2006年7月1日(土)・・続き
屈斜路原野YGHの紹介で、「六風舎」(りっぷうしゃ)のカヌーツアーに申し込みました。宿に迎えに来てくれて、今から釧路川源流の2時間ツアーの出発です。
カヌーは3人乗りです。ガイドが後ろに乗って、「操縦」してくれますので乗っているだけでok。
↓「浮き輪」みたいなジャケット・・救命胴衣か・・を身に着け、カメラは防水バッグに入れて・・・・ガイド:「2~3年に一度は、アクシデントで船が<ひっくり返る>ことがあります。」と
・・・そのときはそのときと・・・・・出発です。
出発地点は屈斜路湖のコタンの湖畔です。
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正面に見えている橋の下を潜って行きます。ここが釧路川のスタート地点です。
湖の上は流れが無いので3人で漕いで行きます。
25,000分の1地形図・・・地図を下にスクロールすると釧路川源流の地点です。
↓すぐに釧路川に入りましたが、源流らしく、両側には木々が生い茂り、何とも言えない美しい自然のままの景観です。
↓水は透き通っていて、魚が沢山泳いでいるのがよく判ります。(黒く長いのが魚です)
↓鳥の声を聞きながら、行くのは気分が良いです。
時々は、川に向かって生えている木々が頭上に迫りますので、身体を屈めてやり過ごしながら行きます。
川の中には大きな「倒木」があちこちに有ります。
↓しばらく下った後、ちょっと休憩に、冷たい湧き水のある所に停泊しtea timeです。
↓二つ目の橋を潜ります。(緑橋)
↓空は青く気持ちがいい。風のほうも気持ちよく吹いています。涼しい。午前の自転車ツアーが暑かったので生き返った感じです。
↓最後は、直線コースでちょっと急流になっている所を行きます。
急流で「ざぶ~ん」と水を被るかも、とガイドに言われていましたが、実際足元に「ざぶ~ん」と来ました。これもちょっと面白い。
美留和橋を潜ったところでカヌーは終了、陸に上がります。
ここの流れが急なのは写真でも見えます。
ガイドの奥様が車でお迎えに来てくれました。
奥様「天気が良くてよかったですね」・・・私「天気とガイドに恵まれて素晴らしかったです」
カヌーを乗っけて戻りますが、2時間かけて下ったのは7kmくらい。車で戻る時間は、まあ5~6分くらいでしょうか。
時間をかけて下った分、その差は「贅沢な時間」だった感じがします。
上陸地点は
ここ(マークのところです)
↓
六風舎の建物です。この建物、ガイド社長が「自分で」作ったそうです。B&Bもしている。
↓ 六風舎のあるコタンはアイヌの集落があったところで、「コタンアイヌ民俗資料館」が目の前にあります。ちょっと覘いてみました。
アイヌ語講座の本が置いてありましたので貰ってきました。ひまがあれば見てみようと・・・
↓「アイヌチセツ」と呼ばれるアイヌの住居。もちろん展示用で、住んでいるわけではない。
見学の後、屈斜路原野YGHに送っていただきました。車なら5分くらいのところ。
↓屈斜路原野YGHには予定通り、「連泊」しました。
翌朝(2006年7月2日)の朝、霧に包まれた景色も幻想的で素敵です。
↓ちょっと霧が晴れてきました。
こちらには日が差してきて、向こうのほうには霧も残っている、ちょっと面白い景色です。
↓近所を散歩しましたが、ルピナスの花が咲いています。
(知床編に続く)