ペンギンの足跡Ⅱ:イタリアを歩く2014
2019-06-18T19:48:02+09:00
ciao66
旅行記を中心に記載します
Excite Blog
50. ローマ時代の列柱が並ぶ電車通りを探して@ミラノ
http://ciao66.exblog.jp/22794616/
2014-09-01T17:13:00+09:00
2014-09-01T17:13:05+09:00
2014-08-24T17:58:06+09:00
ciao66
イタリアを歩く2014
ミラノの街中に古代ローマの列柱が残るところ。
ここへは迷いながら寄り道をしながら来ました。 ここに来るには・・・ドウォーモが右端に見えるところでトラムを乗り換えます。
(ドウォーモの写真は前回のものをどうぞ。)
乗るのはこれではなく・・・ トリノ通りを行く2番線です。 乗りました。 ところが、降りる所がよく判らず、あっという間にポルタ・ジェノバ駅まで来てしまい、
バスで戻ろうとしたのですが、バスは途中で別の道に入ってしまい、目的地から少し離れたティチネーゼ門で降りました。
(写真は別のところで撮ったもの) 親切な乗客がいて、目的地のサン・ロレンツォ教会への道を教えてくれました。
そこの角を曲がりポルタ・ティチネーゼ通りを北へ行けばいいと。
角を曲がったところで、別の教会を発見して寄り道します。 目的の教会では有りませんでしたが、なかなか良いところです。
この日は日曜日でした。ちょうど朝のミサの最中で、 素敵な歌声が聞こえています。 美しい声はこちらを向いている女性のものでした。 偶然入った教会の名前はサンテ・ウストルジョ教会。( Basilica di Sant'Eustorgio )
美しい天井。
偶然の迷い道のおかげでいいところに出会いました。
ポルタ・ティチネーゼ通りは庶民的なエリアです。
まっすぐ向うのサン・ロレンツォ教会に向かいます。
ここでは線路は複線ですが・・・ ここで線路が合わさり単線に。そして、線路がふさがれています。
廃線になってしまったのでしょうか、それとも
門が修復工事中のためでしょうか。 門を抜けると、そこにはローマ時代の列柱が並んでいました!
(寄り道しながらも何とかたどり着きました。) 門を振り返ります。
門の絵が書いてあればよく判るのですが、この広告では・・・。
列柱に近づきます。トラムの線路は列柱を避けてここでは一本だけ。
迫力があります。
街の中にこのようなものが残っているとは! 向かい側のサン・ロレンツォ教会Basilica di San Lorenzoですが
列柱に気を奪われて、教会の写真はこれだけ。
冒頭の写真です。何度見ても素晴らしい。
実はここは、NHKの「世界ふれあい街歩き」で登場したところ。
線路を挟んでお店が並んでいますが、この並びに散髪屋さんがあるはず。
ギリギリのところを通る線路。(ここを乗ってみたかった・・・) 鋏のマークの散髪屋さんを発見しました♪
日曜日でお休みでしたが、今もちゃんとお店は有るようです。
TVに登場したおじさんの顔を見てみたかったな・・・。 あぁ面白かった♪
まっすぐ歩けばトリノ通りに出るはず。空港へ急ぎます。 一旦荷物を取りにホテルに戻り、 ミラノ中央駅に来ました。 空港行のレオナルド・エクスプレスがミラノ中央駅からも出るようになり便利になりました。 マルペンサ空港に到着し、お腹がすいたのでレストランに入りました。
ところが、オーダーしたオリエント風サラダがなかなか来ません。
(イタリア版「蕎麦屋の出前」・・・今やっています。もうすぐです。)
少し余裕の時間で来たはずが、だんだん時間がなくなり、焦りました。
空港のレストランでサラダがあんなに時間がかかるとは思わず。
何とか間に合いました。やれやれ。 これで連載50回はすべて終了。ご愛読どうも有り難うございました。
数々のコメントを頂戴した方々、イタリアの親切な人々にも感謝して、
ごきげんようさようなら。]]>
49. 「最後の晩餐」@ Santa Maria delle Grazie とダ・ヴィンチ博物館
http://ciao66.exblog.jp/22794379/
2014-08-30T15:55:00+09:00
2014-09-01T18:13:18+09:00
2014-08-24T17:28:22+09:00
ciao66
イタリアを歩く2014
レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の有るところ。
ここは予約制の見学ですが、それはなかなか取れないことで有名、
3か月前に公式予約サイトはすでに完売でした。
ネットが満杯でも取れる?という、予約センターにつたない英語で電話してもだめ、
最後に、成功報酬で予約手配をするアーモイタリアにお願いして、やっと取れました。
予約時間は午後2時15分ですが、20分前に必着です。
幸い時間前に到着しました。 見学する子供たち。イタリアでは博物館や美術館で小学生の団体をよく見かけます。
芸術感覚が小さい時から養われるのでしょう。 絵は昔修道院の食堂だった場所にあります。
ここは撮影禁止なので、代わりにダ・ヴィンチ博物館にあった絵の写真を載せます。
キリストの左隣の人物は、実物を見た柔らかい印象では女性だと思えました。
ダ・ヴィンチが描いたのは誰・・・ヨハネ?マグダラのマリア?二人ダブらせている? 絵は20年もかけて見事に修復されたとはいえ、テンペラ画では修復の限界があったのでしょう、鮮やかさは期待ほどではなかったのです。ただ、その場に立って空間を体感したという意味は有ったでしょう。
大きなホールのような食堂の反対側に大きなもう一枚の絵があって、そういう空間だったのかと・・・。
もう一枚の絵は別の作家の絵「キリストの磔刑」で、キリストを含めて3人が並んだ珍しい構図ですが、こちらはフレスコ画でなのでとても鮮やかに残っていました。(モントルファーノという作家のもの)
さて見学を終えて、教会から5~6分歩いて、
レオナルド・ダ・ヴィンチ国立科学技術博物館の前に到着です。(右手建物) ここが入口です。 博物館は元は大きな修道院で、
美しい回廊が有って興味深いところです。 初めの展示物は大きな機械類。
産業革命の頃のものでしょう。 次に来たのはダ・ヴィンチ関係の展示物です。
ダ・ヴィンチが考案したものの模型です。 ダ・ヴィンチの素描も美しい。 次に来たのは交通機関の部門です。 どうやって入れたの?という大きな帆船も有りました。 古い飛行機・・・イタリアのものでしょう。 飛行機草創期の珍しい写真も。 じっくり見たわけでもないのに、見学には2時間半もかかりました。
午後5時20分、外に出てトラムの通りまで歩きます。 教会の前に停まっていたクラシックカー、優雅なデザインでピカピカです。
これに乗って来たのは誰?と思いつつ教会に入ります。 サンタン・ブロージョ聖堂 Sant'Ambrogio の全景です。 ここはミラノの守護聖人である聖アンブロシウスを祀る、ミラノ最古の教会です。 堂内に入りました。いつもと違う雰囲気です。 結婚式!ちょうど新郎新婦が宣誓中。
前に停まっていた車の謎が解けました。 旅行最初のローマの教会でも、最後のミラノでも結婚式に遭遇。
ビザンティン様式のモザイク画です。 午後6時、マジェンタ通りのバール Antico Caffè Litta 25 です。 少し早い夕食にします。 ここはトラムがよく眺められて、特等席?でした。 お米のごはんがいいなとピラフと、 ハムとミニトマト入りのサラダ。 また16番線のトラムに乗って、 案内図の◎のところ、Cordusioで1番線に乗り換え。 1番線はクラシックなトラムです。 トラムは街を眺めながら乗っているので、地下鉄よりも時間はかかっても面白いのです。
ガレッリアのそばを通り、 乗り換えを含めて30分ほどかかり、
ホテルのそばの Via Settembrini 電停に到着です。
次回はいよいよ旅行記の最終回、翌朝のミラノ街歩き編です。]]>
48. サン・マウリツィオ教会と考古学博物館@ミラノ
http://ciao66.exblog.jp/22788422/
2014-08-28T17:07:00+09:00
2014-08-28T17:07:03+09:00
2014-08-23T16:18:31+09:00
ciao66
イタリアを歩く2014
トリップアドバイザーではミラノでドウォーモを抜いて堂々1位の評価。 (訪れた人の数ではなく、訪問者の平均評価が一番高いということでしょう)
イタリア語の名前=Chiesa di San Maurizio al Monastero Maggiore
夜空の美しい青色をバックにした天使たちです。 外観は地味です。Wikipedia英語版によると、16世紀の建造物で、巨大な修道院の付属教会だったようです。 アーチの曲線と直線のバランスが絶妙です。 これは「イエスの洗礼」の場面でしょうか。 ノアの箱舟のとても美しいフレスコ画です。
動物を載せて・・・ 洪水が起こって・・・ 山上に流れ着いた。(とても判りやすい絵解きです。) こちらはキリストのお話。
最後の晩餐のあと、自らの予告通りに・・・ 逮捕され 裁判されて有罪になり、 十字架に磔に。 アーメン・・・
大きな修道院跡を利用している歴史博物館に入りました。
右端部分が教会です。 古代ロ-マ時代のミラノ。 当時の街の様子。 展示物です。エトルリア? 博物館=旧修道院の建物です。 エトルリアの陶器です。 これもエトルリアのもの。単色のも美しい。 美しい色彩感覚は今のイタリアに引き継がれています。 午後1時、博物館近くのパニーニ屋さんでランチにします。 雲の下に見えるドームはダ・ヴィンチの「最後の晩餐」のあるところ
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会です。(博物館から600m) 次回に続く。]]>
47. トラムに乗ってプッブリチ公園へ@ミラノ
http://ciao66.exblog.jp/22788316/
2014-08-26T21:56:00+09:00
2014-08-26T21:56:32+09:00
2014-08-23T15:52:13+09:00
ciao66
イタリアを歩く2014
噴水の周りでのんびりしている人たち、私は木陰でのんびり。
ここに来るにはトラムの1番線に乗ってきました。
ホテルのそばにある Via Settembrini セッテンブリニ通りの停留所です。
(①はトラムの番線、縦に並んでいるのは通過する停留所の名前) 時刻表もあります。この日は土曜日、イタリア語ではSabatoです。
土曜日の10時台にはogni9 (9分ごと)に走っていると判ります。 1533番のトラムが来ました。クラシックなスタイルで私好みです。 オレンジ色の機械できっぷに刻印します。(左側の窓) 車内に表示がありました。このトラムは1928年製だと。
なんと86年前の車両!骨董品の値打ちがありますね。 カヴール広場 Piazza Cavourの停留所で1533番のトラムから下車しました.
トラムの顔を見ると、正面はカーブした三面窓、出入り口も斜めにカットしてあり、狭い街でも曲がる時に邪魔にならないように、取り回しに工夫が見られます。 プッブリチ公園はすぐ横です。 広い芝生に大きな木々、のんびりしたところです。 少し行くと、森の中のようなところ。 緑の散歩道を歩きます。 また広いところに出て、 冒頭の写真の噴水です。
犬が飛び込んで、水遊びしていましたが、飼い主が来て犬は叱られていました。
でも、飼い主を叱る人は居ません(笑)。 FSの駅にある観光案内所で、トラムの路線図がほしいなと思って、聞いたのですが、
しばしば路線は変わるので、お渡しできる路線図はないのですと。
トラムは乗りながら、間違えながら、楽しみながら、行くしかないのです。
急ぐ人は地下鉄へ、どうぞ。トラム1番線で次に乗ったのはこれ。 スフォルツァ城近くの Cairoli 停留所で降りたところで、
7000番台の新しい車両を発見。7両連結で長いのです。
前から撮ったら丸顔でしたが・・・ 後ろ側から撮ったら全く別の顔でした。 ロータリーの周りです。線路もそれに沿っています。 歩行者天国?信号の合間でしょう。 次の行先はサン・マウリツィオ教会と考古学博物館なのですが、ここからでも500m位なので歩いて行きます。 16番線の Majenta/Carducci(マジェンタ通りのカルドゥッチ停留所)です。
ここにサン・マウリツィオ教会と考古学博物館があります。(次回に続く) (今回のおまけ編です。)
ミラノの宿は Hotel Charly 、ミラノ中央駅にも、地下鉄M1のLima駅にも500m、
トラム1番線には200mと、便利なところです。
室内の様子です。 1階の部屋でした。 窓からの眺め。通りには面していますが、通行量は少なく静かでした。 このホテルのチャームポイントはちょっとしたお庭が有る所です。 朝食はこんな感じで簡単なものでしたが、ホテル代の高いミラノですから、立地とお値段のバランスからはリーズナブルでした。 (次回をお楽しみに)]]>
46. アルプスのような山を展望しながら散歩する@レッコ
http://ciao66.exblog.jp/22778309/
2014-08-24T11:07:00+09:00
2019-06-18T19:48:02+09:00
2014-08-21T20:43:13+09:00
ciao66
イタリアを歩く2014
コモ湖畔の街 レッコからロープウェイで登ってきました。
時間は少し戻って、ベルガモからここに来る途中の風景です。
(列車の窓ガラス越しでやや不鮮明です) 赤丸が Lecco (レッコ) の位置です。
(Google Mapの「地形図」からお借りしました。後の詳細図も同じ) レッコに近づくとアルプスの雰囲気の山が見えてきました。 レッコ駅に到着。B&Bのオーナーが車で迎えに来て、チェックインの後、
ピアーニ・デルナに登るロープウェイの駅まで送ってもらいました。
ロープウエイからのいい眺めです。 午後3時頃ですが、陽は長いのでまだ時間はたっぷりあります。 だんだん高度を上げて、 間もなくPiani d'Eernaピアーニ・デルナの駅に到着です。 ここは標高1300m。山の上は気持ちのいい散歩道。 少し上り坂になってきました。 先ほどのロープウェイの駅が下に見え、 絶壁の上の駅だとよく判ります。そしてここからは・・・ レッコの街とコモ湖が一望です。 反対側を見ると、ぎざぎざの山! 面白いかたちです♪
地元の言葉ではMonte Resegone モンテ・レゼゴーネ
鋸山という意味らしい。 アップで撮ってみます。
岩肌が凄い! 小さな森の中を抜けますが、ガイドマップがあるので道は大丈夫です。 面白そうなところに来ました。
植物の背景に山を入れて。 十字架の立っている小さなピークが見えます。
こんどはそちらへ♪ 十字架のピークからの絶景です。 同じところから見えた緑の山々。 また森を抜け、今度はロープウェイの駅から見えていた谷間の村へ♪ 咲いていたエーデルワイスかと思った花は、自生の水仙(narciso selvatico)でした。 冒頭の写真です。 アルプスの村のような光景♪ ギザギザの山の左半分は緑の山、こちらもいい眺めです。 かわいい花を愛でて、 村の家を飾る黄色い花です。
その辺に咲いているのを摘んできたのでしょう。 ピアーニ・デルナの村の散歩道。
5時過ぎですがまだまだ明るい。 ロープウェイを降りてきました。
ここに来るときは車で送ってもらったのですが、もう最終バスは発車した後、
困ったなと思っていると、山上で出会ったチェコから来たという女性が素早い行動。
さっさと車を捉まえてヒッチハイク!私もそれに便乗させていただきました。 歩けば1.5km位の距離ですが、車ならあっという間に到着。
B&Bのある教会前で降ろしてもらいました。 B&B Località Manzonianeの室内はこんな感じ。
部屋からの眺めです。ここは街から離れた山の上の住宅地。 オーナーは麓の自宅に帰って不在、聞いていたレストランを目指して歩きます。
この付近で建築現場の人に聞いて、ここから下へ歩いて10分位というレストランの名刺を貰い、引き返しましたが、それは10分経っても着かないところ。
ジョッギング中の紳士に名刺を見せたら、ずっと遠いというので、意を決してまたヒッチハイク!通りかかった一台目の紳士がレンジローバーに乗せてくれました。 そこはジョバンニというレストランで、歩けば遠いところですが車ならすぐです。
湖畔を見下ろす麓に近いあたり。 オーダーしたのは魚介類のサラダです。美味しかった。 帰りは、またヒッチハイクで、2台目の車、母娘連れの赤いクルマが止まってくれ、
無事に宿に戻りました。イタリアの人は親切です。
翌朝、食堂で出会った人たち。右端は植木職人の親方で、残りは弟子の職人ですが、
私と同じようにピアーニ・デルナに登るといっていました。 オーナーさんです。 部屋から見えた朝の景色です。 次回のミラノ編に続く。]]>
45. Roccaの城壁の上を歩いてみる@ベルガモ
http://ciao66.exblog.jp/22748162/
2014-08-22T12:57:00+09:00
2014-08-22T14:04:19+09:00
2014-08-16T22:12:06+09:00
ciao66
イタリアを歩く2014
城壁からすぐ下はまるで田園風景のようです。
ここからはベルガモのチッタ・バッサの街が一望です。 ここには大砲、戦車など軍関係の記念品が飾ってありました。
この上にはさらに城壁があって、堅い守りの城塞なのです。
城塞のメインタワーです。坂道を登り、城壁の下を左手に行くと・・ そこには、サン・ヴィジリオの丘とチッタ・アルタの街の眺めがあって いつつもの塔が並ぶのがよく見えます。 冒頭の写真のベンチのそばを通り、城壁の下をぐるっと一周して、
探していた入口をこのメインタワー裏手に発見。
これから旗の立つ場所へ♪ 上まで上がってきましたが、少し不気味なお天気になってきました。
でも、面白そうな空中回廊です♪ 糸杉の並ぶてっぺんを行きます。 眼下の眺めです。 樹木の繁るそばを行きます。 角の物見台です。 樹木が美しい。 空中回廊を一周しました。あぁ面白かった♪
私は気に入ったいいところだったのに、朝9時半ではまだ早かったのか、ここは誰も居ませんでした。
城壁歩きのあと、城塞の中にある歴史博物館に入りました。 中世のころでしょう。
昔のベルガモの地図。 チッタ・アルタの地形がよく判ります。
これを見るとチッタ・アルタの一番下の岬のように尖ったところも面白そう。
(次回また来たら行ってみたい。) 次に来たのは修復進行中の旧サンフランチェスコ修道院です。
(ex Convento di San Francesco ) 回廊の向こうはビュースポットですと教えてもらって、 見えたのはこのような眺めでした。
緑あふれる街ですね。 展示されていたのは現代芸術ですが、
古い修道院の建物との組み合わせはいいのかも知れません。 フレスコ画は相当痛んでいた様子ですが、綺麗に修復されていました。
(一時期はは牢獄になっていたので傷んだのでしょう。) よく判らない現代芸術は Enrico Prometti という作家の展示会でした。
ここはリッチな街なのでしょう、作家の写真入りの立派な本を頂戴しました。
(これは重いのでB&Bに置いてきました。) 最後の目的地は、前日場所が判らなかった音楽家のミュージアムです。 思いがけないところからヴェッキア広場に出ました。
この角度からは広場の裏のドゥオーモのクーポラがよく見えます。
ドゥオーモは確かりにくい場所ですね。 また昨日の裏道を通って、 入口を発見しました♪ ドニゼッティ博物館です。
看板は何も出ていないので、通過してしまうのは無理もありません。 ドニゼッティはベルガモ出身のオペラ作曲家です。
ここには昔のポスターや、 作家の使ったピアノも置いてあって、 オペラのアリアも流れて、展示室自体が素敵な空間でした。 荷物を宿に取りに戻り、ちょうどお昼頃、フニコラーレに乗って街にお別れです。
帰りにはユニークな車両の全景が撮れました♪ これでベルガモ編は終わり。
次回は山登り編@レッコです。]]>
44. ベルガモの街歩きと教会めぐり
http://ciao66.exblog.jp/22747263/
2014-08-20T20:56:00+09:00
2014-08-20T21:29:20+09:00
2014-08-16T18:32:32+09:00
ciao66
イタリアを歩く2014
ベルガモのドゥオーモです。 外観は裏から撮りました。教会なのでやはり十字型です。そして、下の外観写真のアール(曲線)の部分の窓が、上の写真の窓と同じところです。
クーポラ(=ドーム)の下は・・・。 曲線で囲まれた白と金の世界。 そして、ここにはフィギュアになったようなマリア様が! 時間は少し戻り、サン・ヴィジリオの丘から降りてきたところ。
表通りではなく裏通りを通って戻っているのですが、
ここの壁の微妙な曲がり方、なぜか目に新鮮です。 人はあまり通らない裏道。
表通よりも静かで、これもいい感じです。
(でも人がいないと絵にならないかな) 城壁の端に来ました。
やはり緑に囲まれた美しい街です。 先程の道に戻り、また壁の道が続きます。
一人歩いていると絵になります。 (これは晴れた次の日の写真です。)
裏道を通って、サンタ・マリア・マッジョーレ教会に到着。
ロマネスク様式の堂内の様子です。
マッジョーレという名前の通り、ドゥオーモよりもこちらのほうが巨大。 モザイクで埋め尽くされた天井と壁。 ここには青い目の団体ツアー客が次々とやってきました。
映画のスクリーンみたい?・・・祭壇です。 こちらはキリストが描かれたタペストリー。 聖母のタペストリー。
教会の後はドゥオーモに寄って、次はラジョーネ宮です。
みな同じ場所なので次々に回れますし、
雨が降りだしましたが、建物に入るので問題なしです。 赤い傘が一つ。
人がいると、なぜかほっとする写真になります。 カッラーラ美術館は閉館中なので、ラジョーネ宮に臨時的に移動しています。
(美術館は少し離れた場所なので、観光客にはむしろ都合よし?)
下のは最後の晩餐ですが、この絵は誰が描いたのでしょう? 赤い服のキリストを囲んで、テーブルは一直線の構図。
ダ・ヴィンチと同じ構図みたいですが、Alessandro Allori アレッサンドロ・アッローリという作家のもの。メディチ家をパトロンにした16世紀の画家ですが、鮮やかな色彩が印象的です。 この絵もアッローリです。 ここは階段が素敵だと思いました。
半分解放されている空間が素晴らしい。 さて、都合よく雨は止んで、これからB&Bに戻ります。 右手がB&Bの建物ですが、左手のお店の角を曲がると・・ そこは教会でした♪
教会の軒先?を商店街に貸していたのでしょう。
どんなところか入ってみます。 ちょうどころ良い大きさの教会です。 円形のクーポラももちろん美しいのですが、
こんな楕円のクーポラも個性的に感じて私は好きなのです。 そしてこの教会の特徴はフィギュア!
マリア様もちょっとふくよかなフィギュアの母子像ですし、 キリストも優しげなフィギュアに!
親しみを感じるフィギュアではありませんか。 この教会、ガイドマップにも名前は記載なく、グーグルマップにも書いていません。
名も無いはずは無いのですが・・・・。
次回に続く。]]>
43. サン・ヴィジリオの丘へ バスで登りフニコラーレで降りる@ベルガモ
http://ciao66.exblog.jp/22745642/
2014-08-16T15:24:00+09:00
2014-08-18T19:47:09+09:00
2014-08-16T11:54:59+09:00
ciao66
イタリアを歩く2014
少し時間は戻って、ランチしたバールの前です。(城門のすぐ右隣り)
ここからクレーンの上にサン・ヴィジリオの丘が見えました。 すぐそばに、もう一つの城門が有り、これを潜ると、 サン・ヴィジリオの丘へ行くフニコラーレ(ケーブルカー)の駅なのですが・・・。
ビックリしたことに・・・フニコラーレはお昼休みの時間でした!!
乗客の少ない時間帯なので、12時45分から午後3時まではバスの代行運転。
とはいえ、ケーブルカーとは違う景色が見られていいかもしれません♪
帰りは乗れるわけだし・・・。 城門をくぐって戻り、バス待ち時間に少し散歩することにします。 バス停前の緑したたる豪邸のお庭です。
お屋敷の近くからバールの有った方向を振り返ります。 少し歩いて、眼下に広がる緑の光景。 向こうに動物を発見!
何でしょう? 放牧中の馬でした。こんな街のすぐそばで! 少し散歩した後、このミニバスに乗りました。 なかなかいい眺めで、バスも面白いではありませんか。 途中、小さな集落を行ったり来たり、寄り道しながら上がっていきます。
登るだけではなく、地元民の足を兼ねているようです。 サン・ヴィジリオの丘の終点に到着です。
左の道を行けはお城ですよと教えてもらって、 登り始めました。右手の建物は・・・ フニコラーレの丘の上の駅です。まだお昼休み中。 電車ももちろんお昼休み中 ZZZZ・・・・。 ここからの眺めは絶景です。
眼下にはチッタ・アルタと向こうにはチッタ・バッサ、ベルガモ全体が一望です。 緑に囲まれた美しい街♪ さらに坂を登ります。 城塞の下に到着です。
むこうに円形の櫓?が見えてきました。
ここから上がるのでしょう。
少し冒険の雰囲気もして面白そうです。 こんな階段を登り、 城塞の上に到着♪
周りは木々が茂って涼しい風が吹いています。 建物は有りませんが、眺望は有ります。 あいにく、曇り空になってきましたが、いい眺めです。 バスはこっちの方から登ってきました。 そして、北の方向には、さらにもう一つ丸い丘が見えました。
とても気持ちの良さそうな美しい緑に囲まれた住宅地。
お城の直下はこんな感じ。
下に降りることにしますが、来た道と違うところからも行けるようです。
帰り道はサン・ヴィジリオの丘の住宅地を通っていきます。 こんなところのおうちは素敵ですね。 綺麗なバラが咲いていますし、 街を見下ろすのは気持ちよさそうです。 もうすぐフニコラーレの駅です。
自転車おじさんの向こうに見えました。 サン・ヴィジリオの丘のフニコラーレ、車両はちょっと平凡です。 でも、眺めは最高!(冒頭の写真です) 緑の住宅街を抜け、 正面にチッタ・アルタの塔が見えてきました。 もうすぐ終点です。
やっぱり、フニコラーレは面白い♪ 見どころが殆ど無料で、24時間通用のベルガモカード(€10)、これだけでも充分お得なのですが、これには市内のバスとケーブルにも使える無料パスまで付いていました。
次回に続く。]]>
42. Torre Civica からの眺めは絶景だった@ベルガモ
http://ciao66.exblog.jp/22733627/
2014-08-15T22:39:00+09:00
2014-08-15T23:24:33+09:00
2014-08-13T22:51:58+09:00
ciao66
イタリアを歩く2014
このトッレ・チヴィカは街の中心広場のヴェッキア広場に建ち、鐘楼も兼ねています。 広場にある噴水です。 ライオンが鎖を咥えています。ライオンはヴェネツィアの象徴。
ベルガモは一時期ヴェネツィアの領土だったのです。ミラノへは40kmの距離で、
アドリア海は200kmも向こう、当時いかにヴェネツィアが強大だったか。 市の塔へ上るエレベーターです。元は無かったものでしょう。
楽ちんなのですが、塔の途中で終わり、ここからは階段です。 煉瓦張りです。 階段の途中からの眺め。 上まで来ました。向こうに見えるのはサン・ヴィジリオの丘です。
もう一つのケーブルカーでそこに行けます。
(あちらで、広がる景色を想像すると、わくわくします。) 広場を眼下に別の方向です。 三つの塔が少しづつずれて並んでいます。手前は、コッレオーニ礼拝堂、
向うの二つはサンタ・マリア・マッジョーレ教会の塔です。その左には・・・ 丸いクーポラのドゥオーモです。 石の地肌がむき出しの塔・・・レンガ造りではなく石造りでした。
煉瓦は石の上に貼ってあったのでしょう。 市の塔から下に降りてきました。
コッレオーニ礼拝堂です。 こちらは、サンタ・マリア・マッジョーレ教会。二つの塔を見上げます。 教会とドゥオーモの間。 もう一つヴェネツィア由来のライオンを発見しました。こちらのほうが立派です。
サンタ・マリア・マッジョーレ教会の入り口です。 教会はとりあえず外観だけにして、もう一つのケーブルカーへ向かいます♪ 芸術的な崩れかたです。どうみても不思議!
ただ壊れただけではこう美しくはないはず。
よく見るときれいに磨かれています。気に入りました♪ こんなところを通り、 建物の下をくぐり抜け、 中庭のようなところを通り抜け、 こんどは、城門をくぐっています。
これを抜けて左手に曲がり、 城壁の建物内にあるCittadellaという名のバールに入りました。
もう1時20分、ここでランチにします。
ちょっと変わった雰囲気と思ったのはそのはず、
帰国後調べたところチッタデッラというのは要塞のこと、
城壁に見えたのは要塞だったようで、バールはその一部なのでした。
オーダーしたのは蝶の形のファルファッレというパスタで、
クリームソースがいい感じでした。 このサラダもオリーブが美味しかったのです。 次回に続く。]]>
41. 中世の建物の B&B La Torre della Meridiana @ベルガモ
http://ciao66.exblog.jp/22727557/
2014-08-13T15:05:00+09:00
2014-08-13T15:11:07+09:00
2014-08-12T20:34:44+09:00
ciao66
イタリアを歩く2014
眼下はチッタ・アルタのゴンビト通り。
豆粒のように見えます。ここは地上6階です。 B&B La Torre della Meridiana (ラ トーレ デラ メリディアーナ)の入り口です。
Torre=塔、Mederiana=中世の、というわけで、ここは500年前の建物! 名前の通り、塔の形です。
丸い窓は上に上がる階段のところで、
B&Bは最上階の6階と5階。 階段の脇の壁には何か不思議な模様が描いてあります。
その時代のものでしょう。 500年前の建物ですから、エレベータはなし。(調べて判っておりました。)
でも、荷物をよいしょと運んでも、その価値は有る宿でした。 青空では無かったのが残念ですが、
最上階の部屋からの眺めの続きです。
周りの風景も中世そのもの。 塔が見えて、その下には屋根に丸い展望台付きの家、
左手には鳥小屋風?の不思議な形のペントハウスと、建物ウォッチングも面白い♪
向こうには城塞の緑が見えます。 これは夕方の景色。
夕陽を受けて少し赤みがかった建物を見ると、イタリアらしい光景ですが、
向こうに見える山々の様子は、ここが日本の景色といっても違和感なし。 B&Bの一つ目のB、Bedのほうです。
部屋の様子は、中世の建物にあった雰囲気で、 調度品も骨董品で感じのいい部屋でした。 これは食堂です。
オーナーはここの数室にお住まいで、ゲストルームはたったの2室だけ。
趣味でやっているB&B?という感じ。 夕方になり、眼下のレストランに明かりがつきました。
オーナーに尋ねたところ、もっと別にお薦めがあるといわれて、 すぐぐそばのレストラン La Dispensa di Arlecchino に来ました。 ここで頼んだのはB&Bのオーナーが薦めた、 ベルガモの郷土料理というCasoncelli Funghi (カーソンチェッリ・フンギ)でした。
Funghi はキノコのこと、ベーコンとチーズも入ったパスタで美味しかったのです。 夜になり、ランプで盛り上がる雰囲気。部屋を出た廊下の窓です。 ぐっすり眠って、朝になり、同じところからの景色です。
B&Bの二つ目のB、Breakfastのほうです。
Bed & Breakfast 両方満足して、眺めもよく、雰囲気もいい素敵な宿でした。
お宿編のおまけ。
通りに面したお隣は、もとは何だったのかロッジア(回廊)風のアールの付いた建物。
今はレストランかカフェの様子ですが、 裏から見るとこんな感じ。左端でホテルの建物と繋がっています。 建物の裏側は、少し不思議な通りなのです。
駐車場・広場・裏通りを兼ねたような意外に広い空間。
ホテルのあるメインストリートのすぐ裏手という位置で、
このように緑が豊かな様子は意外でした。 次回街歩き編に続く。]]>
40. ベルガモのケーブルカーに乗ってCitta' Altaへ
http://ciao66.exblog.jp/22722165/
2014-08-11T21:15:00+09:00
2014-08-11T21:46:28+09:00
2014-08-11T20:52:53+09:00
ciao66
イタリアを歩く2014
Bergamo ベルガモ行きは、いかにもローカル線という雰囲気の列車でした。 いつものトレニタリアとは車内もだいぶ雰囲気が違います。
ここはTrenordトレノルドの運行路線だったのです。 30分ほどでベルガモに到着。駅前からマロニエ並木の向こうに見える丘の上が Citta' Alta チッタ・アルタ(高いほうの街?)という旧市街地です。 駅前のバス停です。 新市街地は Citta Vassa(チッタ・バッサ;下のほうの街?)といいます。
ここには興味なしなのでチッタ・アルタへ! ドライバーにフニコラーレで降ろしてくださいと頼んでいました。
funicolareとはイタリア語でケーブルカーのこと。ここが駅です。
Citta' Alta 行き、です。
先ほどのバスの切符でそのままこれに乗れます。 山へ上るのではなく、街の上と街の下を結ぶケーブルカー。
とても面白そうです。 上から降りてきました! へぇ~。面白いかたちです。普通ケーブルカーは平行四辺形のような形が多いのですが、ここのは2階建電車風のスタイル。 個性的ですね♪ 後ろ側のボックスに入りました。
前とは段差があって行き来が出来ないスタイル。
眺めを楽しむにはこちらがいいでしょう。 出発しました。 街がだんだん下になり、 いい眺めになってきました。 短いトンネルを抜け、 緑の綺麗な庭を見下ろして、 終点が見えてきました。 到着です。 気に入りました。このケーブルカー。 駅舎はなかなかクラシックです。 この Via Gombito (ゴンビト通り)がチッタ・アルタのメインストリート。
フニコラーレから歩いて数分、この日泊まるB&Bに到着しました。
(左手建物の5・6階です) 次回に続く。]]>
39. デセンツァーノの街歩き・・・城と教会と遺跡
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2014-08-09T13:13:00+09:00
2014-08-09T13:13:43+09:00
2014-08-04T19:51:47+09:00
ciao66
イタリアを歩く2014
ここはデセンツァーノ城がある丘の上です。 街のドゥオーモの塔も右端に見えます。 このアールが美しい階段を登って、 お城の塔が見えてきました。
冒頭の写真はこの付近から撮ったもの。 入口です。ここが公開されたのは最近のこと、
修復が終わって見れるようになったのです。 塔に登りました。 シルミオーネの半島と、デセンツァーノの港がよく見えます。 これもお城の一部でしょう。 円形劇場のような・・・でも中途半端な形は謎です。
左の城壁沿いにこちらへ来たのですが・・・。
行き止まりでしたのでまた戻ります。 全体像はこちら。 こちらは外観のみですが、もう一つ個性的な塔があります。
デセンツァーノの街かどです。
この辺りは赤っぽい外壁で揃っています。 少し行くと、淡い色調に変化して、
地域の好みで色分け?? 中心部のアーケードです。
小さい街なので歩くのはとても楽なのです。
数分歩けば、お城でも遺跡でも行けるという感じ。 以前掲載しましたが、ドゥオーモの塔です。向うが泊まった宿。
今回は教会のご紹介です。 ドゥオーモのファサードです。
淡い色彩で湖畔の明るい街に良く似合っています。 夕方になると入口が開いていました。 教会の時計台です。 堂内に入りました。
奥にある祭壇へ近づくと・・・ この絵はティエポロという画家が描いた。 最後の晩餐でした。 見上げると美しいクーポラです。 祈る母子像。
私はティエポロよりもこちらのほうが印象的でした。 最後にご紹介するのは、床のモザイクです。
ローマ時代のもの。
色彩が明るくて、この明るい地によく合っています。 もう一つ。床のモザイク。
いい色をしています。
粉々になっていますが。 これらが有るのは、デセンツァーノのローマ人別荘の遺跡です。
あの広大なシルミオーネのローマ人別荘に比べるべくも有りませんが、
先ほどのドゥオーモのすぐそば。 こんな感じだと想像されています。 天使が魚釣りをしている?
ユーモラスなモザイクです。 これは幾何学模様のタイル。
良く復元したものです。 やや色が剥げていますが、それでも当時を偲べます。 ここの職員・・・学芸員?の方と少しお話しができました。まだまだ発掘は続くそうです。
そして、彼女は、よしもとばなな(旧名:吉本ばなな)のファンだと。
イタリアでは、よしもとばなな のファンが多いのです。特に女性の間で。以前にも遭遇しました。日本よりもファンが多いのでは?なぜイタリア女性に人気なのでしょう??
午後6時半、夕日を受けて少し影のさした街角です。
一旦ホテルで一休みして食事へ。三色旗のような外壁の並びです。 午後7時、早すぎてまだ誰もいないレストラン。 注文したのはムール貝のパスタ。
前日のムール貝ピラフも良かったのですが、こちらのほうがさらに美味でした。 この旅も残りは4日間。
あと4日もあるとみるか、もう4日しかないとみるか・・・
次回はベルガモ編です。]]>
38. ローマ人の別荘跡 Grotte di Catullo は巨大だった。 @シルミオーネ
http://ciao66.exblog.jp/22676221/
2014-08-07T15:26:00+09:00
2014-08-07T19:43:05+09:00
2014-08-04T18:28:00+09:00
ciao66
イタリアを歩く2014
Grotte di Catullo (グロッテ・ディ・カトゥッロ)という名前の、
ローマ時代の別荘の跡なのですが、それにしては広大な敷地。
ここに Grotte(洞窟)は有りませんが、崩れた遺跡の穴なら有ります。 恐竜の頭?いいえ遺跡なのですが・・・。 これがローマ時代の詩人の家?
Catulloは別荘の持主の名前です。 この大きさは公共建築物にしか見えませんが、これで一つの別荘だったと。
気持ちのいい家だったんでしょうね。
湖を渡る風が吹いて、眺めがよくて、日当りもよくて・・・。 長い長い建物跡、ここは何があったのか?
想像復元図です。
長い柱列はこの図の右側辺りだったのでしょう。 召使が何人いたことか、中の様子はどうだったのか・・・ため息が出ます。 ここが岬の先端です。 青い青い、海のような湖。
小高い所からの眺めは素晴らしい。 これが全景です。航空写真の看板がありました。 残されたタイルのモザイクが鮮やかです。 半島全体の航空写真です。(シルミオーネ半島という) 遺跡に咲くポピーが旅情をそそります。 これは何でしょう。
美女がやってきた。オリーブ畑の向こうから。 美しいオリーブ林。丘の上の明るい光。 日差しは暑くても、吹くのはさわやかな風。 歩いてきた方向を振り返ります。
向うの桟橋付近が天然のspaが有った辺りです。 船着き場に到着しました。
ここも明るい陽光の地。
船に乗ってデセンツァーノへ戻ります。 次回に続く。]]>
37. スカラ家の城塞に登ってみる@シルミオーネ
http://ciao66.exblog.jp/22676167/
2014-08-05T18:04:00+09:00
2014-08-05T18:39:35+09:00
2014-08-04T18:17:14+09:00
ciao66
イタリアを歩く2014
眼下のお城の船着き場にも城壁がめぐっています。 少し時間は戻って、船の着岸シーンです。
ここは湖なのですが、雰囲気は海に近い、不思議な場所。 船に乗る観光客が並んでいます。 下船しました。明るい海・・と再び勘違いしそうになりますが、
ここは Lago di Garda ガルダ湖です。 スカラ家の城塞に到着です。 (Rocca Scaligera)
お濠になった水面から、すっと城壁が伸びています。 城壁の上を見あげると・・・スカラ家の目じるし M-M-M-M のような形が有ります。
ヴェローナのスカラ家の出城だったのでしょう。 急な階段を上ってここまで来ました。 素晴らしい眺めです。こちらは港の方向。 湖に突き出た細長い半島にお城は有るのです。
うっすら見える対岸はヴェローナの辺りでしょうか。 冒頭の写真です。 美しい眺めです。 こちらは北の方向で、シルミオーネの街並みがよく見えます。 むこうの緑の岬にはローマ時代の大きな遺跡が!
これから散歩しながらそこまで行きます。
帰りの船は2時間後なので、往復できるでしょう。 気持ちのいい湖岸の道を行き、 糸杉の綺麗な道を行き、 また湖岸に出ると、5月というのに、もう泳ぐ人が。 綺麗な透明な水です。 気持ちよさそうな白鳥。 波がゆらゆら。 アシの茂る湖岸を行き、 先のほうに岬が見えてきました。
湖岸に有る温泉です!
お二人に spa?と聞いたら、そうだと言っていましたので間違いなし。
入場無料の!・・・でも、水着はないので入れません。 オリーブ林を抜け、 山道のような散策路を登り、 湖を望める丘の上に来ました。 山道は終わり、広いメイン道路に合流します。船着き場の近くからこの道は続いていますが、途中までは、先ほど歩いてきた道のほうが変化があって面白いでしょう。
ずぼらな人向け?楽ちんな乗り物が走っていました。 次回は、ローマ時代の遺跡の巻です。
湖を望む巨大遺跡!]]>
36. ガルダ湖畔の街、デセンツァーノから船に乗って・・・
http://ciao66.exblog.jp/22666749/
2014-08-03T19:59:00+09:00
2014-08-03T21:43:55+09:00
2014-08-03T08:40:24+09:00
ciao66
イタリアを歩く2014
ここから船に乗るのですが、その前に荷物をホテルにおいてチェックインします。 街の中心のドゥオーモ広場のそばに来ました。
まっすぐ進んだ先にあるピンク色の建物は、 この日泊まるホテルモニガ(Hotel Moniga)です。 1階のバールがホテルのフロントを兼ねていて、カウンターに立っているのはマダムです。 泊まったお部屋はここ。
豪華ではなくとも快適な部屋でした。
このホテルの良かったのは・・・ 窓から見える景色です。
道路は先ほど歩いてきた道。左手はドゥオーモの建物。 窓の正面はドゥオーモの壁ですが、見上げると塔が見えます♪ ここはドゥオーモのすぐ裏側という素晴らしい立地でした。 さて、出かけることにします。 海のほうに向かって。 湖岸の散歩道、ルンゴ・ラーゴ Ⅼungolago に来ました。 ここはガルダ湖、綺麗な湖です。 ヨットが泊まるところを過ぎ、 桟橋が見えてきました。(冒頭の写真です) これは「旧港」といわれる古いところ。
なかなか風情があります。 午後1時頃に桟橋に来ましたが、出航にはまだ時間があるので、しばらく街を散歩して、2時過ぎにまた戻ってきました。(街の散歩の様子はまた後ほど掲載します。) 桟橋から見える街の様子です。 さて、出航しました。 沖合のヨットが気持ちよさそう。 10分もたたずに、シルミオーネの岬が見えてきました。
窓ガラス越しの景色では、一見鮮やかには見えませんが、 船を降りるとそこは、地中海地方の明るい陽光の降り注ぐところでした。
次回に続く。]]>
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