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5日目(その1:知床→網走)

2006年7月3日(月)
 「ホテル知床夕陽の当たる家」に泊まった翌朝です。
部屋の下を見ると「エゾ鹿」が草を食べて「朝ごはん」中です。
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↓全部で5匹います。周りは倒木が有ったり、草が自然に生えていてワイルドな感じですが、
ホテルのすぐ下です。エゾ鹿は野生のものです。餌付けしている訳でありません。
・・・じっくり食べていますので、下に降りて間ぢかに見る事にしました。
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↓近づいても逃げません。人間には慣れているようです。
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↓5匹また集まってきました。
 昨日バスでウトロに帰る途中のバスガイドの話・・・・。
「今日、ヒグマが小鹿を咥えて、道路を引きずっているのを、地元の人が目撃したそうです。
ヒグマは草食だけでなく何でも食べるようです。特に小鹿はヒグマの好物らしい。」
 知床らしいワイルドな話題でした。ヒグマはやはり森の帝王。
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↓「ホテル知床夕陽の当たる家」
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↓ホテルの前はキャンプ場です。・・鹿のいた「崖側」とは反対側です。
早朝、キャンプをたたむ人達とお話ができました。写真に写っているのはバイクで北海道一周している方です。他に、なんと、鹿児島から!「自転車で!」日本一周している方もいらっしゃいました。凄い・・・。
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↓朝、部屋からの景色ですが、正面奥の岩が「亀岩」で、バスガイドさんが霧の中、「想像して」とナイスカバーした岩です。
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↓さて、また早立ちです。お弁当におにぎりを作ってもらって、バスターミナルまで送っていただきました。7時10分発の斜里行き路線バスに乗ります。
地元の中学生や高校生が乗ってきます。
途中のバス停の名前がユニーク。「小松宅前」・・・個人のお家の名前?
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↓途中の景色。一直線の防風林が見事。
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 バスはJR斜里駅に8時に着きました。
駅の待合室で羅臼小学校の修学旅行生と一緒になりました。
羅臼 は知床の町でウトロとは知床峠を挟んだ南岸側に有ります。地図はこちら。根室海峡を隔てて国後島が向かいです。
小学校6年生で網走に行くらしいのです。純朴な感じです。
↓列車は8時34分発の網走行きです。
しばらく海岸沿いに行きますので、知床半島が良く見えます。
晴れているので、羅臼岳~硫黄山までよく見えます。
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 結局、釧網本線には、旅行第2日に釧路~釧路湿原(下車)~塘路(下車)~摩周(下車し屈斜路泊まり)と乗車し、第4日に摩周~斜里(下車し知床泊まり)
そして、第5日に斜里~網走と延べ3日、回数では5回にわたり169kmを乗ることになりました。
釧網本線はhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%A7%E7%B6%B2%E6%9C%AC%E7%B7%9A(Wikipedia)参照。

↓列車は原生花園のオレンジ色の花の中を走ります。
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↓修学旅行の小学生たちとお話が出来ました。
行き先は網走で近いのですが、色々盛りだくさんで、カヌーに乗ったり、いかだに乗ったり、牧場体験等の楽しそうなプランのようです。
 小学生たちは大部分が羅臼の漁師さんの子息のようです。
昨日のバスガイドさんの話では、国境を隔てて漁をするのは、最悪ロシアの「拿捕」覚悟で大変のようですが・・・
 子供達に「知床旅情の歌」を知っているか、聞いてみましたら「知らない」とのこと。名曲と思うのですが・・
流行ったのは「大昔」1971年(S.46)。勿論今の6年生は生まれていませんし、その親もこの世にまだ存在しなかったかも・・
知床の岬に はまなすの咲くころ
思い出しておくれ 俺たちの事を
飲んで騒いで 丘にのぼれば
はるかクナシリに 白夜は明ける
  森繁 久弥さんの自作自演曲で、加藤登紀子さんも歌いました。 
「知床旅情の歌」・・・MIDIで音が付いていますので聞いてみてください。(・・・momo-mid.comから)
↓ハマナスは釧路湿原では見ましたし、ウトロにも咲いていましたが、列車からはちょっと判りません。ルピナスが車窓から見えます。
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↓広い原野、馬が放牧されていました。
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↓列車から後ろを振り返ると・・・
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↓一直線の線路の向こうに、斜里岳がまだ見えていました。
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↓斜里から44分間で、網走駅に9時18分着。
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↓乗っていた小学生も下車しました。
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↓写真右手の列車石北本線「オホーツク4号」9時30分発旭川行きに乗り換えです。
石北本線はhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E5%8C%97%E6%9C%AC%E7%B7%9A参照。(Wikipedia)
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(続く)
by ciao66 | 2006-07-15 00:15 | 北海道旅行 | Comments(2)
Commented by futakiです at 2006-07-17 12:39 x
知床旅情をサウンドバックに今ここまでブログを拝見いたしました。素晴らしい!ですね!!こんなに美しい旅情が、まだまだあるなんて、今後のブログを目をはなせませんね(*^。^*) 
Commented by ciao66 at 2006-07-17 19:40
6日目の美瑛の美馬牛(びばうし)の田園風景も素晴らしかったです。
ところで、「知床旅情」の歌ですが、我が娘も??状態・・知らないようでした。
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