2007年11月17日(土)
急に寒くなりましたね。仙台の今朝の最低気温はなんと
1℃!
街中の紅葉も見ごろというわけで、今日は歴史散歩に行ってきました。
見事な紅葉の場所は
「陸奥国分寺跡」です。
ちゃんとお堂も有るのに何で「跡」なのでしょう?
歴史を紐解けば・・・
ここはそもそも、西暦741年(天平13年)の聖武天皇勅命によって全国に建立された国分寺の1つで最北の寺。
その後、時は流れ奥州藤原氏滅亡とともに、荒れ寺となってしまった。
今残っているのは、伊達政宗が再建した建物で、天平時代の伽藍はもう残っていないので陸奥国分寺「跡」というわけです。
そして、
古くは宮城野、木ノ下は万葉集にも詠われ、正宗による再建後には芭蕉も訪れた地でもあります。 地図は
ここ
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仁王門は茅葺き。
静かな中に小鳥の声も聞こえ、とても絵になる場所です。
樹齢200年の銀杏をアップで。
鐘楼です。周りには、礎石が多数見られ、創建された当時は、18の伽藍、七重塔、300の僧坊、3000人の僧という規模を誇ったという
かつての大伽藍が偲ばれます。
狛犬。鼻が特徴ですね。
亀と子亀。
薬師堂。鳩が屋根に乗っています。
ちょうど鳩が一斉に飛び立った所を写そうとしたのですが・・・間に合わず(笑)。
木の葉落ち 鳩の群れ飛ぶ 薬師堂 by penguin
(薬師堂散策の続きは次回に)