2007年2月4日(日)の散歩の続きです。青葉の森の散策のあと、「下界」に降りてきたところで、10年ぶりくらいでしょうか、三居沢の発電所に来ました。ここはなんと
日本初の水力発電所!1888年(明治21年)のことです。
広瀬川の水を動力にしていて、100年以上たった
今もなお発電を続けているというところが凄い。地図は
ここ。
市街地のすぐそばです。
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↓水力発電所の横は
三居沢不動尊です。先にそちらへお参りします。
↓入っていくと・・・
↓不動明王。
↓有名な滝。
いつも冬には凍るはず、なのですが・・・暖冬につき水が流れています。
「昨年は凍っていて、氷が大日如来の姿になっていた。」
と来ていた参拝者の方が言っていました。
↓「寛永11年」の碑!
さて、次はお隣の発電所の見学へgo!
↓送水管は青葉山の向こう広瀬川から取水してここへ。
↓発電所の建物です。・・・粉雪が写真に写っていましたね。
↓上の写真の建物の中では・・右のほうで水車を回して左で発電。
解説によると、遠隔操作で無人運転らしい。
↓発電後は放水路で水はまた広瀬川に。・・・良く見ると「雪が」写真に写っていました!ここでも降っていた証拠。
↓発電所横の「
電気百年館」の展示物。
↓1937年パリ万博の壁画。古代からの電気の歴史だそうです。
↓ベルナール・ビュフェが描いた三居沢発電所。
ビュフェって有名です。
「産業遺跡」としてはここは一級品でしょう。
・・
違いました、「遺跡」でなく今も「現役」でした。
日曜日の散歩はここまで、市バス終点「市営バス川内営業所前」はすぐ目の前、バスで12分も乗れば市内中心部の一番町へ。本当に街のすぐそばです。
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(仙台市HPから)・・・ここは仙台市都市景観賞も受賞していて、以下は受賞理由です。
明治21年、
全国でもまれな市街地にある水力発電所として電力の供給を始めた。発電機を納めている木造平屋の建物は明治42年に建てられたもので、明治33年当時水を流していたずい道(トンネル)も現存している。日本初の水力発電所として、その歴史的価値が認められ、平成11年8月に国の
有形文化財に登録された。
春の桜、夏の新緑、秋の紅葉など、四季折々の変化を楽しめる三居沢の豊かな自然や、人々の信仰を集めている三居沢不動尊などを背景とし、今も活用されている発電所の建物など、文明開化の時代を彷佛とさせる建造物が
歴史的・文化的景観を呈している。・・・