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2日目(その2:ボスポラス海峡クルーズ)

2007年3月12日
 エミノニュ桟橋まで来ました。ボスポラスクルーズはクルーズと言っても、観光客以外に市民も多く乗る「一般のフェリーボート」に乗っていくのです。もっともそこが面白いのですが・・・10時35分出発です。ガラタ橋の南東側の3番乗り場。天気も良くなってきました!
 切符は5YTLですから、500円位。私は片道しか買いません。帰りは違うルートだからです。
行き:エミノニュから黒海に近い終点のアナドル・カヴァーウまで1時間30分のクルーズ。そこで黒海の見える要塞に登ります。
帰り:アナドル・カヴァーウから小さなローカルのフェリーでサリイェルの波止場まで戻り、 バスでルメリ・ヒサール要塞に行き、そこにも登る計画なのです。
 なにしろ、 今回の旅行は「イスタンブール歴史散歩」がメインテーマなのです、そこに足を踏み入れ歴史的遺跡を実際に歩いて見たいのです。船に乗って、帰ってくるだけでは満足では無いので。
↓別の行き先のフェリーボートです。イスタンブールでは、これが市民の足です。
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↓波止場から見える「イエニ・ジャーミー」(左)と「リュステムパシャ・ジャーミー」(右)・・・別の日に行きます。
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↓対岸は「新市街」で、目の前の海は「金角湾」Golden Hornです。地元ではもっぱら「ハリチ」と呼んでいます。三角屋根の塔は「ガラタ塔」です。(この日、夕方に登る。)
街の中をフェリーが行き来しているのは香港に似ていますが、雰囲気が有ります。
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↓左手の「ガラタ橋」は金角湾に架かり、「旧市街地」と向こう岸の「新市街地」を繋いでいます。
 1453年のコンスタンティノープル(イスタンブールの旧名)陥落の際の攻防では、「金角湾封鎖」でビザンティン側は防戦しました。「封鎖」の方法は、巨大な鉄鎖で両岸を繋いだのです。
丁度この写真のあたりの筈です・・・片一方は向こう側のガラタ塔に繋いだようですから。でも、
こちら岸はもいちょっと右側(東の方)、今のトプカプ宮殿あたりに繋いだのかもしれません。
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↓フェリーボートはボスポラス海峡のアジアサイドとヨーロッパサイドのあちこちの桟橋に寄りながらのんびり行きます。ここはヨーロッパサイドのベシクタシの港です。
この港の手前に、ドルマバフチェ宮殿がありましたが、写真カット(笑)
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ボスポラス海峡は風が吹いて寒いのです。眺めの良い外のデッキで居ましたが、春のジャケットでも、マフラー・手袋持ってきて良かった!
↓海峡を跨ぐ「ボスポラス大橋」。橋の袂は「オルタキョイ・ジャーミー」
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↓もう少し行くと、ビルは無くなって、住宅地です。このあたりは、風光明媚なので、高級住宅地、別荘などの様です。
 日本人の母娘のツアー客と出会って、話をしましたが、パックツアーがたった2名の催行で、トルコ中を廻ってラッキーだった様です。
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↓見えてきました。左手が「ルメリ・ヒサール要塞」。正面が「第2ボスポラス大橋」。
先ほどの母娘、肝心のルメリ・ヒサールが判っていなかったようなので教えてあげました。
「ここがそうですか!」と、見落とすところでしたね。
向かいの要塞、「アナドルヒサール」はちょっと小さいです。
左がヨーロッパで、右側はアジアです!
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↓ルメリ・ヒサール要塞の正面から。
ここが出来たのは1452年。
オスマントルコがイスタンブールを征服した1453年ですから、そのわずか1年前。
速攻です。
向こうから大砲でドーンと。
後ほど、上陸して詳しくレポートします。
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↓フェリー内に飾ってあった絵ですが、昔のボスポラス海峡の雰囲気が良く出ています。
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↓イェニキョイの波止場です。先ほどのツアーの母娘はここで下船です。
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 団体ツアー客などが、先ほどの港で多数下船したので船は空いて来ました。
残りは個人ツアー客がメインの様です。
 イギリスから来たという上品な老夫婦とお話が出来ました。彼らもアナドル・カヴァウに行くようです。
「ロンドン」の発音が解らずに聞き返しました(笑)いきなり都市名なので。こちらも聞かれ、Japan,と答えたあと、  Tokyo?と来ましたので、仙台と。でもこれは解らない様子です。(仙台 not famous!)   from Tokyo north 300kmと言うと、理解したようでした。
以後、外人にはこのように説明することに。
↓だいぶん来ました。向こうに見える水平線は黒海です!
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↓サリィエルの波止場です。あとで、別の小さなフェリーでここに戻ってきます。
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↓トルコの漁船。この辺は魚料理が名物らしい。後で食べる!
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↓ルメリ・カヴァウの波止場です。
「ルメリ○×」というのはヨーロッパサイドです。アジアサイドは「アナドル○×」という風になります
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↓フェリー終点の「アナドル・カヴァウ」です。でも実際の発音は「アナドル・カワーウ」の様です。
山が見えていますが、ビザンティン時代の遺跡です。「ジェノバ人の要塞」
ここから見える黒海の景色が一つの目的です。
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↓トルコの国旗。
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↓接岸です。上陸します。ここはアジアサイドです。
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(続く)
by ciao66 | 2007-03-23 19:33 | トルコ旅行2007 | Comments(0)
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