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7日目(その5:ヴァレンス水道橋からホテルまで)

2007年3月17日(土)の続きです。旅もいよいよフィナーレ間近になりました。
 食事のあとは最後の目的地、すぐそばのヴァレンス水道橋に向います。あっという間に到着。
 この水道橋が完成したのはビザンティンのヴァレンス帝の時代の西暦378年。1600年以上前の建造物です。ここは大きな公園に面して素敵な場所です。

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水道橋の続きはMore↓をクリック。 




↓歩いていくとトルコ帽子の3人組が居ました。
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↓メインはこっちです。あのファーティフ。メフメット2世征服王の騎馬像。わずか20年前の作品。
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 ビザンティン時代の宮殿にも、オスマン時代のトプカプ宮殿にもここから給水していました。そして宮殿に行くまでの途中の貯水池があの、イェレバタン・サライでした。・・・メドゥーサのいた地下宮殿ですよ。
↓水道橋の写真で良く見るアングルはこれでしょう。
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 ↓でもこの方が素敵では有りませんか?
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↓近寄るとこんな感じ。
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↓もっと近寄ると石はちりも無くとっても綺麗です。感心します。
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 最後の街歩きはこの公園からイスタンブール市役所の前を通ってベヤジット電停まで行きます。途中はイスタンブールの上品だが歴史も感じるオフィス街でしたが、電停そばに来ると商店で賑わっています。
↓スルタナフメットまで2駅だけトラムに乗ります。トラムから見た光景です。鮮やかや色彩のバスです。
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↓スルタナフメットに着きました。
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 ここで、両替します。円→ユーロにしたいのです。というのは泊まっていたMarmara Guest Houseは「ユーキャッシュ払い」だったのです。カードは×というのはこの日の朝解りました。
 見つけた両替店では、トルコリラ→ユーロしか扱えない。リラキャッシュも最終日なので残りわずか。
でも、銀行で、クレジットカードのキャッシングが出来ます。

それで、銀行を探そうと、両替店に居たドイツ人に英語話せるか聞きましたらNo!
でも、一言BANKと言えば通じました。
 通りを少し戻って、教えてもらった銀行でクレジットカードをバンクマシンに入れてトルコリラを引き出しました。(機械の文字表示は英語の選択が可能でした。)
そして、両替店に戻り、トルコリラ→ユーロに両替。 
 面倒です!でも、「ユーキャッシュ払い」のMarmara Guest Houseはとってもい感じのホテルだったので文句は有りません。

 「外貨調達コスト比較」:2007年3月時点です。
①成田空港の両替:1YTL=100円
②現地でキャッシュカード払い:1YTL=85円 (何件かの平均レートです。)
③現地の銀行でのキャッシング:1YTL=85円 
(③は決済日までの手数料(金利)を考慮して計算してこのレートです。)
随分違います! 
レートを考えれば、外貨キャッシュはなるべく少ない目に持って行ったほうがお得です。 
 
さて、用事の済んだところでスルタナフメット地区を散歩しながらホテルに向って帰ります。午後2時頃。 
↓晴れた日のアヤソフィア。
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↓ハセキヒュッレムのハマム。
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↓晴れた日のホテルそば。
(以前掲載した写真ですが、このときに撮影したものです。)
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↓晴れた日のMarmara Guest House。(上に同じ)
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↓晴れた日のMarmara Guest House食堂から見たマルマラ海。
(上に同じ。窓を開けるのを忘れていましたので、ガラスが反射してちょっと失敗。)
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↓Marmara Guest HouseのElifさんにユーロでお支払いした後、ねぎを持ったトルコ人の写真などお見せして色々お話しました。
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(灯台下暗し?)
 私の今日廻ったイェデクレは彼女はまだ行ったことが無いそうです。まぁ、よそ者の方がいろいろ廻るということは有りがちなことではありますが・・・
(ファーティフは悪人?)
 そして、ファーティフ・モスクが一番好みのジャーミーという話の中で、ファーティフの逆鱗に触れ、両手cut offの刑を受けた建築家の話をしましたら、それもご存じなかったようで、澁澤幸子さんのとんぼの本をお見せします。エリフさん日本語がペラペラですが、漢字は読めないというのでその箇所を読んであげました。
「ファーティフはいい人と思っていたのに・・・」とエリフさん。
ちょっと夢を壊してしまったかもしれませんが、ファーティフやはり偉大なヒーローですよ。
(ユーロとトルコリラと現地物価)
 最後に、トルコのユーロ加盟について尋ねます。理由はちょっとよく解りませんが、彼女は余り賛成ではないらしい。
 旅行者としては便利になっていいと思うのですが、でもユーロ高いです!
旅行前1ユーロ=155円だったのに、これから1ヵ月半後の現在は162円。1年ちょっと前のイタリア行きのときは140円くらいでしたが・・・
 トルコリラは、弱くて現地でも余り信用がないのかもしれません。・・・それでユーロ払いか?
キャッシュなら成田で1YTL=100円だったトルコリラですが、クレジットカード払いや現地キャッシングなら大体85円位でした。ということは、実質的には物価はフランスやイタリアの半分くらいのかも知れませんので、ここの現地滞在費は割安感があるように思います。

長々と綴ってきました「イスタンブール歴史散歩」ですが、
最終回がまだ後一回あります。
次回:「イスタンブールの街を眺めながらトラムに乗って空港へ」
・・・乗り物編です(笑)

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2007年4月29日(日)

 日本はゴールデンウイーク最中ということで、仙台の街中もイベント沢山。
ブログ作成の傍ら出かけました(笑)。
 本日の行程は・・・いつものようにちょっと忙しく
映画→メディアテークの展示会→一番町の「仙台アートシティプロジェクト」/ART仙台場所
→寺井尚子のライブ
 
(レポートはトルコ旅行記終了後にupします。)

 
by ciao66 | 2007-04-29 20:05 | トルコ旅行2007 | Comments(0)
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