ピーチ・アビエーションに乗ってまた関西へ行ってきました。
写真は大阪湾のどこか、間もなく関空に到着です。
南海に乗って難波で近鉄に乗り換え、東大阪市の小阪で降りました。
司馬遼太郎記念館へ行く途中にある小さな公園です。
ここは司馬遼太郎の碑がある場所です。
小学校の教科書に司馬遼太郎の文章が掲載されていたとは知りませんでした。
くねくね曲がる道、古い街です。
なぜこんな道なのか・・小坂神社の方向へ行きます。
地名は小阪なのに歴史のある神社は小坂・・・昔大坂だった大阪と同じパターンです。
道端の菜の花。あちこちにあります。
地元の方が司馬遼太郎を偲んでのことですが、目を楽しませてくれます。
小坂神社に到着です。
神社横の雰囲気ある道です。
昔は大和川が東大阪を通っていたというのは知っていましたが、
ちょうどこのあたりだったようです。思わず歴史散歩になりましたが、
道が不連続な不思議な曲線を描いていたのはその名残りでしょう。
間もなく司馬遼太郎記念館です。
春の花が目を楽しませてくれます。赤はボケの花?
地図を眺めてわかる河川跡です。小坂駅から南東に伸びるラインが旧川道で、
江戸時代の初期までは神社の西側は大和川だった!
ここは司馬遼太郎が20年前に亡くなるまで住んでいた家です。
今に残る表札。司馬遼太郎自筆です。
花も樹木も一杯のお庭です。
本物の書斎が今もそのまま残されていて、外から見ることができます、
司馬氏が執筆していた姿を想像しました。
司馬遼太郎の蔵書はなんと4万冊もあるそうです!
家の中には入れませんがその隣に記念館ができています。(写真は入口の部分)
ここでは蔵書のうち約2万冊が安藤忠雄氏設計の大書架に収められている姿が壮観です。
残念ながら撮影禁止なので、
こちらの建築作品集の三つめをご覧ください。
記念館では、置いてある本を読んだり、ビデオを見たりで
2時間ほど!ゆっくり過ごしたあと、
近くの別のスポットへ移動です。
「
喫茶美術館」です。
ここには司馬遼太郎の「街道を行く」の挿絵を描いた須田剋太画伯の絵が飾ってあります。
今時なかなか無いような、落ち着いた雰囲気の喫茶店でした。
ここにあるのは挿絵ではなく須田氏の抽象画です。
近鉄に乗って難波に戻ります。
特急でもないのにクロスシートがメインの電車が来て意外でしたが、後で調べたところ
混雑時にはロングシートに転換する、5800系でした。
泊まったのは淀屋橋のアパヴィラホテルでしたが、とっても狭い。とっても高い。
外国人観光客急増の大阪とはいえ、ここが一泊15,000円(しかも朝食なしで)とはびっくりでした。ここで2泊。
夕食は近くの沖縄料理店へ。
沖縄といえばチャンプルーでしょう。
泡盛初体験でした!
「うろうろ関西編」は次回に続く。