いんだな、と思ったら・・・
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ちゃんと由緒ありそうな建物が残っているでは有りませんか!!
ひょっとして500年前の宮殿の建物でしょうか。
敷地の中にも入って行けそうです♪
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アーチの門を見上げます。今も人が住んでいる気配です。
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アーチの右下には、古いプレートが有って、上から順に・・・
    Richmond Palace   (リッチモンド宮殿)
    A Residece of      (…の住まい)
    King Henry7       (ヘンリー7世)
    King Henry8       (ヘンリー8世)
    Queen Elizabeth1  (エリザベス1世)・・・・・となっています。
ここはテューダー王朝時代の宮殿だった建物なのです。
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門に有った、紋章を拡大。  ( 帰国後調べました ↓ )
色は剥げていますが、ヘンリー7世の紋章である「盾を支える赤いドラゴンとグレー・ハウンド」。 
この建物は、ゲートハウス gatehouse という名前です。
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ここは宮殿跡だけに、プライベートゾーン的なの雰囲気も有りますが、
家が幾つも並んだ中に入ってみました。
地図には Old Palace Yard という地名の残る、昔の宮殿も、
時代が変わって、今は普通の住宅になっているようです。
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ちょっとしゃれた建物はなんだろう?と思ったのですが、 
あとで調べたら、Trumpeters Inn という宿屋みたいな名前の集合住宅でした。 
(元の一戸建てを改造し、4戸のTerraced House (英国式ガーデン付き長屋)になった。)
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さらに行くと、車止めに、見慣れた王室のマークが! 
ER ・・・・というのはエリザベス女王の印です。
やはり、ただものでは無いこの場所!

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ERのマークはRoyal Cypher ( ロイヤルサイファ ) と呼ばれる王室の紋章で、
EⅡは Elizabeth2世を意味し、RのRegina(レジナ)はラテン語で女王の意味。
この家は今でも王室に関係が有りそうです。 ここも宮殿の敷地だったのでしょうか?

しばらく行くと、また紋章入りの車止めが有り、さらに奥の突き当りの建物まで行くことに。
たぶんこのままテムズ川の方に抜けられそうです。
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突き当りの建物は、何本も並んだ煙突に特徴があり、
あとで調べたら、これはテューダー様式の煙突でした。
ここは Old Palace Lane という通りです。
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A~E はここまで歩いてきたルートです。

A・・・リッチモンド駅前 (バスを降りたところ)
B・・・リッチモンド・グリーンに到着 (冒頭の写真)
C・・・紋章とプレートのある家 (GATE HOUSE)
D・・・英国式の長屋 (Trumpeters Inn)
E・・・テューダー煙突の家
F・・・テムズ川の鉄橋 (この後登場します)
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(これも帰国後に調べたのですが)
昔の宮殿は今はもう残されていないものの、その<絵>は残っていました。
“A View of Richmond Palace published in 1765 , as built by King Henry VII”
1765年に描かれた絵ですが、絵はヘンリー7世が建てた500年前の様子を描いていて、
宮殿はテムズ川に面した立派なものだったことが判ります。
(ということは、地図のCからFまでのすべてが宮殿に含まれる、ということでしょう。)
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ゆっくり歩いて20分ほどの短い時間でしたが、
歴史散策と、建築探偵団?を兼ねたような、ちょっと面白い体験でした。

面白かった「歴史の迷宮」?を抜けて、
明るい陽光に輝くテムズ川の散歩道に出ました。
鉄道橋の下を潜るトンネルになった道!

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アーチの綺麗なデザインの鉄道橋。
川沿いにはテムズ・パス Themes Path の散歩道が続いています。
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次回は「リッチモンドの素敵なテムズ河畔を歩く」編です。

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

(本日のおまけ)

“Richmond Palace”  および、“Richmond Green” を Wikipedia の記事で調べました。
 (英文を拾い読み)

1. 1501年にヘンリー7世によって本格的なリッチモンド宮殿は出来て、
   それはテューダー王朝時代を通じて存続し、

2. エリザベス1世はこの宮殿を好み、ここで1601年に亡くなった。
   エリザベス1世の住んでいたときは、ここに水洗トイレが設置されていた。

3. その後、クロムウェルの共和政時代の1649年に、建物は売却されて、建築材料にされた。
   (一旦廃墟状態になり、その後時を経て、今のような一般の住宅になった。)

ということが判りました。さらに・・・

4.  リッチモンド・グリーンの公園は、 今も the Crown Estate (王室財産) として残り、
   the London Borough of Richmond upon Thames (ロンドン市 リッチモンド区)
   に貸し出されている。

5.  紋章付きのゲートハウスも、王室財産として、65年の契約で貸し出されている。

これで、だいぶ謎が解けたようです。

by ciao66 | 2012-11-22 17:44 | イギリスを歩く2012 | Comments(8)

4日目-1 世界遺産キュー・ガーデンの樹上散歩道 “Treetop Walkway” を楽しむ

いよいよ旅も4日目になりました。この日は街中から離れて、郊外に出かけます。
リッチモンドでテムズ川の散歩をする前に、思いついて Kew Gardens キュー・ガーデンに
ちょっと寄り道しました♪
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時間は少し戻って、朝の地下鉄アールズ・コート駅です。
ここで、ディストリクト・ラインのリッチモンド行に乗り換え。
行き先案内板は、とてもクラシックで、矢印で行き先を表示しています。
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この日は快晴という天気予報でした♪ 
でも、まだ曇り空が広がって、晴れ間は少しだけ。
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リッチモンドへ直行の予定だったのですが、お天気を見て予定変更!
テムズ川の散歩は、気持ちのいい青空のもとで!と思ったのです。
一つ手前のキューガーデン駅(写真)で途中下車して、晴れるまで暫らく時間調整することに。
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キューガーデンの住宅街を歩いて行きます。天気は少しづつ回復するようです。
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キューガーデンの案内図です。黄色のルートで1.から2.へ移動中。(地図は南が上)
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キューガーデンのヴィクトリア・ゲートに到着。まだ開門時間には少しあります。
しばし待って、9時30分に開門、London Passを見せて入場します。
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ここはロンドンでは4か所ある世界遺産の一つです。
ロンドン塔、ウェストミンスター寺院、グリニッジ、そしてキューガーデン。
時間が有れば、ここも行くつもりでしたので、丁度良かったのです。

キューガーデンは、1759年が起源で、正式名称は “Royal Botanic Gardens, Kew”。
世界で最も有名な植物園といわれ、有数のシードバンクでもあり、
過去には、中国の茶を植民地インドに移植したり、
アマゾンのゴムをマレーシアに移植する役割も、果たしたそうです。

何しろ広大なところなので、歩いていけるところに絞って、1時間で回ることにします。
見学ルートは先ほどの案内図の3.から順に回ることに。

まずは、パームハウス Palm House という温室 です。
キューガーデンといえば、この写真が出てくる有名なスポット。その美しい姿。
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入ってみると、普通の温室なのですが、温室内でも樹上散歩が楽しめました。
(右下に階段が見えています)
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ここは別の温室、 Evolution House です。
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さて、お目当てのスポットに来ました♪ (案内図の4.のところ。)
樹上ウォーキングの出来るところ、“Treetop Walkway” です。
あそこを歩くと思って、上を見上げるとワクワクします。

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ここから螺旋階段を上がって、
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もうすぐ頂上。
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ウォークウェイに上がりました!これから高さ18mの空中散歩です♪
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歩いている真横に大きなクリの木が・・・ sweet chesnut と看板に有りました。
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空中散歩道からの眺めです。
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なかなか面白い経験でした。段々晴れてきました♪ 
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降りてきて、美しい黄葉を発見。
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最後に見たのは Temperate House という温室。
優雅なデザインですね。(案内図の5.)
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1時間の駆け足見学は終わり、ヴィクトリア・ゲートの前から2階建てバスに乗り、
郊外の住宅街を抜けて、リッチモンドに移動中。

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途中の住宅街です。
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5分くらいで、リッチモンドに到着。ここから散歩が始まります。(2012.10.12)
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次回は、「リッチモンド宮殿の遺構を探る」 の巻です。
by ciao66 | 2012-11-19 19:32 | イギリスを歩く2012 | Comments(10)

アイスヒルの潜り岩@山寺~秋深まる

仙山線の山寺駅から歩いて15分、「アイスヒル」という岩場に到着。
ちょっと曇り空ですが、「潜り岩」からの絶景です。
ここは夏に来た時に、秋の景色も見たい!と思っていたところ。
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樹木越しに村が見えます。
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こんなところを潜ってきました。
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紅葉を見ながらお弁当を済ませて、
これから戻ります。コレを潜って・・・
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振り返ります。
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黄葉も綺麗です。
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落ち葉も綺麗でした。
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電車で仙台に帰ると、お天気は晴れ!
わざわざ曇りの方へ行った・・・こんな日も有ります。
アイスヒルの夏の記事はこちら。緑が綺麗でした。

おまけは、仙台のケヤキの紅葉です。(2日前のもの。)
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次回はイギリス編に戻ります。
by ciao66 | 2012-11-18 16:10 | 東北あちこち | Comments(6)

3日目-4 大英博物館のギリシャ・エジプトのコーナーで考える

 大英博物館 British Museum で見つけた綺麗なレリーフです。
ここは入場無料のスポットですが、なにしろ膨大過ぎて、
一週間かかっても見終わらないとも言われています。
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 午後3時半、もう歩き疲れています。博物館めぐりは体力勝負なのです。
何しろこの日は、ウェストミンスター寺院、ロンドン交通博物館、ナショナルギャラリーときて、
最後にココ!、

エジプト、ギリシャのコーナーに絞って、1時間早回りで、見ることにします。

大英博物館の建物外観です。
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円形の部屋の旧閲覧室です。
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エジプトコーナー。大英帝国時代に集められた遺跡の数々。   (ラムセス2世の胸像)
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壁からはがされて、ここへ。
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もとは、どんな所に有ったのでしょう?
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吠えています。エジプトに帰りたいのでしょうか?
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ロゼッタストーンです。三種類の文字が書いてあって、
エジプト古代文字の解読のカギになったという。
凄い石です。

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三種類の文字というのは、古代エジプト語の神聖文字と民衆文字、ギリシア文字。
1799年、ナポレオンがエジプト遠征中に発見した。
2年後に、イギリス軍がナポレオンから奪った。

これは、私のお気に入りの像でした。羊?の優しい顔に癒される。
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冒頭のレリーフです。繊細ですね。これもお気に入りです。
(これは中東のアッシリアのもの)
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博物館に閉じ込められた!人面有翼牡牛像 ラマッソス。
同じく中東のアッシリアのもの。
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こちらは、ギリシャのコーナーです。
ずらっと、並んでいるのは有名なエルギン・マーブル。
19世紀前半、パルテノン神殿から引きはがしてここに持ってきたもの。

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 そのままにしておけば良かった、と思うのですが。

元々は、彩色されていたのに時代を経て、それはかなり剥がれていた。
(NHKスペシャルで放送されてました。)

 美しくないという理由で、彩色はすべて剥がされて、真っ白にされた。

マーブル=白=美しいという発想で、「美しく」見せるために。

 その結果、どんな色だったか再現しようとしても、さっぱり分からなくなった。

文化財は、メチャクチャになってしまった。美しくありません。

それがコレ↓です。   (パルテノン神殿の破風彫刻)
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 ギリシャ政府は、これらのイギリスに持ち去られたものは、

ギリシャに返してほしいと、要求しています。


 イギリスは合法的に取得したものなので、返さないと・・・

ギリシャでは、ちゃんと保管できないのではないかと・・・

マーブルを削ったのは失敗だったが、それは昔の話で、

ここほど保管にふさわしい場所は無いと・・・

 イギリスにも言い分はあることはあるのでしょう。

これは合法取得と。


当時、ギリシャは当時オスマントルコの支配下に有り、

イギリスはオスマントルコから正式に許可を得てもって帰ったと。

 まだ解決していません。

すべて元の場所に帰るのはいつの日でしょう?


 もっとも、イギリスは、私の好きな国ですし、素晴らしい歴史も有ります。

このことでイギリスを非難中傷をしようとは思ってはいません。

 しかし、過去の歴史とどう折り合いをつけるか、いかに問題を解決するか

今、問われているのはやはり、イギリスでしょう。

@@@@@@@@

最後に、エジプトミイラのコーナーに来ました。

ここは人気スポットです。

エジプトは、返して、とは言っていないようです。

そのうち言い出すかもしれません。

(あるいは報道されていないだけかもしれません。)
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調べてみると、ロゼッタストーンについては、

エジプトは2003年に返還要求を出しています。

「イギリスが歴史に見放されたくないならば、名誉を恢復したいのならば、自発的にロゼッタ・ストーンを返還すべきだ。我々エジプト人がエジプト人であることのアイコンなのだから。」

さて、あっちからも、こっちからも、攻められて、今後はどう展開するのでしょう。

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

雨の日の博物館めぐりはこれで終わり。
疲れました。
博物館前のバス停で待っていると、雨は勢いよく降りだしました。
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ここはイギリス? ひょっとして日本では? というどしゃ降り!
It rains cats and dogs. (・・・どしゃ降り) という言葉を思い出しました。
英語の表現も面白いですね。
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7番のバスに乗り、オックスフォードストリートへ。
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バスを降りて、John Lewis というデパートの前に来ました。ここでおみやげ品を買おうと。
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ロンドンのデパ地下です。
ショーケースを見ると美味しそうだったので、夕食もここで買って帰ることに。
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ホテルに帰って、夕食はコレ。パンはコヴェント・ガーデンの余りもの。
こうして並べてみると、そのチープさかげんに、
「明日の食事は何とかしたい」・・・と思ったのです(汗)。
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デパートで買ったのは ダッチー・オリジナルズ という皇太子のブランド。
チャールズ皇太子が、オーガニックの農場をしていて、そこの小麦粉を使ったというクッキー。
絵柄は皇太子の紋章!でも、お手頃なプライスで、日本人好みの上品な味だと思います。
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次回は、郊外に足を伸ばして、世界遺産 キューガーデンの巻です。
by ciao66 | 2012-11-16 21:57 | イギリスを歩く2012 | Comments(10)

3日目-3 ロンドン交通博物館はヴィジュアルな展示物が満載

 ロンドン交通博物館はコヴェント・ガーデンのすぐ横に有ります。London Passで入場。
ここはヴィジュアルな展示物が満載で、気軽に楽しめるスポットでした。
 写真は、100年前のバス。
屋上のオープンデッキ付きで、エンジンは有るものの、外観はまだ馬車の雰囲気です。 
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 その少し前、19世紀後半頃は、まだ馬の力の時代で、
これはレール付きの「路面馬車」です。
よく見ると、この頃からすでに2階席付き!
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順番に時代を遡り、これは乗合い馬車、レールは有りませんが、2階席付き!
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ロンドンのバスの起源はコレ!
パディントン~シティ間で、三頭立ての乗合い馬車が始まったのは1829年。
運賃が高く、裕福な人だけが利用したそうです。
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なんと人力!・・・馬車でなく、「人車」ですね。
これはいつ頃でしょう?乗合馬車が出来る前でしょうが・・・。
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 時代はぐっと下がって、20世紀。馬による乗り物は姿を消し、
路面電車がロンドンに初めて登場し、交通革命が起きます。
 写真右手は、1911年に登場したウェスト・ハム2階建て路面電車。
中央のバスは1910年のBタイプバス。(・・・冒頭の写真と同じもの )
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そして、世界初の地下鉄はコレ!
1863年、ロンドンの地下鉄が初めて出来たころは、この蒸気機関車が走っていました!
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1905年に電化が始まって、やっと快適な空間になった!
1920年代の地下鉄車両です。
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人物ディスプレイが楽しい電車は、
1970年代まで地下鉄ディストリクトラインで使われていた車両。
今のよりも大きそうに見えるのですが・・・。
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 バスが3台並んでいますが,
一番左は、ルートマスターという2階建てバスで、1949年から走り始め、
いまも博物館から抜け出したかのように!実際に走行しています。
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 博物館に有ったロンドン・ブリッジの写真です。(タワー・ブリッジでは有りません。)
このしゃれた橋は今のものではなく、 「一代前の橋」ですが、こちらの方が素敵です。 
この橋はアメリカに売られて、1971年に移築され、アリゾナの観光名所になっているとか。
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この橋の上にずらりと建物が並ぶ、昔(1682年)のロンドン・ブリッジの様子はこちら
( ♪ ロンドン橋 落ちた 落ちた、落ちた、の歌のイメージどおり。)

London Transport Museumの建物の写真です。
30分ほどの駆け足で見学は終了。
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雨のストランド通りのバス停では、2階建てバスがちょうど来たところ。
ロンドン市内では (サークルライン内側では特に)、
バスは待ち時間は少なく、頻繁にやって来ます。
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博物館に保存されているのと同じ、ルートマスター型の車両です。
1階では車掌さんが階段のそばに立っています。
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雨の街並みを眺めながら行きます。
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トラファルガー広場で下車。乗ってきたルートマスターです。
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次に来たのは、ナショナル・ギャラリーです。
ここは入場無料のスポット、世界の名画が集まっています。
19世紀の堂々とした建物ですね。
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館内は残念ながら撮影禁止。素晴らしいコレクションは、お茶でも飲みながらゆっくりと、
下記のwikipediaのリンクからどうぞ。
長いページの下の方に、絵のアイコンが並んでいて、拡大できます。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC_(%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%B3)

私の印象では、名画は並んでいるものの、
美術館それ自体がアートという感覚や、展示に工夫が有って楽しめる、というのは無く、
その点では、フランスの美術館(・・オルセーなど)の方が優れている、という感想です。

1時間ほどで、見たい所だけに絞って見学は終了。
写真は午後3時、ナショナル・ギャラリーから見た、雨のトラファルガー広場です。
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次回は、「大英博物館&デパ地下に行く」の巻です。
〇前回の記事を一部修正しました。(「おまけ」の箇所) 
by ciao66 | 2012-11-14 19:45 | イギリスを歩く2012 | Comments(6)

3日目-2 コヴェント・ガーデンの陽気なランチタイム・コンサート

午後1時前、コヴェント・ガーデンに来たところ、何やら楽しそうな音楽が聞こえてきます。
ランチタイム・コンサートだったようです♪
私もパフォーマーを取り囲む見物客に加わります。
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時間は少し戻って、午前11時50分。ウェストミンスター寺院の前。
ここから、2階建てバスに乗って、コヴェント・ガーデンへ移動です。
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いつも眺めのいい2階建てバス。
でも、この日は雨のロンドンです。
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移動ルートの地図です。
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一旦、トラファルガー広場で降りて、乗り換え。
雨のロンドンもそれなりに雰囲気が有ります。
正面はナショナル・ギャラリー。
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ストランドの通りを少し走り、地図を見て、多分この辺りだろうと、バスから降りました。
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サザンプトン通りの坂を登った、正面がコヴェント・ガーデンです。
途中、木のあるところが、調べておいた買物スポット!
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Ellis Brigham というスポーツ用品店、ここで靴を買います。
(「地球の歩き方」で見つけたところ。)
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 あれこれ何足も、店員さんに出して貰って、やっと足に合うのが見つかりました。
履いていた、ダメになった靴は邪魔なので、お店にお願いして処分してもらうことに。
 「日本から郵送してね。税金が10%戻ります。」 と、店員さんに説明されながら、
免税用の書類を貰って、一件落着。

私の英語力では、ちょっと一苦労の買い物でしたが、まぁいい経験でした。
買ったのはこのウォーキング・シューズです。
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歩いてすぐのところが、コヴェント・ガーデンのマーケット・ホールです。
冒頭の写真に追いつきました。
演奏していたのは「黒い瞳」。もともと情熱的で、エキサイティングな曲ですが・・・
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とっても楽しそうな、オーバーなアクション付きの、エンタテインメントな演奏でした。
おばさんが、帽子を持って観客を回っていましたので、喜んで小銭を入れることに。
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1. 良く似た雰囲気のポール・モーリアの「黒い瞳」の演奏はこちら
2. Covent Gardenの公式サイトはこちら  
   ( ↑ 中ほどに、愉快でエキサイティングな演奏の動画が有ります。)

3. パフォーマンスをもっと見たいという方はこちら

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

11時に食べたのが中途半端なランチだったので、ここでスープを注文することにします。
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前に座っているご婦人と少しお話が出来て、聞いてみたら、
お嬢さんが日本に住んでいたことが有るとか。
仙台もちゃんとご存知でした。有名になったのかな?
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ところで、ここは、映画「マイフェアレディ」 の舞台です。

映画の出来たのは1964年、ここがまだ野菜と花と果物の市場だった頃!
オードリー・ヘプバーン Audrey Hepburn 演じる花売り娘が、
市場で花を売りながら歌を歌っていました♪

その後、市場はテムズ川の向こうへ引っ越して、ここは昔の市場の雰囲気を残しながら、
今のコヴェント・ガーデン・マーケットになったというわけです。

写真はコヴェント・ガーデンの前に有る教会ですが、映画ではここも登場しました。
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“My Fair Lady” は、
何度見てもとても楽しい映画、永遠の名作でしょう。そのシーンを再現・・・・

1. Wouldn't It Be Loverly?

  イライザは花売り娘。ロンドン下町の 「コックニー訛り」 まる出しで歌っています。
 (歌の中で take を、タイク と発音したりして、なかなか面白い。
  歌詞と訳詩はこちら。)

2. The Rain In Spain

  ヒギンズ教授の特訓で、すっかり訛りが無くなったイライザ、
  ♪The rain in Spain stays mainly in the plain. と歌っています。
   (スペインの雨はおもに平原に降る)

   この文は<ei>という音で、何度も韻を踏んでいます。
   コック二―で訛ると、これがすべて<ai>という発音になる。
   (ライン・・・スパイン・・・スタイズ・・・マインリー・・・プライン・・・)
 

3. I Could Have Danced All Night - My Fair Lady  
 ( by Audrey Hepburn 's own voice )
   
  有名な歌 「踊り明かそう」 です。
  この後、あれこれ有り、花売り娘はみごと社交界デビューを果たし・・・というお話でした。

4. I Could Have Danced All Night
  ( by Marni Nixon )

 なぜ同じ歌が2つあるのか、「本日のおまけ」をどうぞご覧ください。
  (本文を修正しました。)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここは昔花売り市場だったことを示すプレートです。
オードリーの花売り娘の等身大フィギュアでも有れば、
もっと雰囲気が盛り上がったのですが・・・。
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今はこんなマーケット。賑わっています。
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(本日のおまけ)

(1) “Wouldn't It be Loverly? ” の歌は、
  映画ではジュリー・アンドリュースの声で、
  いわゆる 「口ぱく」 吹き替え だったのです。

  とはいえ、これで、オードリーの輝きと魅力が、
  無くなってしまうということは、決して有りません。

  そして、アンドリュースはとっても上手に、コックニー訛りで歌っていました。
  リンクの歌詞を見ながら歌を聴くと、コックニー訛りの箇所がよく判ります。

(2) “I Could Have Danced All Night ” の歌は、映画の中では
   実はオードリーが「少しだけ」歌っていました。

   "Sleep, sleep, I couldn't sleep tonight..."   
  というワンフレーズだけ、残りはMarni Nixon による吹き替えでした。(上記の4.追加)

  そして、
  画像は同じで、オードリー自身がすべて歌っている映像が
   I Could Have Danced All Night - My Fair Lady
  by Audrey Hepburn 's own voice の方です。(上記の3.) 
  (映画では使われなかった)


    (ヘタという話も有りますが )
   これはオードリー自身の声だと思うと、コレも文句なしで楽しめます♪

    3.と4.とを混同して、勘違いが有り、本文修正しました。
   よく聞きなれた声は、4.の方!珍しいのは3. お詫びして訂正します。

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続きは、ロンドン交通博物館の巻です。
by ciao66 | 2012-11-12 18:14 | イギリスを歩く2012 | Comments(8)

青葉の森11月観察会

 イギリス編は一回お休みにして、仙台の秋をお届けします。
これは何でしょう?  答えはクヌギの実、いわゆる「どんぐり」なのですが、
実を保護する帽子の様な入れ物がちゃんと付いています。
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帽子?が取れて転がっていくのでしょうね。

これがクヌギの木。まだ葉っぱが青いですね。
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クヌギの木の春から秋への変化はこちら

宮城教育大キャンパスのトチノキの見事な黄葉。
あいにくの曇り空でしたが、
観察会では今盛りの黄葉や紅葉を楽しむことが出来ました。
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山芋の葉っぱの黄葉です。
これもよく見ると美しいですね。
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冬が近づいて、動作が鈍くなったミカドフキバッタです。
ミカド、というのは帝のこと、すごい名前のバッタですね。
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カエデの紅葉!
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こちらは、コミネカエデという珍しい種類で、葉っぱがちょっと尖っています。
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曇り空で思うようには撮れなかった写真ですが、絵巻物の様な感じもしたのです。
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次回はイギリス編の続きです。
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by ciao66 | 2012-11-11 22:18 | 青葉山・広瀬川散策 | Comments(4)