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早春の京都を巡る (5)春しぐれの修学院離宮の巻

旅の最終日は修学院離宮の巻です。ネットで朝9時スタートの参観予約が取れました。
参観の終盤に見た眺めですが、屋根のかかった千歳橋と浴龍池が鏡のようになっています。 
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生憎の雨降りで、参観は傘をさしてのスタートです。

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修学院離宮は3つの離宮からなっています。
まずは下離宮の寿月観のお庭ですが、雨降りもなかなか風情があります。
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しっとり濡れたお庭のコケが美しい。
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寿月観の建物で宮内庁職員の方の説明です。
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結構な坂と階段が随所に有ります。
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離宮内の松並木のメインストリートを通って、次は中離宮です。
道の両側は田んぼで、昔からずっとそうだったと。
田園と山を巧みに取り込んだ離宮。
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田んぼは戦前は官有地で、戦後の農地解放で耕作者の所有になったのですが、その後環境保全のために宮内庁が買い上げて、今では国有地に戻っている。今も地元の農家の方が耕作しているそうです。

中離宮の客殿です。

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また松並木に戻り、今度は上離宮へ移動します。
途中ちらっと京都の町が眼下に見えます。
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歩いているうちに少し晴れ間が出てきて、傘は要らなくなりました。
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上離宮の一番上のところ、燐雲亭からの眺めです。
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ちょっとお天気が今ひとつですが、京都市内が一望です。
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雨模様の中でも素晴らしい景色です。
眼下は浴龍池、かすんだ山々は鞍馬の向こうの方でしょうか。
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春しぐれでしたが、天からのプレゼントでしょう、虹が出てきました。
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冒頭の写真です。浴龍池を一周します。
中国風の千歳橋ですが和風の庭園に不思議とマッチしています。
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広々した景観です。山の上なのに不思議な感じ。
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機会が有ればまた別の季節に来てみたいものです。
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さて、今回の京都の旅の最後は祇園にやってきました。中華料理のお店ですが、不思議に和風、以前は和食のお店だったのでしょうか、主が中華の店に変わってもそのまま使っているのだとか。京都らしくていい感じです。
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メニューの詳細は覚えておらず、写真だけ抜粋して掲載します。
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どの品も美味しかったのです。
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蓮香(れんげ)今回の旅で一番の美味しかったところがここでした。

by ciao66 | 2017-03-26 17:29 | 関西うろうろ | Comments(4)

早春の京都を巡る (4)曇り空の曼殊院門跡~金福寺の巻 sanpo

二日目の午後は曇り空の坂道を登って到着した、洛北の曼殊院門跡から始まります。
門跡というのは、皇室一門の方々が住職であったことを意味しますが、この寺は最澄により1108年に創建、門跡となったのは1495年、現在の地に移転したのは1656年。
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(午後は妻とは別行動で私の一人旅となります。)
こちらは通用門で、参観の入り口です。
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書院からの眺めです。
紅葉時はさぞかしという感じですが、建物の右端は工事中でした。
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ここでガイドさんに連れられた一行と遭遇したので解説を便乗してお聞きしました。

曼殊院のお庭には良尚法親王の母からの贈り物の「キリシタン灯篭」があって、デザインの中に十字架が隠されている。(上から見ると判るらしい)という興味深い話でした。(親王の母、八条宮家の常照院は キリシタン大名の宮津藩主 京極高知の息女。) 

亀の上に乗ったツルです。
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小書院の赤い毛氈。
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坪庭の小さな石庭。
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こちらが勅使門(正門)です。
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ぶらぶら歩いて、詩仙堂の門前まで来ましたが、時間の都合でここはパスします。
(紅葉時にでもまた来れたらいいなと。)
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詩仙堂を通り過ごして、金福寺にやってきました。
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コンと叩いて、受付をお願いします。
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864年慈覚大師により創建されたお寺で、その後お寺を再興した鉄舟和尚と松尾芭蕉との交流が有り、芭蕉が京都滞在する際の定宿となっていたとのこと。
質素な造りですが、かえって風情は有ります。
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その後、また荒廃したお寺を再興したのが蕪村。蕪村ゆかりのお寺でもあります。
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蕪村の造った芭蕉庵が、京都を一望できる高台に有ります。
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芭蕉庵です。
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高浜虚子のゆかりの地でもある。
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蕪村のお墓です。
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蕪村が春に詠んだ句。
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京都一望の眺め、夕暮れ時の雰囲気です。
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このお寺は花の生涯のヒロイン村山たか女のゆかりの寺でもあり、登場人物が多彩な興味深い所でした。

案内図の右下付近が現在地。
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次回は修学院離宮の巻です。

by ciao66 | 2017-03-24 10:28 | 関西うろうろ | Comments(4)

早春の京都を巡る (3)仙洞御所~梨木神社、蘆山寺の巻

早春の京都を巡る旅の2日目は仙洞御所からスタートです。
宮内庁の参観案内のページから直前でも予約が取れたので、ラッキーだったのです。
(この時期の当選確率は二分の一だとか)
綺麗に手入れされたお庭は、苔の緑が美しくて素晴らしいものでした。
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広大な京都御苑の東側に有るのが、案内図の仙洞御所ですが、
この西北端の建物のある部分は京都大宮御所となっています。
(二つの関係がややこしい)
これから宮内庁職員の方のご案内で一周します。
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こちらは京都大宮御所の正門です。
参観者の受付場所はここではなく、ぐるっと回った北側の方でした。
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京都大宮御所に咲く紅白の梅です。
皇族の京都宿泊所として建物は現在も使われているそうです。
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ここは歴史的には皇太后のための女院御所だったところ。
(安政元年に焼失、慶応3年(1867年)に再建、大正時代に現代に合うように改修)
すっきりしたデザインですが、建物は外観だけの見学です。
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いよいよお庭巡りです。
お天気が今ひとつですが、雨が降らないだけいいかと・・・。
大宮御所のお庭は、いまは仙洞御所のお庭と繋がり、二つの庭が一体となっています。
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庭園のお手入れぶりはさすが宮内庁の所管だけあって、
隅々に至るまで行き届いています。
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渡っているのは、阿古瀬淵・六枚橋(あこせがふち・ろくまいばし)
阿古瀬淵に架かるのは,切石6枚が並べられた六枚橋です。
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ぐるっと北池の周りをまわっていますが、
女院御所のお庭らしい感じで柔らかさが感じられます。
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ここからは仙洞御所の領域に入ります。
仙洞御所は17世紀前期,後水尾天皇が上皇となられた際に造営され、その後は歴史的に上皇の御所でしたが、建物は1854年に消失して現存しません。お庭の方は、17世紀に南北二つのお庭の池が繋がって、一つの庭に上手に改造されたのです。

八ッ橋(やつはし)
南池の西岸から中島に架かる橋で,見事な藤棚で覆われています。
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1時間ほどの見学でしたが、
なかなか見ごたえのあるお庭でした。
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清和院御門をくぐって、歩いてきた大宮御所の方を振り返ります。
門をくぐったところは・・・
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梨木神社(なしのきじんじゃ)。
源氏物語のゆかりの地です。
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境内はすっきりしたたたずまい。
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本殿には立派な能舞台が有りました。
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そして、すぐ傍に有るのが、紫式部の邸宅跡で、
現在は蘆山寺というお寺になっています。
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石庭の雰囲気も感じられる曲線の描き方が独特です。
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お寺の敷地に沿って路地が有り・・・
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お墓は蘆山寺のお墓、樹の生えているところは、(秀吉の造った)お土居の跡です。
(土手の痕跡はちょっとわかりづらい感じでしたが)
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このあとは、
御所の東側から59番のバスに乗って、御所の北側に移動して相国寺に来ました。
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承天閣美術館で開催中の伊藤若冲展を見に来たのです。
(少し晴れ間が出てきて、美術館前で撮りました。)
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ちょうどお昼になり、
そばの同志社大学のキャンパス内のレストランwillに行くことにします。
この建物(寒梅館)の最上階に有ります。
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比叡山が眺められる!窓際の特等席が、ちょうど一つ空いていました♪
眼下は同志社の今出川キャンパス、隣の緑は相国寺です。
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こんなお料理だったのですが・・・
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明るい窓際なので綺麗に撮れました。
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次回は曼殊院門跡の巻です。

by ciao66 | 2017-03-22 08:40 | 関西うろうろ | Comments(2)

早春の京都をめぐる (2)龍安寺から船岡山、清明神社へ

白壁と木組みの美しい庫裏が見えています。
龍安寺に来ました。
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金閣寺からは59番バスに乗って来ました。今回の旅行では500円のバス一日乗車券を活用します。バスの現在位置がすぐに判る「ポケロケスマートフォン」を使って、バス停で待つ時間が減って快適で、この日は6回乗車したので十分に元は取った!

有名な石庭ですが石の数は15個、人の頭数は多くて数えられません。
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反対方向からも撮ってみます。ついでに、虎の子渡しの伝えを想像し、どうやって獰猛な小虎に食われずに3匹を川向うに渡すのか考えます。
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この庭の石15個数えるのには、小さな石も入っています。ちなみにこの小島には3個。15個一緒には見ることができません、という有名な話を現地で試してみましたが、本当に左右の端の一個は必ず?!隠れて見えないのでした。
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ところが・・・・
龍安寺石庭の15個の石、本当は一度に見れます  というのが本当だとか。
そうか、真ん中付近から見ればよかったのだ、と帰宅後に知ったのでした。

これが石庭の模型です。
上から見るのと、先ほどのように横手から見るのではずいぶん印象が違います。
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龍安寺は石庭ばかりではなく、お庭も美しいのです。
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広い池がのびやかに広がり、背景は自然だけで、邪魔なものが全くが見当たりません。
ミステリーな石庭もいいけれど、それとは対照的なお庭も素敵でした。
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さて、また59番バスに乗って、千本北大路で下車、

船岡山に来ました。ここは標高111.7m、京都に来れば低くてもちょっとは山登りもしてみたいのです。(前には、大文字山、鞍馬山、天王山などに行きました)
ちょっとの間単独行動です。同行者の妻はそのままバスに乗り、少し先の西陣織会館に行っています。

 市内一望の船岡山からの南方面の展望です。昔はお城が有ったとか、今は大徳寺の所有地で、京都市が公園として借りているとか。wikipediaによればいろいろ書いて有ります。この山が朱雀大路の真北に位置するので測量基準点だったとか、清少納言は「岡は船岡」と、思い浮かぶ岡の中では一番手として名前を挙げている、とか・・・。
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船岡山の南斜面を降りています、向かうのは・・
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織田信長ゆかりの建勲神社です。
(信長は船岡山の山腹にある、この神社に祀られている。)
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建勲神社から比叡山が良く見えました。
(旅の3日目の朝には雪をかぶっていましたが・・・)
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ちょっとしたエクササイズは続きます。
急な階段を降り、今度は建勲神社前バス停から12番バスで堀川今出川バス停まで移動します。
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着いたのは西陣織会館です。
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ここで妻と合流して、「きものショー」を見ます。
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私は途中から見ましたが、ショーはわずか10分間なのでぎりぎりセーフだったようです。(PRなので、入場は無料)
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西陣織会館のすぐそばに移動しました。
次に来たのは・・・・清明神社です。
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何か不思議な感じの生き物ですが、式神の石像です。式神とは、陰陽師が使う精霊で、人の目には見えません。

陰陽師、安倍晴明はこの人、イケメン?ではありませんか?
天文陰陽博士として活躍し、星や雲の動きを観察し、宮殿の異変や遠方での吉凶を言い当てたと伝えられています。
とても先を見通す力が有ったということで、現代の我々もあやかりたいものです。
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本殿には星のマークがキリリと。
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こちらにも☆です。五芒星は魔除けの呪符として伝えられ、木・火・土・金・水の5つの元素の働きの相克を表したらしい。
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陰陽道では、桃は魔除け・厄除けの果物といわれているそうです。撫でてきました。
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泊まったホテルの最寄り駅、烏丸御池まではバス・地下鉄を乗り継いでもいいのですが、堀川通を真っすぐ下ればバスで一本で行けると判り、一条戻り橋・清明神社前バス停から12番バスで三条堀川バス停で下車、三条通沿いに東へ少し歩き、「三井ガーデンホテル京都三条」に到着。

ちょっと一休みして、夕食は予約していた「京夕け 善哉(よきかな)」(室町通夷川上ル)で、泊まったホテルからも歩けるところでした。
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ここで京都らしいお料理を堪能いたしました。
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途中は省略しますが・・・最後のデザートはトマトのシャーベットでした。
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次回は仙洞御所の巻です。

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投稿時点では、excite blogのサイトで、外部からのコメントが出来ない不具合が発生していましたが、すでに解消したようです。


by ciao66 | 2017-03-19 07:59 | 関西うろうろ | Comments(3)

早春の京都をめぐる (1)北野天満宮~金閣寺の巻

早春の京都をめぐる2泊3日の旅です。仙台からはやぶさ、のぞみを乗り継いで4時間後に京都駅着、地下鉄・バスと乗り継ぎ、着いた北野天満宮では梅がちょうど満開でした。 
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11時過ぎに着いたのに門前のお目当てお豆腐料理のお店は長蛇の行列、お聞きしたら1時間待ちでギブアップ。お参りを先にすることにします。
さすが北野天満宮、撫で牛も大きかった!
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こちらは普通サイズ。赤い目が特徴ですね。
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本殿到着、紅梅が華やかです。
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金ぴかの吊るし灯籠。
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こちらにも並んでいます。
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裏手に回って綺麗な紅梅をもう一つ発見。
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白梅も素晴らしい。
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有料の梅園700円には入場ぜずに、このあと近くの平野神社を抜けて、適当なところ?で食事を済ませて、すぐそばですがバスに乗って金閣寺に来ました。
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案内看板です。時計回りにぐるっと一周します。
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総門のところ。
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また門が有って。
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このお札のようなのが、入場券です。
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まだまだ塀沿いに参道は続きます。広い広い境内です。
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到着しました。観光案内ポスターでよく見かける構図ですが。
池が有るのがアクセントなんでしょうね。
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周回コースの最後のあたり、まだ境内なのにお土産屋さんがずらり並んで、
そこだけは世界遺産としては??という感じだったのです。
次回は龍安寺の巻です。
by ciao66 | 2017-03-16 14:00 | 関西うろうろ | Comments(6)

夙川と芦屋川をのんびり散歩

春の「うろうろ関西」の3日目は、阪急神戸線の特急に乗り、夙川駅で下車しました。
ここはサクラの名所ですが、まだちょっと早かったようです。
でも、松並木が美しく散歩するには気持ちのいい場所です。
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夙川から苦楽園口駅へ1kmくらい、ぶらぶら歩いたあと・・・
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今度は夙川の隣、阪急芦屋川駅で再度途中下車し、芦屋市内を散歩します。
遠景は六甲山ですが、芦屋川右手の丘の上に目立つ白い建物があります。
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急坂を登り邸宅が並ぶ山手町の一角、左側の樹木が茂るところには・・・
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下から見上げた目立つ家は、眺めがとてもよさそうなロケーション、
今はヨドコウ迎賓館ですが、かのフランクロイド・ライトの設計です。
まだ開館前でしたので外観だけ見て芦屋川駅に戻ります。
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駅の戻る途中の路地には雰囲気のある洋館がありました。
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芦屋川駅を通り過ぎ、川の西側をぶらぶらしていると、
芦屋川が「天井川」であるということが判るスポットに到着。
(「天井川」=砂礫の堆積によって河床が周辺の土地よりも高くなった川)
最近開通したのでしょう。ここの道路はトンネルで川を潜ります。

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綺麗な川の色ですがよく見ると川底に苔があるのでしょう。
飛び石が面白いですね。
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芦屋川の「天井川」という地形がわかるもう一つのスポットに来ました。
東海道線(今は「JR神戸線」という)が芦屋川の下をトンネルで潜ります。
電車の線路が普通の地盤なのでしょう。トンネルにも見えず川にも見えないのですが。
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別の角度から川底の高さが判る写真が撮れました。
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2段の滝になった芦屋川ですが、ちょうどこの下をJRの線路が横断しています。
川は電車をやり過ごしたあと急に高度を下げるのでしょう。人工的な滝だと判ります。
(以下の写真はすべて、振り返って北向きに撮っています)
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神戸の元町に出る予定でしたが、川沿いに景観のいいところが続いているので、
JR芦屋駅から乗るのはやめにして、阪神電車の芦屋駅までこのまま歩くことにします。
写真は業平橋です。かの在原業平は芦屋の住人だったというのです。
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美しい松並木。川沿いには邸宅が並んでいます。
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阪神芦屋川駅から六甲山へ向かうハイカーです。
ぞろぞろと、次々と・・・いいお天気でしたから。
六甲山を眺めながらの気持ちのいい散歩道でした。
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このあと、神戸元町に出て、Kさんとお会いして神戸産の地ビールを飲みながらのランチをして、夕刻また関空から仙台に戻りました。


by ciao66 | 2016-04-01 18:56 | 関西うろうろ | Comments(2)

史跡適塾を再訪し~懐かしい中学校へ

春の「うろうろ関西」の二日目の朝、淀屋橋の泊まったホテルの近くの遊歩道です。
御堂筋の裏側は昔は小さなビルと狭い道だった記憶ですが、
再開発ですっかりこの辺りも綺麗になっていました。目的地はすぐそばの・・・
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ビルの谷間の史跡適塾です。
ここには緒方洪庵の開いた蘭学塾の建物がそのまま残っています。
江戸の大火にも焼け残って、第二次大戦の空襲でも無事だったという幸運な建物ですが、
この適塾は今の阪大医学部の前身です。
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西側は公園になっています。公園には以前は建物があった記憶なのですが、
記憶があやふやだったので、調べたところ1986年に公園化されたとのこと。
この角度から建物の全景が眺められるのはなかなか素敵です。
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公園の奥まで行くと緒方洪庵の座像が有りました。
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敷地の南西端から望みます。
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この日は朝早くてまだ閉まっていたのですが、次の日に建物内部も再訪ができました。
写真は美しく整備されたお庭です。
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2階から西側の公園を望みます。
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ここは当時「ズーフ部屋」と言われた、辞書が置いてあった部屋です。
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2階の塾生たちの部屋です。ここで雑魚寝をし、勉強もしていたのでしょう。
柱には刀の傷が多数でした。
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2階から中庭越しに東南方向を望みます。
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わずか半間ほど(90㎝くらい)で階下に降りる急階段です。
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幕末の史跡として塾生たちの様子を想像するのもいいところですが、
江戸時代の大坂の町屋として、この建物自体にも興味深いものがあり、
建物の維持管理状況もまた素晴らしいものでした。お尋ねしたところ、
展示物の内容が映り込まない条件で、建物自体の撮影はオッケーとのことで、
写真が撮れたのも幸いでした。

さて、適塾の次はいつも大阪に来たら定番の?中之島公園です。
流れる川は土佐堀川、この少し下流側に大同生命のビルがありますが、
クライマックスを迎えた朝ドラ「あさが来た」の歴史上の舞台がそこです。
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栴檀木橋を渡り、中央公会堂に来ました。
格調のある建物です。
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以前は夕刻で上手く撮れませんでしたが、今回は朝早くで順光なのでうまくいきました。
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さて、北浜・中之島のミニ散歩は終了して、今度は堺筋線の北浜から地下鉄に乗って、
相互乗り入れの阪急千里線の南千里に到着。
友人O氏の待ち合わせ時間に少し余裕があったので、駅に近い南公園を散歩します。
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少し坂を上ると眼下に牛ヶ首池が見え、周りも昔と変わらない光景です。
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遊歩道を進むと、すっかり立派になった樹木のトンネルです。
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まだ早いかなと思っていたのですが、ラッキーです。
一本サクラが咲いていました。
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ほかのサクラはまだ、つぼみ膨らむという感じでした。
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友人O氏とカフェでゆっくりお話をしたあと、懐かしの中学校に来ました。
ここが同窓会の集合場所だったのです。
校舎の高さよりも低かった樹はすっかり大木になっていました。
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おぉ懐かしいね。
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土曜日なので卒業生以外誰もいません。
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ぞろぞろと歩いていますが、昔を思い出しながら話がはずみます。
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どこを撮っても懐かしい風景、そして
昔の面影をちゃんと残した顔が勢ぞろい。
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なんと観光バスで会場へ移動です。話がはずんで半日がかりの同窓会でした。
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次回は、春の「うろうろ関西」最終回、芦屋を散歩します。
by ciao66 | 2016-03-30 19:33 | 関西うろうろ | Comments(0)

司馬遼太郎記念館に行ってみる 

ピーチ・アビエーションに乗ってまた関西へ行ってきました。
写真は大阪湾のどこか、間もなく関空に到着です。
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南海に乗って難波で近鉄に乗り換え、東大阪市の小阪で降りました。
司馬遼太郎記念館へ行く途中にある小さな公園です。
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ここは司馬遼太郎の碑がある場所です。
小学校の教科書に司馬遼太郎の文章が掲載されていたとは知りませんでした。
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くねくね曲がる道、古い街です。
なぜこんな道なのか・・小坂神社の方向へ行きます。
地名は小阪なのに歴史のある神社は小坂・・・昔大坂だった大阪と同じパターンです。
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道端の菜の花。あちこちにあります。
地元の方が司馬遼太郎を偲んでのことですが、目を楽しませてくれます。
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小坂神社に到着です。
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神社横の雰囲気ある道です。
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昔は大和川が東大阪を通っていたというのは知っていましたが、
ちょうどこのあたりだったようです。思わず歴史散歩になりましたが、
道が不連続な不思議な曲線を描いていたのはその名残りでしょう。
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間もなく司馬遼太郎記念館です。
春の花が目を楽しませてくれます。赤はボケの花?
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地図を眺めてわかる河川跡です。小坂駅から南東に伸びるラインが旧川道で、
江戸時代の初期までは神社の西側は大和川だった!
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ここは司馬遼太郎が20年前に亡くなるまで住んでいた家です。
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今に残る表札。司馬遼太郎自筆です。
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花も樹木も一杯のお庭です。
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本物の書斎が今もそのまま残されていて、外から見ることができます、
司馬氏が執筆していた姿を想像しました。
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司馬遼太郎の蔵書はなんと4万冊もあるそうです!

家の中には入れませんがその隣に記念館ができています。(写真は入口の部分)
ここでは蔵書のうち約2万冊が安藤忠雄氏設計の大書架に収められている姿が壮観です。
残念ながら撮影禁止なので、こちらの建築作品集の三つめをご覧ください。
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記念館では、置いてある本を読んだり、ビデオを見たりで
2時間ほど!ゆっくり過ごしたあと、
近くの別のスポットへ移動です。
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喫茶美術館」です。
ここには司馬遼太郎の「街道を行く」の挿絵を描いた須田剋太画伯の絵が飾ってあります。
今時なかなか無いような、落ち着いた雰囲気の喫茶店でした。
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ここにあるのは挿絵ではなく須田氏の抽象画です。
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近鉄に乗って難波に戻ります。
特急でもないのにクロスシートがメインの電車が来て意外でしたが、後で調べたところ
混雑時にはロングシートに転換する、5800系でした。
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泊まったのは淀屋橋のアパヴィラホテルでしたが、とっても狭い。とっても高い。
外国人観光客急増の大阪とはいえ、ここが一泊15,000円(しかも朝食なしで)とはびっくりでした。ここで2泊。
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夕食は近くの沖縄料理店へ。
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沖縄といえばチャンプルーでしょう。
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泡盛初体験でした!
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「うろうろ関西編」は次回に続く。
by ciao66 | 2016-03-28 23:01 | 関西うろうろ | Comments(6)

鞍馬山から貴船神社へ山越えハイキング

鞍馬天狗で有名な鞍馬山ですが、参道には赤い灯篭が並んでいます。ちょうどお昼前、
これから山越えして貴船まで行けるかどうか、京都の山登り3つ目の開始です。
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建物の真ん中を石段の参道が通ります。
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門になった建物をくぐると、火祭りで有名な由岐神社というところ。
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参道は緑と朱色の対比が美しい。
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更に登ります。
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こんどは急な階段が現れ、そこを上がると、
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展望スポットから比叡山?(多分そのはず)が見えました。
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更に、長い長い灯篭の階段を登り、
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本殿金堂に到着です。
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本殿金堂は大きすぎて全体像は写せません。
時刻は12時17分、鞍馬駅を出発してから30分経過したところ、順調に行っているので、余裕は有りそう。このまま奥の院に向かい、山越えすることにします。
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途中に有ったのが、「義経公背比べ石」です。
天狗と修行した牛若丸の伝説の場所!
ここからはもう下り坂、意外なことに山越えした先が奥の院でした。
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「背比べ石」から山を下って大杉権現に到着です。
このコースは結構人気で、観光客多数なのでした。
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大杉権現はスタート地点の仁王門から1674mです。
ここまで来れば、目標の貴船には806m。もう楽勝です。
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鞍馬天狗というのは昔の映画と思っていたら、
同じ題名の謡曲が有ったとは知りませんでした。
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「木の根道」を行き、
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下り道は楽ちんなようで、膝に負担がかかるので、急がずに降りて行きます。
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奥の院魔王殿に到着です。
金星からやってきたという!護法魔王尊がてここに祀られているそうです。
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あたりに並ぶ石塔。
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スギが美しい山道を下り、
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時刻は後1時、やれやれ下山しました。
出発点だった鞍馬駅からの所要時間は1時間少々と、
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想定よりもだいぶ早かったので、ゆっくり食事もできそうです。
さて、どこか良いところは無いかと・・・貴船川に架かる橋を渡ります。
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「貴らく」というお店で尋ねたら、気軽なコースがあるというので、
「川床」で京料理を食べることにしました。
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この日は9月30日、今年の「川床」の最終日だったと聞いて、ラッキーと思いながら、
貴船川を眺めてしばし待ちます。
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出てきたのは、鮎と湯葉。
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ハモとアマゴです。
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京都らしいお味の山水御膳は3,880円、表の品書きにあったのは7,000円以上でしたので、隠しメニューかも?でも、私にはお手軽で丁度良かったのです。

このあと、貴船神社にお参りします。参道を登ると、
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先ほどの川床の付近が眼下に見えました。
紅葉時は綺麗だろうと想像するのですが、緑のモミジもまたよし。
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本殿にお参り。ここは水の神様、縁結びの神社だそうです。
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これで1泊2日で予定したところは全部見て歩き、あとは帰るのみです。
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ここは京都の北のはずれなので、関空まではちょっと遠いのです。
2時頃のバスで貴船口に出て、叡電に乗り、出町柳で京阪に乗り換え淀屋橋に出て、
気分転換に中之島公園のバラ園をちょっと見て、難波から南海で関空に午後5時到着、ピーチエアに乗って仙台空港には午後8時到着でした。
 

by ciao66 | 2015-10-10 15:37 | 関西うろうろ | Comments(4)

ローカルさが楽しい叡山電鉄に乗って鞍馬山へ

京都にはちょっとローカルな電車がいろいろ走っていて面白いのです。
ここは叡山電鉄の出町柳駅、昔の終着駅の雰囲気がそこには残っていました。
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社名が京福電鉄から叡山電鉄(叡電)に変わっても、電車は最新型になっても、
駅のこの雰囲気は昔のまま。
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ここから鞍馬までは30分ほど。
パノラミック電車「きらら」が待っていました。
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少し進むと比叡山が車窓に現れました。
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みどりいっぱいの車窓。
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「きらら」の座席は独特で、窓側に向かって対面する席があります。
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旧型の電車とすれ違いです。二軒茶屋まで複線なのですが、そのあとは単線。
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だんだん山深くなってきました。
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自然が身近な電車なのです。
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緑のもみじのトンネル。紅葉時はさぞかし絶景でしょう。
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今度は本物のトンネルです。
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もうすぐ鞍馬です。
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駅が見えてきました。
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ここもなかなかいい雰囲気の終着駅です。
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「きらら」の顔は「きりり」としている?
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鞍馬駅前で出迎えてくれたのは、天狗様でした!
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次回は今回の「関西うろうろ」の最終回、
「鞍馬山から貴船神社へ山越えハイキング」の巻です。
by ciao66 | 2015-10-09 13:49 | 関西うろうろ | Comments(2)