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京都の秋(8)坂本龍馬ゆかりの寺田屋

2007年12月5日(水)の続きです。
 伏見の寺田屋に来ました。
 ここは坂本龍馬ゆかりの船宿です。当時の宿の女将はお登勢。実在の人物です。
京都と伏見と大坂は船で往復するのが普通でした。それで船宿。
 その建物が今も残っていて、今も宿屋として営業中でなのですが、昼間は見学も可能。 月曜はお休みでしたので、奈良の帰りに寄る事になったのです。
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玄関。
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格子。
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2階からの眺め。
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 龍馬は慶応2年(1866年)1月20日に薩摩藩邸で薩長同盟を成し遂げ、1月23日に寺田屋に戻ってきました。2階で祝杯を挙げていると・・・・(写真は「龍馬の部屋」からの眺め)
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入浴中に幕府の捕吏の襲撃に気付いたお龍が、裸のまま駆け上がってきたのです。
(写真はお龍が裸で飛び出した風呂場。)
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戦闘が始まり龍馬は発砲、裏通りから逃走し、傷を負いながら伏見薩摩藩邸に匿われます。
(龍馬はピストルで応戦の図。)
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お登勢。
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一階お登勢の部屋。
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龍馬。
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入場券の裏です。
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 襲撃事件の後、龍馬とお龍は霧島に新婚旅行に出かけます。
傷を温泉で癒す目的もあったわけですが、新婚旅行というのは当時珍しかったらしい。
 お龍が裸で風呂から出てきて龍馬を救ったわけで、お龍がいなければ歴史は変わっていたでしょう・・・・大政奉還が無事なされていたかどうか。

 伏見についてちょっと調べました・・・
○伏見は豊臣秀吉の伏見城の築城後発展した都市で、伏見港も秀吉が開いた。
○ここはあくまで伏見で、昭和初期までは京都ではなかった!
(1929年(昭和4)伏見町を母体に市制を施行、2年後に京都市と合併。)
○良質の水がわくことから古くは「伏水」とも書いた・・・伏見の清酒。

 2月に来ました龍馬ゆかりの明保野亭と龍馬の記事はこちら
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 この日京都3泊目です。夕食は京料理。初日に続いて2度目に行ったのは「田ごと
 初日、デパートの食堂街なら間違いないだろうとホテルから歩いて行ったのが京都大丸。
これが大正解で・・・・
 京料理としてはお値段2~3,000円と手ごろなのに、とっても美味しかったのでもう一度来ました(笑)。
  「田ごと」はホテルで聞きましたら有名な所だとか、でもここはデパートの支店なのでちょっと気軽な雰囲気で、客は地元らしき方が中心で穴場!
 伏見のお酒「玉乃光」も料理にぴったりでgood。
(次回に続く)
by ciao66 | 2007-12-17 21:15 | 関西うろうろ | Comments(8)
Commented by inakamon55 at 2007-12-18 01:43
龍馬とお龍の寺田屋の話しは、四国では、土佐鶴のコマーシャルに使われています。もっとも、TVのお龍は着物を羽織っていますが。
知らない人が見たら、とある幕末の出来事と思うかな。
日本初の新婚旅行が龍馬とお龍だと、クイズ問題に使われていた記憶があるのですが、間違っていたらすいません。
Commented by ciao66 at 2007-12-18 07:06
司馬遼太郎の「竜馬が行く」でも「日本初の新婚旅行」と書いてあったような気がします。TV東京「竜馬が行く」でも、やはり「初の」としていますね。http://www.tv-tokyo.co.jp/ryoma/story/index.html
 ところで、土佐鶴のコマーシャルちょっと見てみたかったですね。
Commented by inakamon55 at 2007-12-18 15:01 x
それは,とても残念でした。
土佐鶴は、ホームページでCMを公開しているのですが、そのCMは前回のCMで、現在は11月に更新された新春バージョンになっており見えません。
http://www.tosatsuru.co.jp/cm/index.html
土佐鶴にお願いするしかないのかな。
土佐鶴のCMは物語仕立てで、面白いので、そういったCMは残してほしいのですが・・・。
もっとも、酒は辛口です。
Commented by ciao66 at 2007-12-18 21:50
前回分だったのですね~。
Commented by はなみずき at 2007-12-18 22:35 x
もう、とっくに忘れてしまいましたが、一途な愛というのは良いですね!
京料理もおおいに関心ありです。旅先では、なかなかリーズナブルで満足のいく食事に
ありつけないものですが、良かったですね。
Commented by ciao66 at 2007-12-19 06:44
仲の良い夫婦だったようです。龍馬とお龍は新婚旅行では霧島山登山も一緒にしたようです。
 龍馬死後お龍は再婚し、66歳まで生き、再婚相手の松兵衛氏がお龍の墓碑に「龍馬の妻」と記したそうです。
Commented by inakamon55 at 2007-12-21 22:23
すいません。知りませんでした。
松兵衛さんは、とてもいい方ですね。
私は、とても墓石には残せないかも。
お龍の思い出ごと、包み込んで、暮らしたのでしょうね。
心の奥深さを感じました。
Commented by ciao66 at 2007-12-22 06:11
私も同感ですね。松兵衛さんは度量の大きな人だったのでしょう。
大道商人だったようです。辞書を引くと露天商と同じ意味ですね。
映画「寅さん」の大先輩!・・・親分だった?
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