「白河の関」
5世紀ころから有ったという関所。
蝦夷に対抗して大和朝廷が作りました。
その後、廃関となってからは、歌枕として有名になり、
能因法師や芭蕉も訪れたという。
当時、ここから北は、「another world」。
そして、今でも「白河以北」という言葉が使われることが有ります。
「高校野球の優勝旗は未だ白河を超えていない」等々と・・・
いまでも、、「another world」??
今日は福島方向なら晴れ、ということで、
東北新幹線の新白河で下車、
10時30分発のバスで「白河の関」に向かい・・・
のんびりと40分ほど乗り、着きました。
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ここは、こんもりとした森です。
階段を振り返る。
神社に到着。
歌枕だった白河の関。
芭蕉も「白川の関にかゝりて、旅心定りぬ。」と書き、
同行の曽良は「卯の花をかざしに関の晴着かな」と詠んだ。
空堀と土塁がぐるっと山腹を取り巻いています。
関所というよりは、ここは昔の砦のようです。
地図の土色の部分が空堀。
ふもとの部分を一周できる道が有ります。
右へ回っています。
ぐるぐるっと。
となりの白河関の森公園に来ました。
芭蕉と曽良。色んなところで見ますが、こんなイメージのは見かけず。
もうコスモスの季節ですね。
ケイトウも咲いています。
子供の遊びにはgoodでしょう。
まだ青い稲。
風流の 初やおくの 田植うた (芭蕉)
ここでは無く、この先の須賀川で詠んだ句ですが・・・
夏の空。
向うのこんもりした森は先ほどの白河の関のある場所。こちら側は公園です。
(次は、南湖公園に向かいます。)