午後8時30分頃、にわか雨が降っていて、街明かりで舗道が光っています。
5月のイタリアでは、晴れてさえいればまだ明るい時間です。
その1時間前、外はまだ明るいのですが、向う側のボンテンピ通りから、ちょっと暗い建物の下の穴倉のような通路に入りました。
この穴倉にも名前があってヴォルテ・デッラ・パーチェ通りといい、穴倉を手前に抜けると通りは穴倉ではない普通の道になります。
ここLa Botteは泊まったホテル、アルベルゴ・アンナの奥さんのお薦めの店です。
暗い通路から、レストランの中が見えました。
穴倉から明るいところが見えて、ちょっとホッとします。
地下室風の店内にはまだ誰もお客さんはいません。このあと続々と来ましたが。
お勧めのセットメニュー、品目のチョイスはシェフにお任せにしました。
やってきたのは、うどんのような太い麺のパスタ。ウンブリアではなくトスカーナ地方の郷土料理のピーチ(Pici)というパスタの種類だそうで、お味もちょっとうどん風で、トマトソースのうどんみたいでした。
お肉はポークです。お味はまずまずで、ワインとお水をプラスしても14ユーロと、エコノミー。
食事は終わって、冒頭の写真の続きです。人気のない夜道を帰ります。
雨がなければ、なんでもない光景。雨降りならではの光と影。
ホテルの前に到着です。
アーチの光景。同じところを見ても、夜になると昼とは違う雰囲気が楽しめました
続きはいよいよペルージャの街をぐるぐる回ります。
(何回の連載になるか・・・多分7回以上はかかりそう)