ドイツ旅行記は1回お休み、ガラッと気分を変えて、東京の一泊旅行の巻。
何十年ぶりに来た歌舞伎座は外観は以前と同じ印象、夜景が綺麗でした。
七月大歌舞伎(夜の部)は夏らしい怪談話で、玉三郎に海老蔵に中車(=香川照之)という豪華メンバー。
「怪談牡丹灯籠」は元々落語のネタ、落語が元の演目というのも珍しいのでは?
人情や人間の業というのもバックに控えながらも、客席に人魂も飛んだり、
下駄のカランコロンというちょっと怖い演出があったかと思うと、
元が落語だけに笑わせる場面も多数で、とても面白かったのです。
歌舞伎の後は、三井ガーデンホテル銀座プレミアに宿泊。
16階のロビーからの夜景です。
お部屋の様子です。
翌朝、部屋からの眺めです。右手は汐留のビル街、銀座8丁目は新橋のほうが近い。
近くは湾岸エリアと遠方は千葉の房総の山並みまで見えました。
野菜たっぷりの朝食です。
朝のロビーからの眺めです。
朝は10時ころまで開いているところは少ないので、どうしようかと考えて・・・
妻のリクエストで来たのは何処でしょう?
東京スカイツリー!
気分を盛り上げる演出です。
朝9時前、並ばずに入れました。
エレベーターで350mの高さへ。
エレベータは超高速なのにちっとも耳が痛くならないのは不思議だったのです。
さて南方向です。
西方向は皇居の向こうに富士山が見え、
下のほうに目をやると、隅田川と浅草寺の緑が見えます。
川沿いには金色のアサヒビールのオブジェも。
北方向には地図の形の通り、川の流れが見え、筑波山もはるか彼方に。
東武伊勢崎線の電車と並行してトンネルから抜けた京成電鉄の線路が足元に。
実は、来る前は、それほど期待はしていなかったのです。
私は東京タワーのほうが好みだと。
でも、やはり高い所は面白いね、という結論になったのでした。
下界に降りてきました。支える鉄柱です。
10時過ぎ、日本橋の
三井記念美術館に来ました。
「春信一番!写楽二番!」という題名でフィラデルフィア美術館から里帰りした浮世絵が展示されています。
私としては「写楽が一番!春信は二番!」だったのです。
丸い独特の目と表情が面白い。
前日歌舞伎を見た後だけに余計そう思いました。
美術館賞の後は、お向かいのコレド室町1の孫さんの店でランチです。
とてもお買い得で美味しかったのです。
次回はドイツ編に戻ります。