ズッキーニが三本並んでいますが、ここは軽井沢のエンボカというお店で、
窯ではピザを焼いている最中。
出来上がりました。レンコンとシイタケが半分づつのピザ、
シャキシャキっとした食感が不思議な感じで美味しかった♪
こちらはオーソドックスな?マルゲリータ、妻のオーダーです。
さて、おなかが膨れたところで歩いているのは万平通り、ずっと先へ行くと・・・
万平ホテルに到着です。この日のお宿ですが、荷物だけ預けて・・・
ホテル前から赤バスに乗り込みます。向かうのは・・・
碓氷峠です。
ここは江戸時代は中山道の難所だったところで、
先日のブラタモリの舞台にもなっていました。
峠の西は信州、東は上州でした。今は長野県と群馬県の境界のプレートが有り、
この上に乗ると、二県を股にかけることになります。
境界をまたぐ物件はいろいろあって、この参道の階段もそうなのです。
階段の上に有るのは、
長野県鎮座の 熊野皇大神社 と 群馬県鎮座の 碓氷峠熊野神社。
左右二つ並んでいます。
お賽銭箱も、ちゃんと二個。鈴も仲良く並んでいます。
ちょっと珍しいところで、とても興味深いのです。
長野県側に有るのはシナノキのご神木。
信州ですからシナノキなのです。
群馬県側からはみごとな眺めで、関東平野一望のすばらしさですが
この日はあいにくの霧が出てさっぱりでした。
見えるのは峠の茶屋だけ・・・。
茶屋はあとで行くことにして、
少し歩いてやって来たのは、両県にまたがる見晴台です。
並んでいる石は何でしょう。答えは・・・
石は県境を現していたのです。
これが境界物件の二つ目。
見晴台からは群馬県側の山並みがかすんで見えました。
まぁ梅雨時らしい光景でしょうか。
さて、境界物件の極め付けの?三つめのスポット、峠の茶屋です。
赤いラインはお店がひいたものですが、それはもちろん県境で、
右は長野県、左は群馬県。
しげの屋、ここが県境、とアピールしています。
赤い県境ラインは、お店の中を通って、デッキになったテラスに延長され、
ここで終わっていました。面白いところです。
お天気が今ひとつで、展望は有りませんが、これで充分楽しめます
負け惜しみを言っているのですが・・・(笑)。
さらに、もう一つ面白いものが有るのですが・・・
ここは何処でしょう。
答えは、茶屋のトイレ、個室からの眺めでした。
意表を突く奇抜さで、新しくて綺麗、展望が有ればさぞかしというところ、
なかなかのセンスではありませんか。
さて、続きは赤バスに乗って旧軽井沢に降りてきました。
昔の旅人なら大変ですが、あっという間に。
中山道だったところのメインストリートをぶらぶらします。
参勤交代が通ったという江戸時代の面影は全くなく
お買い物ストリートになっていましたので、
ここはさらっと通過。
教会にもちょっと寄って、
かの有名なテニスコートはここでした。
おじさん二名がいらっしゃいましたが、
それではちょっと・・・。
続きは傍にある室生犀星の旧居です。