2007年12月5日(水)
前日の京都はお天気に恵まれましたが、
この日の京都は曇りで寒いという予報。一方この日、奈良は暖かくて晴れ!らしい。
急遽行き先を奈良に変更。
妻は美術館めぐりがしたいという。
というわけで、前日に練り直して、奈良県立美術館のシャガール展→東大寺界隈散策→奈良ホテルのランチ→帰りに龍馬ゆかりの伏見の寺田屋へ行く、という行程が出来ました。
写真は近鉄特急(@京都駅)です。京都から奈良まで36分。
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電車から見えた平城京跡です。
シャガール展は平日なのでゆっくり見れました。
色彩が素晴らしく、空中を漂う二人や馬・鶏・バイオリン引き・サーカス・ロシアの街の光景など繰返されるモチーフが情感豊かに描かれ飽きません。明るく軽い感じの版画もちろん良いのですが、油彩の迫力ある絵が素晴らしかったのです。
さて、美術館を終えて、東大寺に向います。
静かな裏通りを通って行くと、古い土塀が雰囲気の有る場所に出ます。
TVの「
都の風」で悠と智太郎が再会したのはこの辺りかな?と言いながら、通ったのでした。
「都の風」・・・NHK(BS2)で「アンコール放送中」の朝ドラです。
良い天気です。柿が青空に映えています。
東大寺 に近づいてきました。寺の建立は西暦728年ですから古い。
大仏殿。世界遺産です。
裏道から来ましたので、南大門は通らずに来てしまいました。そちらは後ほど行きます。
鹿煎餅持ってないよ、ゴメン。
仁王さん。南大門のとは違います。
大きいですね~。高さ48m。
現在の伽藍は1709年に再建されたもので、高さは当初とほぼ同じですが、建物の幅は当初の3分の2の大きさに縮小されています。
それでも「世界最大の」とされる木造建築物そして、元のは今の建物×1.5倍!
伽藍の直下から。1972年から1980年には昭和大修理が行なわれました。
菊の香や 奈良にはふるき仏達 芭蕉
大仏。正式名は毘盧遮那(びるしゃな・ヴァイローチャナ)仏。
その意味する所は知恵と慈悲の光明をあまねく照らし出されている仏。
お顔だけ新しいのは火事に遭って、江戸時代作り直されたので。
元のとは表情も違っているようです。先日のNHKの特集番組ではコンピューターグラフィックスで元の表情を再現していました。もうすこし柔らかい感じだったでしょうか。
「東大寺 よみがえる仏の大宇宙」・・・宮本亜門がナビゲーターをしていました。
台座の模様です。
修学旅行生。もう一度見に来るともっと良さがわかるよ~。
でも、人間と較べると建物の大きさが解りますね。
ちょっと角度を変えて・・・
(次回「二月堂」に続きます。)