天王山を降りて嵐山にやってきました。
向こうに見えるのは渡月橋、ちょうど日没の前くらいですが、
期待した夕焼けはなく、静かな夕暮れです。
少し前に時間は戻り、阪急の嵐山駅です。
風情ある灯篭風のあかりが迎えてくれました。
駅を降りてまっすぐに渡月橋には向かわずに、法輪寺に来ました。
紅葉時にはさぞ美しかろうと思われるのですが
この時期なりに、緑のカエデも風情があります。
法輪寺の階段を上る途中に有るのが電電宮。もともと雷の神である「電電明神」で、電気・電波だけでなくコンピュータ関係者からも信仰を集めている、という珍しい存在・・・お参りしました。
本堂です。ここは虚空蔵さんなのでした。
渡月橋から
大堰川(おおいがわ)沿いに上流へ向かうと、保津川下りの船が並んでいました。
嵐山の付近だけは大堰川、この上流は保津川、渡月橋から下流は桂川、
さらに下流は淀川なのですが、なかなか難しいのです。
さらに上流へ散歩します。
対岸は天龍寺なので観光客が多いところですが、この道はとても静かです。
しだいに日暮れの雰囲気になってきました。
ちょっと寂しい風景ですが、これも風情があります。
静かな夕暮、静かな嵐山・・・
対岸には保津川下りの最終便でしょう。接岸していました。
風情ある茶店に到着です。
もう営業時間は終わりかけ、お店の方はすっかり片付け中でしたが・・・
わらびもちなら出来ますよ。ということで滑り込みセーフ。
この日の最後のお客さんになりました。
こんな静かな嵐山は見たことなし。
ゆっくり一休みして、いい散歩になりました。
すっかり日暮れです。
暗くならないうちに引き返します。
今はいいけれど、暗いとちょっと怖そう。
お客さんを降ろして仕事を終えた船でしょう。
静かな夕暮です。
渡月橋の向こうには比叡山のシルエット。
ほんのり染まった空。
渡月橋を渡って嵐電の嵐山駅に到着すると、
知らないうちに和モダンな駅舎に変身していました。
嵐電の大宮駅で下車し、ここから阪急に乗り換えて、
四条烏丸の大丸京都店の中にある「田ごと」で夕食です。
ケーキなどでカロリーオーバーでしたので、控えめなボリュームにしました。
以前にもここで食べましたが、上品なお味で良かったのです。
泊まったのは
ヴィアイン京都四条烏丸でしたが、改装したばかりで綺麗だったし、
一泊6400円でコストパフォーマンス良しでした。
次回はこの旅、2座目・・・東山の大文字山登頂記です。