宮殿のようなロココ風の天井ですが、ここは宮殿ではなく教会、
ベルガモのドゥオーモです。
外観は裏から撮りました。教会なのでやはり十字型です。そして、下の外観写真のアール(曲線)の部分の窓が、上の写真の窓と同じところです。
クーポラ(=ドーム)の下は・・・。
曲線で囲まれた白と金の世界。
そして、ここにはフィギュアになったようなマリア様が!
時間は少し戻り、サン・ヴィジリオの丘から降りてきたところ。
表通りではなく裏通りを通って戻っているのですが、
ここの壁の微妙な曲がり方、なぜか目に新鮮です。
人はあまり通らない裏道。
表通よりも静かで、これもいい感じです。
(でも人がいないと絵にならないかな)
城壁の端に来ました。
やはり緑に囲まれた美しい街です。
先程の道に戻り、また壁の道が続きます。
一人歩いていると絵になります。
(これは晴れた次の日の写真です。)
裏道を通って、サンタ・マリア・マッジョーレ教会に到着。
ロマネスク様式の堂内の様子です。
マッジョーレという名前の通り、ドゥオーモよりもこちらのほうが巨大。
モザイクで埋め尽くされた天井と壁。
ここには青い目の団体ツアー客が次々とやってきました。
映画のスクリーンみたい?・・・祭壇です。
こちらはキリストが描かれたタペストリー。
聖母のタペストリー。
教会の後はドゥオーモに寄って、次はラジョーネ宮です。
みな同じ場所なので次々に回れますし、
雨が降りだしましたが、建物に入るので問題なしです。
赤い傘が一つ。
人がいると、なぜかほっとする写真になります。
カッラーラ美術館は閉館中なので、ラジョーネ宮に臨時的に移動しています。
(美術館は少し離れた場所なので、観光客にはむしろ都合よし?)
下のは最後の晩餐ですが、この絵は誰が描いたのでしょう?
赤い服のキリストを囲んで、テーブルは一直線の構図。
ダ・ヴィンチと同じ構図みたいですが、Alessandro Allori アレッサンドロ・アッローリという作家のもの。メディチ家をパトロンにした16世紀の画家ですが、鮮やかな色彩が印象的です。
この絵もアッローリです。
ここは階段が素敵だと思いました。
半分解放されている空間が素晴らしい。
さて、都合よく雨は止んで、これからB&Bに戻ります。
右手がB&Bの建物ですが、左手のお店の角を曲がると・・
そこは教会でした♪
教会の軒先?を商店街に貸していたのでしょう。
どんなところか入ってみます。
ちょうどころ良い大きさの教会です。
円形のクーポラももちろん美しいのですが、
こんな楕円のクーポラも個性的に感じて私は好きなのです。
そしてこの教会の特徴はフィギュア!
マリア様もちょっとふくよかなフィギュアの母子像ですし、
キリストも優しげなフィギュアに!
親しみを感じるフィギュアではありませんか。
この教会、ガイドマップにも名前は記載なく、グーグルマップにも書いていません。
名も無いはずは無いのですが・・・・。
次回に続く。