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5. 夕刻のウィーンの街歩きはバスとトラムに乗って

ここはウィーンの最古の教会、ルプレヒト教会。
薄暗い空間に浮かび上がるようなステンドグラスの雰囲気が素敵です。
でも実は・・・
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 ステンドグラスを綺麗に写すために、露出をかなり控えめに調整したのでした。
実際の堂内の明るさはこんな感じ↓だったのです。
ロマネスク様式でしょうか、アール(曲線)が美しい堂内でした。
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 外壁は古い石の存在感が有ります。
冒頭の写真と窓の並び方は同じなので、
内外がイメージしやすいでしょうか。
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 西暦740年の創立ですが、今残る建物も1270年ころ出来たもの。
手前の白い部分は、何でしょう。ちょっと違和感のあるものがくっついている感じ。
塔に登れば面白そうですが、それはおそらく駄目でしょう。
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反対側はツタの有る外壁でした。
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ツタの有る側からは展望が有って、
眼下の広場は賑やかなシュヴェーデンプラッツ、向こうのビルとの間はウィーン運河、
近所の落書きの有った外壁は、ここが台地の端だという立地に関係が有りそうです。
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 シュヴェーデンプラッツからトラムでリンク(=環状道路)を半周してオペラ座方向に向かおうと思っていましたが、見たいところを一か所思い出したのです。

 そこへはわずか400mくらいですが、夕刻でもう足が疲れていましたので、72時間乗り放題切符を使って、ホーアーマルクト広場から「1A」というバスルートで行くことにしました。乗るのは一停留所分だけです。
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 バス停にはちゃんと次のバスが来る待ち時間が表示されていて利用しやすいのです。
着いたバス停(上の写真)で、地元の人に道を聞いて目指したのは、マリア・アム・ゲシュターデ教会。

 ウィーンで2番目に古い「岸辺のマリア」という意味のこの教会ですが、その堂内の様子です。信者席と内陣の中心軸が少しずれていて、祭壇が真正面ではなく少しずれています。でも座ってみれば不思議に違和感ないのです。
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 何故ずれているのか、その謎解きは・・・(どの本だったか忘れたましたが、それによると)昔あった城壁がここで折れ曲がっていて、その跡にこの教会が建てられたと。
教会横手の道路の石畳のカーブが雰囲気が有りました。
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また、先ほどの「1A」バスに乗って、ショッテンリンクでトラムに乗り換え、リンク沿いにオペラ座の方向に戻ります。
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ここで降りてみようと思ったのは、オペラ座の少し手前、ウィーンの市庁舎ですが、
これは市庁舎とは想像がつかないようななかなか優雅な姿です。
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市庁舎とはリンクを挟んでその斜め前に有るのが
エリザベートの銅像の有るフォルクス庭園です。
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 エリザベートの人気からでしょう、人は写ってませんが、実は結構な見物人の数・・・私もその一人ですが。
真っ白な座像でした。夕刻5時頃なのでちょっと光量が不足し、撮るには苦労したのです。
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この日の予定はこれで終了。見るところは予定通り見ましたが、
最後に一つ残ったのは、食べること!

オペラ座の前まで、またトラムにちょっとだけ乗り、
王宮の建物内にある「アウグスティーナー・ケラー」に来ました。
あの、アウグスティーナー教会のお隣で、アルベルティーナとの間の地下に有ります。
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ケラーというのは「ビールを貯蔵する地下室、ビールを飲ませる地下酒場」です。
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 オーダーしたビールについてきたのは、
Brezel(ブレーツェル)という面白い形をしたパンです。
日本ではプレッツェルというらしいのですが、
人の手を胸の前でx型に重ねて十字を組んだ姿とか。
(ラテン語の「腕」が語源、聖職者が腕を胸の前で交差させ、お祈りする仕草との説)
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ビールも、ここがケラーだという期待を裏切りらないものでした。

メインはオーストリアの伝統料理 Gulasch「グラーシュ」。
ソーセージ、目玉焼き、酢漬けのキュウリがのったウィーン独特のグラーシュ
=「フィアカーグラーシュ」です。
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センメルというオーストリアのパンから作った団子、
「Semmelknödel(センメルクヌーデル)」も中に入っていました。

グラーシュはもともとはハンガリーの料理なので、
多民族国家であったハプスブルク帝国らしさを感じるお料理でしょう。
栄養バランスも良く、美味しかったのです。

おまけに、
お値段合計で、€19.8+チップ€1=€20.8 は、とてもリーズナブルでした。

食事を終えて、オペラ座の横を通って、
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正面に出て、
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トラムⅮ線に乗りました。
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Ⅾ線で、ハウプト・バーンホフ(中央駅)に出て、泊まっていたホテルに預けていたスーツケースを受け取り、今度はそこからU1で一駅、ケプラー・プラッツから徒歩5分にあるホテルカロリンに引っ越しです。(写真は翌朝撮ったもの)
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こんな部屋でした。ここに3泊します。
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着いたのは午後7時頃、ちょうど夕暮れ時、部屋の窓からの眺めです。
ハウプト・バーンホフのお宿よりは一駅だけ遠いのですが、あまり利便性は変わらず、
立地は庶民的エリアですが、とてもリーズナブルなところ。
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 気楽そうに書いていますが、旅行中懸案が何もなかったわけではなく・・・

 足の親指の爪に少しヒビが出来ていて、裸足では歩きにくかったのですが、
伸縮包帯でカバーして、靴さえ履けば問題なしで、毎日のように約2万は歩いて、それでも大丈夫だったのは幸いでした。

 翌朝の様子です。ここは朝食の内容がいいとの口コミも当たりでした。
果物とゆで卵(写っていませんが)が有ると栄養バランスが取れて嬉しいのです。
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一泊あたり€67.8(朝食・税込み)でした。

今回から予約サイトを変えホテルズドットコムにしたのですが、そこで10泊予約をすれば、次の1泊分はタダになる、というのが魅力でした。でも、お値段が税別で表示されているので注意が必要、ウィーンでは消費税と宿泊税で合計13%プラスになります。

次回はシェーンブルン宮殿の巻です。


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by ciao66 | 2017-10-11 06:04 | オーストリア2017 | Comments(6)
Commented by Clearwater0606 at 2017-10-11 18:06
建物も素晴らしいですが、バスやトラムのデザインも素敵ですね。

やはり異国だなあと感じます。
Commented by ciao66 at 2017-10-11 19:30
トラムもバスも曲線をたっぷりと活かした柔らかいデザインで、いかにもウィーンというデザインです。
 トラムは、調べてみるとType E2かと思われ、半世紀以上前の車両の雰囲気ですが、その製作年代は1978–1990年という、意外に新しいものでした。(あえて古いデザインにしたと思われます。)不思議な街ですねウィーン。
Commented by cahieretstylo at 2017-10-11 22:28
ステンドグラス素敵だなぁとかトラムかわいいなぁとか見ていましたが
ビールとプレッツェルで「わぁ!」と声がでましたよ。
グラーシュというのは初めて見ましたが、これは間違いなくおいしそうな見た目ですね。
Commented by ciao66 at 2017-10-12 19:52
 地元のお料理を味わうことができて幸いでした。要するにシチューですよ、といえば、身もふたもないのですが、姿かたちも違うし、やはり異国の味がしたのです。
 ドイツ同様にここもビールが美味しいので、この旅ではこのあと何カ所も、ケラーに行くことになりました。
Commented by ひろし at 2017-10-15 21:25 x
旅先で足の親指の爪にヒビが入った、ハプニング!
たくさん歩かれたせいですか?
伸縮包帯のカバーで何とかなられたようですがその後は、大丈夫でしようか?
Commented by ciao66 at 2017-10-15 21:56
足の親指の爪のハプニングは、旅の前日にフィットネスクラブで「あれっ走りにくいな」と思って、発見したのです。 
 原因は調べたところ、使い過ぎかもしれませんが、結局は不明です。
カバーしていれば問題はなく、足の爪が鬼のように伸びましたが、割れたところは触れるわけにいかず爪は切れません。もう少し経てば、爪切りできそうですが・・・それがちょっと怖そうです。
 色々ご心配いただき、どうも有り難うございました。
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