箱根旅行の続きです。
前日とは打って変わって快晴の朝、芦ノ湖の遊覧船乗り場です。
船から見える箱根関所はちょっと新鮮な感覚でした。
これから向かうは箱根園の船着き場です。
そこは駒ヶ岳のふもと。
ほとんど貸し切り状態?のがら空きの船です。
箱根園の船着き場からロープウェイに乗って、
山頂駅からは芦ノ湖が一望です。
左端が元箱根で、その少し上が箱根関所。
外輪山が湖の周りを囲んでいます。
そして、富士山の姿!
前の日のお天気からは、この姿は想像ができませんでした。
すそ野がちゃんと見えると富士山らしいのです。
さらに、駿河湾も見えました。
写真ではぼやけていますが、肉眼では三保の松原の半島まで見えました。
頂上の神社です。
そして東南方向には、相模湾の姿が!
三浦半島の城ケ島まで見えましたが、写真ではぼやけています。
富士山を眺めながら下山します。
また船に乗り、元箱根港で下船したあと、
箱根旧街道に向かって歩いています。
箱根旧街道の入り口に到着です。
この案内板は地図とは逆で、南が上でした。
これから甘酒茶屋まで35分のコース。
名残のアジサイと杉並木です。
さて、ここからは難所の石畳です。
このごつごつした石畳を、昔の人はわらじで歩くのは大変だったでしょう。
なぜ石畳なのか、その由来が書かれています。
そして、将軍徳川家茂もここを通ったと。
籠に乗っていたでしょうが。
もう少しで甘酒茶屋というところに来ました。
昔の旅人の様子です。
ほんの少しだけですが、その気分で歩くことが出来ました。
甘酒茶屋の今の様子ですが、
車で通ってはその雰囲気は味わいにくいでしょう。
バスと電車を乗り継ぎ小田原に到着。
駅西口のお寿司屋さんでランチにしました。
地場のお魚だそうです。
旅の最後は妻のリクエストで来ました、茅ケ崎の開高健記念館です。
奥の左手の建物。
玄関ポーチの彫刻。
展示物もさることながら、庭の中には家の周りをぐるっと回る高低差のある「哲学者の小径」というのが有って、なかなか面白かったのです。
隣接の「茅ケ崎ゆかりの人物館」で城山三郎展をしていて、これも興味深いものでした。