2017年 10月 20日 ( 1 )

9. ベートーヴェンの散歩道とウィーンの森から見下ろす夕焼け sanpo

シューベルトの生家の前からトラムに乗って、グリンツィングに到着しました。
ここは建物の下がトンネルになった面白い駅です。乗ってきた電車はずっと向こうに。
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降りた時の様子はこちらです。もう午後4時40分なので、帰宅する人たちも多い時間でしょう。でも、私はまだやることが有って・・・
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ハイリゲンシュタットにあるベートーヴェンの散歩道を歩き、ホイリゲで夕食し、
カーレンベルク山上の展望台に行くという、まだ盛りだくさんの予定なのです。

38番トラムの終点、グリンツィングの駅を外から見るとこんな感じで、ここだけは単線のループ線になっていると判ります。
(後刻、山に上がる38Aバスの車内から撮った写真です。)
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グリンツィングはウィーンの郊外といっていい場所で、やや高級な住宅地でもあり、
昔の雰囲気を少しまだ残している感じも有ります。(写真は駅前の眺めです。)
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ここから、カーレンベルクにはバスで直行できますが、
時刻が時刻だけに、回る順をよく考えないといけません。
山のふもとは早く日が暮れるでしょう。

暗くならないうちに、先にベートーヴェンの散歩道に行くことにします。
ここから歩いても行ける距離ですが、歩き疲れるのは避けたいと・・・

山と反対方向の38Aバスに乗り、その後D線ヌスドルフ行きに乗り換え、
終点のベートーヴェンガンクで降りました。停留所の名前がベートーヴェンの道、という意味なので、ここなら迷うことなくたどり着けるでしょう。
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現在位置はグーグルマップの黄色いマークのところ。
地図を見ても緑の多い住宅地だと判ります。上の方はブドウ畑が広がるいいところで、近所にはワインの飲めるホイリゲ(紫の↓)が有ります。

ベートーヴェンの散歩道は小川に沿って、地図の青い丸を通り赤い丸まで、進みます。
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トラムの終点から歩き始まましたが、
まだここはベートーヴェンの散歩道では無さそう?
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黄葉の始まった木々を眺めて少し行くと・・・
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ベートーヴェンの散歩道に出てきました。
地元の方にお聞きしたら、これで間違いなしですと。
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少し行くと小さな道角に出て、標識が建っています。
上の標識は「ベートーヴェンガンク」とあり、下のは「エロイカガッセ」。

ベートーヴェンにゆかりの道2本が交差しているというぜいたくな場所。
・・・ガンクもガッセも「細い道」のことです。
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エロイカガッセのほうには行かずに、そのまま直進します。

ここで、交響曲の「田園」が出来たのかと想像しながら、
歩く分にはとても雰囲気はいいのですが、

5時過ぎになって、太陽が傾いて、おまけに周りは木々が茂っていて、
撮影にはちょっと厳しい環境になりました。
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散歩道にはこんな家も点在していますが、羨ましいような環境です。
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お二人が追い越していきました。
地元人ではなさそうですが。
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小川沿いの道はますます暗くなってきました。日の当たるところはまだ明るいようです。まだ道はもう少し続いていたのですが、左に折れてハイリゲンシュタットの街中の方に向かいます。
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カーレンベルガー通りに出ました。
ここを真っすぐ行けば、エロイカガッセに出るはずです。
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昔風の雰囲気ある建物が点在して、なかなかいいところです。
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ここだけ秋が来ているという不思議なスポットを通って、
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エロイカガッセに出ました。これを真っすぐ行けばハイリゲンシュタットの広場でしょう。
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30分ほどの散歩は終了して、プファール広場に到着です。
広場には古い教会が有って、
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周りに、昔からあったような雰囲気ある建物が有っています。
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夕刻の一瞬、いい雰囲気です。
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目的地はここでした。
マイヤーというホイリゲ(・・・ワインの酒場)、
まだ午後5時40分でしたが、もう開いていました。
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看板にはベートーヴェンの顔が有り、その下に「ベートーヴェンハウス」と書いて有ります。一時期ベートーヴェンが住んでいたことが有るのです。なぜ居酒屋に?と思いましたが、「今はホイリゲになっている。」との説明を見つけましたので、ベートーヴェンのころは、普通の大きな家だったと思われます。(←この項修正しました)。
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中に入りましたが、
周りにブドウのつたが伸びた、なかなか雰囲気あるところです。
お店は開いたばかりでまだ空いています。
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席について、ワインを注文し、そのあと看板の向こうの建物に行って、食べ物だけ注文して、それはセルフサービスで運びます。(ホイリゲはそういうシステムらしい)
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ワインが運ばれてきて、みんな揃いました。ポークとポテトサラダ、
見るととても簡単な夕食ですが、これで充分満足。
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さて、夕食を終えて、灯のともった街中を行きます。この少し向こうは、ベートーヴェンの「ハイリゲンシュタット遺書の家」(・・改修中で閉館)でした。
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このあと38Aバスに乗って、午後7時頃
夕刻迫るカーレンベルクの展望台にやってきました。
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眼下にはウィーンの街が広がります。
左手はドナウ川、手前はウィーンの森です。
ちょっとおとなしい夕陽でしたが。
この景色を見たかったのです。
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バスで山を降り、地下鉄を乗り継いでウィーンを縦断し、
ホテルに到着したのは午後8時頃でした。

次回は、「ウィーン市立公園にある音楽家の銅像を巡り、プラーターの大観覧車に乗る」の巻です。


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by ciao66 | 2017-10-20 22:08 | オーストリア2017 | Comments(4)