鞍馬天狗で有名な鞍馬山ですが、参道には赤い灯篭が並んでいます。ちょうどお昼前、
これから山越えして貴船まで行けるかどうか、京都の山登り3つ目の開始です。
建物の真ん中を石段の参道が通ります。
門になった建物をくぐると、火祭りで有名な由岐神社というところ。
参道は緑と朱色の対比が美しい。
更に登ります。
こんどは急な階段が現れ、そこを上がると、
展望スポットから比叡山?(多分そのはず)が見えました。
更に、長い長い灯篭の階段を登り、
本殿金堂に到着です。
本殿金堂は大きすぎて全体像は写せません。
時刻は12時17分、鞍馬駅を出発してから30分経過したところ、順調に行っているので、余裕は有りそう。このまま奥の院に向かい、山越えすることにします。
途中に有ったのが、「義経公背比べ石」です。
天狗と修行した牛若丸の伝説の場所!
ここからはもう下り坂、意外なことに山越えした先が奥の院でした。
「背比べ石」から山を下って大杉権現に到着です。
このコースは結構人気で、観光客多数なのでした。
大杉権現はスタート地点の仁王門から1674mです。
ここまで来れば、目標の貴船には806m。もう楽勝です。
鞍馬天狗というのは昔の映画と思っていたら、
同じ題名の謡曲が有ったとは知りませんでした。
「木の根道」を行き、
下り道は楽ちんなようで、膝に負担がかかるので、急がずに降りて行きます。
奥の院魔王殿に到着です。
金星からやってきたという!護法魔王尊がてここに祀られているそうです。
あたりに並ぶ石塔。
スギが美しい山道を下り、
時刻は後1時、やれやれ下山しました。
出発点だった鞍馬駅からの所要時間は1時間少々と、
想定よりもだいぶ早かったので、ゆっくり食事もできそうです。
さて、どこか良いところは無いかと・・・貴船川に架かる橋を渡ります。
「貴らく」というお店で尋ねたら、気軽なコースがあるというので、
「川床」で京料理を食べることにしました。
この日は9月30日、今年の「川床」の最終日だったと聞いて、ラッキーと思いながら、
貴船川を眺めてしばし待ちます。
出てきたのは、鮎と湯葉。
ハモとアマゴです。
京都らしいお味の山水御膳は3,880円、表の品書きにあったのは7,000円以上でしたので、隠しメニューかも?でも、私にはお手軽で丁度良かったのです。
このあと、貴船神社にお参りします。参道を登ると、
先ほどの川床の付近が眼下に見えました。
紅葉時は綺麗だろうと想像するのですが、緑のモミジもまたよし。
本殿にお参り。ここは水の神様、縁結びの神社だそうです。
これで1泊2日で予定したところは全部見て歩き、あとは帰るのみです。
ここは京都の北のはずれなので、関空まではちょっと遠いのです。
2時頃のバスで貴船口に出て、叡電に乗り、出町柳で京阪に乗り換え淀屋橋に出て、
気分転換に中之島公園のバラ園をちょっと見て、難波から南海で関空に午後5時到着、ピーチエアに乗って仙台空港には午後8時到着でした。